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僕らの食卓 ~おかわり~

bokura no shokutaku ~okawari~

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表題作僕らの食卓 ~おかわり~

上田 穣、大学4年生
穂積 豊、24歳、会社員

あらすじ

恋人同士になって、これまでとは違う悩みや喜びを分かち合うようになった豊と穣。 そして、いつもふたりに寄り添う大切な家族、種くんとおとう。 あたたかい食卓を囲みながら繰り広げられる、心温まる恋と家族のおはなし。 描きおろしショートも収録して、大ボリュームでお届けする第1巻!

作品情報

作品名
僕らの食卓 ~おかわり~
著者
三田織 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344854048

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4.9

(41)

(37)

萌々

(4)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
201
評価数
41
平均
4.9 / 5
神率
90.2%

レビュー投稿数6

まさか「おかわり」が読める日が来るとは!!

続編連載のお知らせがXであったとき、震えました。

まさかこんなにも月日が経って、読めるとは!
しかも、背表紙に「1」と。

先生、編集部様、関係者各位ありがとうございます!!



相変わらずの温かい空気に、こちらの心までホッと和んだ「おかわり」。
でも確実に2人は。
上田家の面々たちも、成長していましたね!!

ご飯が美味しそうすぎて、このお話を読むと、ちゃんとした四季折々の料理を作らねば!! などと、料理苦手マンに刺激が与えられるわけですが。


そんな中で今回は、穣の過去の相手とか、亡くなった母親のことだとか。
そういった過去、色々荒れてた時期の穣の部分―シリアスでナイーブなエピソードが描かれております。


豊の存在が穣にとって救いになるわけですが、穣が度々発する言葉が、そのシーンでは何気ないように通り過ぎていきます。
けれど後々、このセリフはこういう意味が含まれてたんだ!! と、豊と同じくハッとさせられます。


そして読み終わる頃には、確実に2人は恋人で、家族なんだなあとしみじみ。
このお話は、本当に胸がじわりと温かくなっていきますね。

次巻、2人暮らしを始めることにした2人がどんな生活を送り、どんなご飯を食べるのか。
今からとても楽しみです。




0

日常が当たり前ではないことを教えてくれる

待望の続編...!!!

実写化が苦手なのでドラマは拝見していないのですが、実写化記念に読み切りを執筆された際に、今なら続編が描けそうだと感じられた旨があとがきに書いてあったので、実写化さまさまだなと思いました。
ありがとうございます。

さて、「今日まで生きてこられて良かったな」と感じることって個人的にはそんなに多くないのですが、三田織先生の御本を読んでいるときは毎回そう感じます。
辛いときに慰めるのではなく、歩いていくための力をそっと与えてくれるような...そんなお話ばかりですよね。

まだ続きが読めるなんて、幸せすぎます。
1巻の終わり、種くんが中学生になっているシーンまでの色々を描かれるとのことで、楽しみにお待ちしております。

1

待ったかいがありました。

前作から7年、大好きな彼らが帰ってきました。まさかの続編な上に、まだまだ続くようで感謝しかありません。

もちろんストーリーも素晴らしく、恋人になった2人の初々しさとイチャイチャ甘々に興奮しっぱなしです。過去の男が登場して引っ掻き回してくれますが、それすらも想いを深めるスパイスになってくれて、どうぞどうぞという感じでした(笑)。

そして、可愛い弟君の成長と愛情溢れるおとうに、癒されまくりでした。家族ぐるみのお付き合いも良かったですね。

お付き合いが続く中で、徐々に過去の傷が癒えてきて、それぞれの季節を楽しめるようになった穣君。これから本格的に就活が始まり、春からは同棲も開始して、彼らの未来が楽しみで仕方ありません。これからも、ずっと見守り続けるつもりです。

1

種くんが成長しつつも相変わらず可愛い!!!

優しく柔らかく穏やかな世界の中にちょっとピリッとしたり苦しかったりぐわーっとどうしようもなく気持ちが盛り上がるシーンが散りばめられたまさに三田織先生ならではの1冊でした。

前巻でさみしい気持ちを抱えた豊と穣一家が出会ってご飯を通じて寄り添って家族みたいになって、さらに晴れて恋人になった2人。そんなみんなの続編です。

前巻同様2人やみんなの掛け合いがゆるくてかわいくて思わずほっこりにっこりしてしまう僕らの食卓ならではの世界観は相変わらずそこにあってすごく嬉しかったです。そんな中でも確実に種くんが成長していたり、穣と豊の関係や気持ちが進展していたりと色々な変化が見えて、それもまた嬉しい。
とくに恋愛初心者の豊が穣をどんどん好きになって、好きで好きでたまらない!!とぐわーっとなってるのがものすごく伝わってきて嬉し恥ずかし大興奮でした!

そして新キャラ、穣が一番辛かったであろうときに深く関わっていた男の登場。三田織先生の作品の中では珍しく目に光がなく真っ黒な瞳がとても印象的で出てくるたびにぞわっとしました。これ以上彼が絡んでこじれないといいな~と強く思います。
まだ彼らの物語が続くとのこと、本当に楽しみです。どうか幸せでいっぱいの2人がもっと見られますように!!

2

会いたかった豊穣カップル

そして種くん!!

表紙の時点で気づかなかったんですがなんとも嬉しいことに続くんですね!あー三田先生ありがとうございます!

変わらず2人の思い遣りあいがすばらしく、季節感、おいしい食べ物、ヤキモチなんかもあったりして、あーーー素敵ーーーーってなります。

前作ではちょこっとだけ登場した意地悪な豊の兄が唯一の悪役でしたが、今作ではなんと穣の元カレ!!いや元カレてかセフレというか。癖のあるやつです。

少し2人の関係に影を落としますが愛の力です!豊やったんさい!てなことでそいつにやり返した豊の力強さはなんか勇ましかったです。

穣が就活に悩んだり、2人のエチなんかも描かれたり、一歩進んだやりとりなんかも見えちゃったり、移ろいゆく季節の中で切なくなったり楽しくなったり、素敵な家族です。
豊が家族運に今まで恵まれてなかった分、穣家族の包容力といったらもう、です。

種くんが少し成長してかわいかった言い間違いに補正が入るのは豊はさみしくなったみたいですがほっこりしました。時間の経過も見えてなんかこの一冊でこんなにたくさんの出来事をみることができてなんて贅沢なんだと思いました。

2巻も楽しみです。

4

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