コミック

  • ばらのアーチをくぐってきてね

ばらのアーチをくぐってきてね

bara no arch wo kuguttekitene

  • 同人
  • 電子書籍【PR】

表題作ばらのアーチをくぐってきてね

山田,27~28歳,社会人(工事屋さん)
鈴木千尋,18~19歳,高校3年生~大学生

その他の収録作品

  • 18と27の秋
  • 18と27の冬
  • 18と27の春
  • Canna vol.42より再録 少年と山田~少年じゃなくなっても~
  • 19と28の秋
  • あとがき

あらすじ

商業コミックス「山田と少年」番外編

付き合う二人の日々を一年にわたって、季節ごとにアルバムのように並べたイメージの本。

作品情報

作品名
ばらのアーチをくぐってきてね
著者
三田織 
媒体
漫画(コミック)
サークル
Origami<サークル>
ジャンル
オリジナル
発売日
4.7

(113)

(92)

萌々

(18)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
16
得点
541
評価数
113
平均
4.7 / 5
神率
81.4%

レビュー投稿数16

もう在庫がないらしいので♡

大好きな「山田と少年」の同人誌
「ばらのアーチをくぐってきてね」のあらすじを書きます♡
ばっちりネタバレです!ご注意くださいね

●18と27の秋
公園を散歩する2人
千尋が山田さんに「受験終わるまで会うのを控えたい」と言います
「山田さんといると山田さんのことで頭がいっぱいになるから」って♡
山田があっさり「分かった。勉強がんばれ」って言うと
千尋は「山田さんあっさりしてる。オレと会えなくても平気ですか?」
って自分から言いだしたのにションボリ。。
山田は千尋を落ち葉の山に押し倒して
「本当はずっと一緒にいられるように押入れに閉じ込めておきたい」
「けど、大人なりにそーいうのガマンして言わないようにしてるだけなんですけど」
「全然平気じゃないよ」
見つめ合い千尋からちゅっ♡
●18と27の冬
クリスマスイブ。受験勉強をしている千尋に山田からラインが来る
「今何してる?」「数学の勉強。山田さんは?」
「友達とクリスマスパーティー」「こんなの」→山田と友達の仮装してる写真
「んでパーティーしながらずっと千尋のこと考えてた」
うあ~会いたいなぁってなってる千尋の部屋の窓に
小石がカツンカツンってあたる。外を見ると山田が手を振ってる
慌てて外に出る千尋に山田はどーしても千尋に会いたくなったから
パーティーを抜け出してきたと言う
山田に「クリスマスプレゼントちょーだい」って言われて
「今日はオレ何も。。」ってあせる千尋に山田がちゅっ♡
2人抱き合う♡部屋に戻った山田。千尋を充電完了して
肌ツヤよくなっててみんなビックリ♡
●18と27の春
卒業式の後山田の部屋に寄った千尋
外は雪が降り出す。ぴったりくっつく2人
山田が「卒業と合格のお祝い何が欲しい?」と聞くと
千尋は「山田さんがいれば何もいらない」「待っててくれてありがとう」って( *´艸`)
甘く盛り上がるかと思ったら謝恩会に戻る千尋にガッカリ山田(笑)
●少年じゃなくなったとしても
山田と付き合い始めて1年の千尋
幼馴染に合コンに誘われてもいつも断るけど
山田とのことは言えない
千尋が山田の部屋に行くと山田は部屋の物件情報を見ていて
この部屋はせまいしする時に背中も痛いから引っ越そうかと言う
エチする流れでシャワーを浴びに行く山田
待っている千尋は幼馴染にも言えない関係を思い
山田もこんな居心地の悪さを感じているのかと悩む
シャワーから戻った山田のスマホに友達から電話が来る
山田は「週末は千尋が来るからかけるなって言ってるだろ」と言う
山田はあっさり友達に千尋の事を話していました♡
千尋は山田の事を本当に好きだと改めて思う(*´▽`*)
翌日千尋は
「引っ越しの話ですけど、オレも就職して稼ぐからそしたらいつか2人で。。」
って言う。山田ニッコリ♡
●19と28の秋
先輩の結婚式でブーケトスの花が当たった山田
部屋に戻ると千尋が料理をしている
山田のスーツ姿に激萌えする千尋♡
山田はブーケを千尋に渡し「幸せになれるらしいよ」って
言いながらこめかみにちゅっ♡喜ぶ千尋
千尋は「今日お母さんに話した」って言う
「お母さんなんて?」「話してくれてありがとうって」
「それと山田さんにどうぞよろしくお願いしますって」
「じゃあ俺からもお母さんに伝言」耳に口を寄せ
「一生大切にするんで安心してください」
千尋感動して「はい」って涙ぐむ
そこからエチシーン突入♡
後日不動産屋の張り紙の物件情報を見る2人
山田が気に入ったのは入口にバラのアーチがあるマンション♡
「今のところよりロマンチック♡」
すてきやんとはしゃぐ山田と
ノリノリな山田にビックリな千尋でした( *´艸`)
♡終わり♡長文失礼しました

20

「山田と少年」その後の幸せアルバム

ふたりのアルバムを こそっとめくるように 楽しんで頂けたら…
ページをめくるとまず、三田織さんのそんなコメントがあります。

コミック後のふたりの、日常の日々やイベント日や節目の日の、
短いエピソードやイラストが綴られていて、
本当にアルバムを見ている気分になれる、とても素敵な1冊でした。


■18と27の秋(18歳の千尋くんと27歳の山田さんの秋の話)
受験が終るまで、しばらく会うのを控えたいんです…
秋の公園を歩きながら千尋くんがそう伝えると、山田さんは…

落ち葉の降り積もった公園での、触れるようなキスに…キュン♡

■18と27の冬
クリスマスイブの夜、受験勉強を頑張っている千尋の元に、
友達とのクリスマスパーティーを抜けてきた山田さんが、
サンタの帽子を被って会いに来てくれて…

■18と27の春
卒業式の後に山田さんのお家に行った時のエピソード。
受験中に会えなかった分、くっつくこうとする山田さんだけど…

■少年と山田~少年じゃなくなっても(Canna vol.42より再録)
大学生になった千尋は、山田さんと付き合ってもう1年。
知れば知るほど山田さんの全部を好きになっていって、
本当は皆に自慢したいくらいなのに、
現実では幼なじみにも打ち明けられず居心地の悪さを感じていて…

山田さんが実はあっさり友人に千尋のことを話していて、
それを千尋に自然体で伝える様子がすごくいい。
Hする前に布団の上でギュッとした時の、千尋の顔が、
ほんとに幸せに満ちていて、あぁ…なんて愛おしい表情だろう。

■19と28の秋
友人の結婚式に出席した山田さんが、ブーケをもらって帰ってきて…
山田のスーツ姿にトキメク、乙女な千尋が可愛すぎます♪
そして夕食後、
千尋がお母さんに山田さんのことを話した、と打ち明けてきて…

その後に体を繋げながら嬉し涙を流すふたりが、もうもう……!!


最後に、
本のタイトルの意味も分かって、さらにキュンときてほっこり。
ばらのアーチを毎日くぐって、ふたりはずっとずっと幸せだろうな♡

早く通販が始まって、
沢山の皆さんの手元にもこのふたりの幸せが届きますように…

16

めぐる季節の中で

コミックス『山田と少年』の番外編。
BLに限ったことではなく、
本を読んでいて、こんな恋がしたい!とは滅多に思わないのですが、
山田さんと千尋くんを見ていたら
こんな恋がしたいなあ、恋って良いなあと思えるから不思議。
わたしにとって”やまちひ”は、特別大好きなCPなのです。

この同人誌に描かれている小さな物語たちには
取り立てて大きな事件は存在しません。
めぐる季節の中で、
自分がすべきことをきちんとこなしながらも
お互いを尊重し、大切に愛情を育んでいるふたりの姿が、
やさしく、抱きしめたくなる程やさしく描かれています。

山田さんって千尋くんを溺愛してるなあ、とか
さすが年上、覚悟を決めていてカッコいい!(でも意外と乙女☆)とか、
千尋くん、大学に行って髪を染めたんだ!とか
大好きな山田さんに甘えていて可愛い♡等々
季節と共に描かれた何気ないふたりの光景が新鮮で心地良くて、
何より、一コマ一コマがひどく愛おしくて...
読み終わって、ふと気が付くと、目頭が熱くなっていました。

わたしは今まで書いてきたレビューの中で、
自分がした評価に対し、一度だけ後悔をしたことがあります。
それが『山田と少年』の評価でした(萌×2としました)。
今まで...今もなのですが
神評価にしなかったことがずっと引っ掛かっていて。
そんな想いを引きずった中で、三田さんがもういちど
山田さんと千尋くんに会える機会を作ってくださったことが
本当に嬉しいし、感謝してもしきれません。

めぐる季節の中で、これからも
ふたりはやさしい物語を紡いでいくのだろうと思います。
そんな心地良い幸せな読後に包まれた今作。
今度こそ迷いはありません。声を大にして言います。
評価は”神評価”、です!!

13

尊すぎて泣ける…

この二人に思い入れが強いせいか、読んでて泣けてきてしまいます。
私の中でベスト尊いカップルは彼ら二人かもしれないってくらい好きすぎて、思い入れが強すぎてなかなかレビューが書けなかった。
そしてこのレビュー書くために読み返して、また泣いてる。(悲しいシーンは一つもないです)

彼らのためならいくらでも泣けます。幸せが詰まってて泣ける。
大好きって思い合う気持ちが、こんなに紙面に溢れてて読み手の心を揺さぶってくる話ってそうないような気もする。

エピソードは18歳と27歳の秋、冬、春と千尋の受験と卒業に絡めたものと、cannaの42号に収録されていた番外編、19と28の秋の計5つです。
この中でもcannaの42号と「19と28の秋」が素晴らしく良くて、涙無しには読めない…。
どちらも周囲へのカミングアウトについて描かれているのだけど、山田の千尋に対する愛情や隠れ男前度が全開です。
山田って派手な男前行動はしないんだけど、色々な苦悩とかそういうのを一切見せずちひろと生きると腹を決めているところなど、隠れ男前だと思うんですよね。
二人がしっかりと幸せに向かって進んでいる様子が描かれています。

あぁもっともっと季節に絡めた様々な細やかなエピソードを、そして彼らの一生を読みたいよ〜。

この喉から手がでるほど欲しかった同人誌が電子化されて本当に感謝しかありません。読めて本当に幸せです。
そしてさらに欲張りなことを言えば、cannaの50号に掲載されていた番外編(9年後の彼ら)がこれまた素晴らしいので、いつかこれも単話売り、或いはどこかに収録されてもっと多くの方に読んでもらえればなぁって思ってます。
それから三田さんのブログの2016年10月25日に9年後の彼らの四コマが載ってるんですけど、これも必見です。

9

入手を諦めていた同人誌。電子化してもらえるなんて!

Cannaさん何故突然電子化してくれたんだろう。
手に入れるのはもう無理だろうなって諦めてたからとても嬉しいです!
50ページ税抜300円。
大体の電書ストアで購入可能です。
Cannaコミックスの電子版同様に修正は白抜きになっちゃってますが、小さいコマ1箇所だけなのでそこまで気にはならないかと思います。

「山田と少年」のその後。
コミックの本編と描き下ろしの間のすっぽり抜けた期間(=千尋くんの受験勉強期間)と、描き下ろしのその後(=千尋くん大学入学後)が少し読める同人誌です。
薬学部を目指す千尋くんが勉強に専念するために会うのを我慢するふたり。
無事千尋くんが大学生になって、ふたりの将来を考え始めるふたり。
後半に千尋が大学を出てちゃんと就職して稼げるようになったら一緒に住もうと約束するエピソードが入っているのだけど、この続きがCanna50号に載ったあのお話(=山田35歳、千尋26歳『付き合って9年、同棲して1年』記念日の翌朝のお話)に繋がるわけですよね。
千尋は薬学部に入ったから6年制なのかな?
じゃあ24歳で卒業して、1年働いて、そしてついに念願の同棲スタート・・・って感じなのかな?
山田さんよく待ったね!!

・・・なんて時間の流れを頭に思い描きながら読むのがすごく楽しかったです。
気付けばなんだかページ数以上にふたりのストーリーが頭の中で広がっていました。

読めてよかった♪
Cannaさん電子化してくれてありがとうございました!

7

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP