僕らの食卓

bokura no shokutaku

僕らの食卓
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神182
  • 萌×237
  • 萌9
  • 中立5
  • しゅみじゃない1

52

レビュー数
22
得点
1090
評価数
234
平均
4.7 / 5
神率
77.8%
著者
 
媒体
コミック
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
バーズコミックス ルチルコレクション (コミック・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥700(税抜)  ¥756(税込)
ISBN
9784344838635

あらすじ

※12/24→1/24に発売日が変更されました。
人と食事をするのが苦手な豊が、ある日公園で出会ったのは歳の離れた兄弟・穰と種。一緒にご飯を食べるようになった三人は…。

表題作僕らの食卓

?上田穣・大学を休学して子育て中・23才
?穂積豊・会社員・23才

その他の収録作品

  • 「僕らのそれから」描き下ろし
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数22

もっとこういうBLが増えて欲しい

色んなシーンで泣けました…。

この作品、私がメンタルが弱っている時に読んだのですが、登場人物が本当に自分と重なっている所がいくつもあり、そして救われる…。

何だか読んでいる私まで、救われました。出会えて本当に良かったです。先生の作品は本当に優しくて、泣けるんですよね。今の所、先生の作品でNo.1好きな作品です。

近年18禁作品も増えてきて、良い事ですが、私はエロなしBLももっと増えて欲しいと、この作品を読んで強く思いました。

先生のお人柄が伺える、とっても優しくて、幸せな世界…。続編があればいいなぁ…。

とにかく、種くんも可愛くて、物凄くデトックス&カタルシスを感じさせて頂きました。

私も土鍋でご飯炊いてみようかな…

ていうかもっとエロなしBLもっと増えて欲しい!
そんな温かい素敵な作品でした。



1

おにぎりが食べたくなります

何度でも読みたくなる、温かくてやわらかな作品です。
絵とお話がぴったり合っていて、これ以上ないくらいです。

おにぎりがきっかけで、一緒にご飯を食べるようになった穣と弟の種と豊。
穣と豊が少しずつ距離を縮めていく過程がとても自然ですんなり読めます。
穣は子育て、豊は家庭環境でそれぞれ苦労していたからこその、幸せ。
種ちゃんや穣と種のお父さんにも、豊はすごく救われます。
最後は、うるっときちゃいます。
続きがあったら、ぜひ読みたいです。ごく普通の日常がいいな。
ラブラブもぜひに。

個人的に、上下に分かれている扉絵が好きです。すごくほっこりします。
特に、種ちゃんとお父さんが腹踊りしてる絵・・
その後の成長した種ちゃんのお話も読めます。

1

三田織さんの優しさに癒されます。

この方の描かれるお話はなんでこんなに優しいんだろう。
三田織さんを知ったキッカケの「山田と少年」は年の差モノ良さがぎゅーっと詰まった作品でしたが、こちらは同い年の良さが活きている素敵なお話でした。
やっぱりこれもまた、豊と穣が出逢えて本当に良かった!としみじみじんわり。
たくさんの幸せな笑顔に癒されます。

タイトルと表紙だけ見ると子育てモノかと思っちゃうのですが、真ん中の小さい子は左の金髪くんの年の離れた弟くんです。
種くん4さい。めちゃかわ☆(๑>◡<๑)
草食男子カプな豊と穣が無事くっ付けたのは種くんのおかげですね^ ^
最後の描き下ろしのちょっぴり切ない種くんまで引っくるめて、このかわい子ちゃんにたくさんほっこりさせてもらいました♪
(コミコミさんのリーフレットもかわいかった〜)

「同じ食卓を囲む」ということは「一緒に生きる」ということなのだなぁと、そんな当たり前のことにあらためて気付かされるお話。
私はボッチ飯を特に寂しいとも思わず基本独りで食べていますが、こんな幸せそうな食卓マンガを読むとやっぱりいいなぁと憧れますね。
ラストシーンが本当に素敵で続きす。

約250ページと少し分厚めの本作ですが、一緒に暮らし始めてからの3人のお話や、大きくなった種くんのお話など、もっともっと読みたい気持ちでいっぱいです。
またどこかで描いてくださるといいな。

4

誰かを救って誰かに救われて。


三田織さんの作品は、いつもこの世界のどこかにこんなふうな出逢いが、ふたりが。ありますようにと思える作品です…

おにぎりをつくりたくなりました。(*ˆˆ*)

そして、種ちゃん(表紙中心の男の子)あってのこの作品!その種ちゃんは、この先、どんなひとに恋をするのかなぁ、豊(表紙右の眼鏡のこ)よりも?誰かを?って。ちょっと、わくわくするような、切ないような。それでもこの3人+お父さん?wがずっと一緒であることが何よりも暖かい。

ちょいリアルではありますが汚いぶぶんのない作品。
豊が、今の家族とご飯を食べても"美味しい""幸せだなぁ"と思える日が来ますように。

1

温かな気持ちになれます

ずっとランキングに載っていて読んでみたいなと思って探したのだけれど、どこの本屋さんも軒並み売り切れで手に入らない。で、最近増版がかかったのか、やっと購入できました。

すごく、すごく良かった。
心が温かくなるっていうのかな。

食事を共にすることで徐々に仲良くなっていく。
こういう設定ってBL・非BLに関わらずよくある設定だと思うのだけれど、この作品の素晴らしいところは皆がそれぞれ欠けているところがあって、弱いところがあって、その部分をお互いの存在によって埋めあうことができる存在になっていった、という過程にあるような気がします。

幼いころに両親を、その後引き取ってくれた祖父母を続けてなくし、その後引き取ってくれた親戚の家で兄に酷い言葉を投げつけられて以来人と食事を一緒に取ることができなくなってしまった豊。
母親を病で亡くし、以来弟の面倒を見るために大学を休学している穣。

二人とも孤独やトラウマを抱え、それでも一生懸命に生きている不器用さんたち。
そんな彼らを繋いだのが豊がつくったおにぎりと、穣の弟の種くん。
設定もバックボーンも、リアリティにあふれ、読んで続きていて話にぐっと引き込まれてしまいました。

あとすごくお上手だなと思ったのが二人の感情の機微の描き方。

豊の子どもの頃の話をするときに種くんが書いた豊の絵を用いていますが、そこから紙芝居風な描き方で、あえてああいう描き方をすることでより一層豊の孤独や悲しみが理解できたように思います。

全体的によくできた話だっただけにちょっと気になった点も。

そもそも父親も健在、おばあちゃんも近くに住んでいるという家庭環境であるにもかかわらず、穣が大学を休学までする必要があったのか。読み始めたとき、父親もいない家庭なのかと思って読んでました。
ずっと病気がちで入退院を繰り返してきた母親を持ちながら、穣の家事能力が低いのは、これいかに。床に臥せりがちな母親のために家事を手伝うこともあったと思うんだよな…。
そして、彼らってそもそもノンケさんでしたよね。豊か穣、どちらかがゲイだったらストンと読めるんですが。

けれどそれらをはるかに上回る温かな作品でした。

派手派手しい出来事が起こるわけではない。
どこにでも居そうな彼らが、自分のトラウマを克服し、そして相手を満たし自らも満たされる相手を見つけることができる。そんな温かく優しい作品で、彼らの優しさが胸に残る、そんなほっこりさせられるお話でした。

3

おいしいご飯はココロも満たすね。

豊と穣という(ふたり合わせると)福々しくなる名前のふたりが、それぞれが持つ実は重めの過去やコンプレックスをお互いで癒やし、埋めあっていくストーリーです。あ、ふたりだけでなく、種くんという子供(この名前もまた暗示的)の存在もとても重要ですが。ただ、過去などについては少し描写が不足気味で読者の想像に委ねられている部分もあります。第一の感想は、ふたり(と種くん)、出会えて本当によかったね、ということ。
巻末のエピソードでは、心を通わせあった二人の関係が長く続いているらしい様子を見ることが出来て幸せな気持ちになりました。あと本題ではないのですが、はじめの方で「うちのご飯があまり美味しくない理由」が「炊飯器の内蓋を洗っていなかった」というのが、家事に慣れていない男子らしい失敗って感じで妙にリアリティありました。あーありそう(笑)

1

あったかい道徳の教科書

一緒に食事をするあたたかさ、人を愛するとはどういう事なのかを伝えてくれるすばらしい作品でした!!

0

幸せな読後感

食卓を通じて、お互いの抱えたトラウマや傷を癒して乗り越えていくお話です。

一緒にご飯を食べる行為ってこんなに暖かいものなんだなぁと再認識しました。

豊(メガネのほう)は見るからにいい人、という感じで最後までイメージのままでしたが
最初にちょっと怖そうな人、というイメージで登場した穣がどんどん穏やかな表情になったのがいいです。
途中、穣が豊を見つめるときのせつない表情や幸せを噛み締めているときの表情が絶品。

かけがえのない幸せを得たからこそ、もし別れてしまったら・・・失ってしまったら・・・
と考えると怖くなった豊は、穫のお父さんに質問します。

奥さんを早くに亡くしてしまった「痛み」。

それをどうやって乗り越えたのか。
お父さんの回答、そして「この痛みを味わえて幸せだ」というところが泣けて仕方なかったです。
この考え方を知る事が出来ただけでも、この漫画を読んで良かったと思いました。

そして種くん。
癒される!可愛い!の声ばかりですが、
リアル種世代に振り回され&格闘中の私は、日常生活のバタバタがリアルで再現されているかのようで悲しいかな癒さ続きれませんでした・・・(涙)

そーそー、こうやって勝手にチョロチョロするのよね・・・とか
そーそーこうやって抱っこ抱っこ抱っこぉぉぉと泣くのよね・・・など。

漫画読んで現実逃避したいのに、現実が描かれていた・・・みたいな感じ。

5

ドキドキ引き込まれる作品

本当に久しぶりに出会うほのぼのした癒される作品でした!

ただ穏やかなだけでもなく、
ストーリーもしっかしりていて、
何より作家さんの変わった演出や場面移りが本当に自然で、話に吸引力がありました。

絵もきれいで、
何より弟(子供)の種がもう可愛すぎて!!!!!!
動きと一言一句がもう全部やばい!!!!!

そんな中でも主人公二人の恋の話もしっかりあって、
しっかりドキドキしていました(笑)
エロエロはありませんが・・・いつか見てみたいな。

コミック一位になっていて読んでみたんですが、
納得!
エロなしで一位ってすごいと思いますがううん納得!(笑)

ドキドキワクワクと、
叫びながら読みました。

続きがあれば読みたいなー!

5

真っ白な炊きたてのご飯の読み心地。

ほかほかした物語。
派手じゃないけれど、暖かくて味わい深く心に沁みる。
ランキング一位なのと、前作が良かった作者さんなので、手に取ってみた。


両親を亡くし祖父母も亡くし、引き取られた裕福な家で
義兄に辛く当たられて育った豊は、誰かと食卓を共にすることがトラウマになっている。
社会人となり独り暮らしをするようになっても、いつも独りで食べる生活。
周囲から付き合いの悪いつまらない奴だと言われても、
臆病に自分を守りながら過ごす日々。


ある日いつものように公園でおにぎり(これだけは自分で作る)を食べようとすると
小さな男の子が現れて……

その4歳の男の子・種(かわいい!)とその兄・稔との触れ合いを通して、
豊は、人と共にに食事をする楽しさを知り、笑顔を取り戻していく。

明るく見える稔もまた、母を亡くし、幼い弟を抱えて
一人遣る瀬無い孤独を抱えている。
彼もまた、豊と出会ったことで吹き込んだ新しい風に癒されていく。

BLじゃなくてもいいかも……という気分もなくはないけれど、
豊が強く思う「誰かと一緒に食べるごはんが美味しくて幸せ」に深続きく頷く
暖かな、救済と再生の物語。

彼らが抱えた痛みは、決してなくなったわけではない、
(というところも、またリアリティがあっていい)
でも、寄り添える人がいることで未来は拓けていく。

食べることは生きること。
共に食べることは、愛を分かち合うこと。



最後に突然10年後くらいの情景が、ちょこっと出てくる。
(4歳だった種くんが、中学生になっております。
ここがあるから評価は萌×2、
そこまではハートウォーミングだけれど、萌?って感じ)
彼らは家族になり、幸せが続いている様子に微笑みが漏れるが、
できればどんな風に同居になって、どんな風に過ごしているのか、
LOVE(豊&稔、そして種くんのほのかな初恋→豊、多分)も
もうちょっと見たいな!

6

穣はゲイ?バイ?ノンケ?

ランキング上位にあがってたので気になって読みました。
絵柄も素敵だし、キャラクターも好みでした。
ストーリーも他の方が述べてる通り、シリアス系・ギャグ系が好きな自分でも無難に読めました。

気になったのは、豊のお兄さんを見た穣が「イケメンだね」「自分の好みではないけど」と言っていたシーン。
普通のフォローにしては変だし、「お、ゲイかな?」と匂わせるような描写で、男性と付き合ってた過去とか期待したんですが、
特にそんなこともなく、普通に元カノが回想に出てましたね。

あとがきで作者も「受け攻めはあまり決めてなかった」「描き切れないことがたくさんあった」と仰ってましたから、まだキャラ設定が定まっておらず探り探り描いていったような感じでしょうか。

個人的には、穣が実はゲイだった、とかでも良かったと思います。

7

いいによいー♪

期待通りのすごくハートフルな作品でした。

ストーリーとふんわりした絵のタッチがとてもあっていて、特に種くんの可愛さはどのカットも小瓶につめて飾っておきたいくらい。

穣と豊の二人の境遇は切ないものがありますが、誰を恨むと言うことではなく、穏やかに過ごしていて、それでもお互いが探していたもの一番ほしかったものがそこにあると言う毎日になって、本当に良かったなあと思いました。

二人の恋のキューピッドである種くんが穣よりも先にクリスマスパーティに誘ったり、プロポーズのような豊からの言葉に「はーい!」と返事をしたり、お泊まりの時に豊の隣を確保したりと言う、ちょこちょこ挟まれた天然お邪魔虫エピソードにほっこりさせられました。
10年後の番外編では種が成長して今度は確信犯的に穣を邪魔者扱いしてるのがまた笑えました。

6

ほっこり温かい気持ちに

ホカホカの美味しいご飯と小さな子どもの組み合わせは鉄板ですね。
主人公の孤独な過去や、大切な人を失って残された人々の切ない想いに泣かされます。。
色んなレシピが出てくるのかと思いきや、扱っていたのはとてもスタンダードな定番料理でした。
ただ似たようなテーマの作品を別で読んでいたので、申し訳有りませんが、やや既読感がありました。
エロもないので、萌えというよりは家族愛な感じです。
ほっこりしたい方にオススメです。

4

暖かな気持ちで本をとじた。

自分の過去から来る食卓へのコンプレックスを乗り越える豊と穣。
切なすぎて、幸せすぎて、涙が止まりませんでした。
とても暖かな気持ちで本をとじられました。
静かで、暖かな心地よさです。

7

大切な一冊になります

弟の種くんが可愛のなんのって。子供は最強ですね。
譲お兄ちゃんとの2人暮らしなのかと思いましたがお父さんがいます。
仲良い家族です。
一方の豊くんの不遇過去に涙。家族はいれど。
結局お兄さんとの和解話や実家との疎遠解消がなかったのが残念。いや、きっと少しずつ溝は狭まっていますよね?
何回も泣きました。
泣けるけれど心温まるほっこり出来る一冊でした。オススメです。
大切な本になること間違いなし!
描き下ろし見ると、やはり豊くんは右側だなーと。ウフフ(๑・̑◡・̑๑)

続編読みたいですね。
そして是非ともCD化して頂きたい〜〜!

10

美味しいとこころから

まだ先生の見ることができて嬉しい!
"食"がみんなを笑顔にする.そしてみんなの距離を縮める。
大人2人、ちび1人、
大人と言ったが、まだまだこれから。
ふふふ~可愛くて幸せ

2

やさしい物語

引き込まれてぐいぐい、途中は涙、 
清々しくて 本当に本当に買ってよかったです。
発売日から今まで、こちらを覗いては
買うかどうか悩みつつ…この悩みは無駄でした。
おにぎりも、カレーも、お鍋も いい。
種くんの存在がピカピカしていて、
私の中では間違いなく、ナンバーワンの子供。
あとがきで成長してたのも、すごく嬉しかった。
ココアも飲みたくなりました。
物語も、絵も、やさしくて 
貪るようにエロを求めていた最近の自分が
この作品を読んで涙したことが嬉しかったです。
何気にイケメンな二人も、大好き。

11

心温まるBL

なんといったらいいか…
2人の関係自体はナチュラルで可愛らしくて、まだこれからって感じの初さです(*´°`*)
そして、可愛いちびっこ・種くんが可愛すぎます。喋り方、表情、ぷにっとさがたまりません。

1人で黙々と生活していた豊は、人とご飯を食べるのが苦手。そんな時にひょんなことから出会ったちびっこ種くんとそのお兄ちゃんのちょっと怖そうな穣。それをきっかけに一緒にご飯を食べ始めることになって…。

種くんがきっかけで一緒にご飯を食べることになった豊。懐いてくれる種くん、兄の穣とも打ち解けて、人と一緒にご飯を食べる楽しさや美味しさを感じられるように。
救われたのは豊だけじゃなく、穣の方も。母親を亡くし、種の世話やご飯作りを頑張るも負担も大きく…。豊の存在が心の支えに。

2人とも心に寂しさや傷を負っていたけど、出会ったことで一緒にいれることを嬉しく思って、大切な存在に( ¨̮ )♡

もう途中涙が出てきてしまったけど、心温まるストーリーでじわっときました♡
もっと2人のいちゃいちゃが見たかったけど、ちびっこ種くんが可愛かったので、まぁいっかー(豊と穣はキス止まりで続きす)
描き下ろしでは種くんが成長してて、それでも可愛かったです。穣は1コマだったけど(笑)
でもやっぱり穣が甘えていちゃいちゃするところが見たかったなー( ˊᵕˋ )

また作者さんの次回作も楽しみです☆

6

これはヤバイ〜〜

会社員の豊は、ある日公園で見知らぬ子供に懐かれ、その年の離れた兄とも親しくなる。これまで親しい人や、一緒にごはんを食べる相手もいなかったので、戸惑いながらも嬉しい気持ちでいっぱいに。その兄弟、穣(みのる)と種(たね)と過ごすうち、かつてのトラウマや悲しかったことが癒されていき…。


悲しい過去を背負った2人が出会い、癒されていく再生物語です。
深夜に読んでいたらご飯テロでした。今おにぎりが食べたくて仕方がない…。

小さい頃のトラウマから、他人とごはんを食べられなかった豊。その前に突然、種という名の4歳児が現れ、豊が作ったおにぎりを食べます。
それが美味しかったらしく、豊は種の兄・穣に「おにぎりの作り方を教えてくれ」と頼まれます。
穣は、母を亡くし、父と種との3人で暮らしています。怖そうな見た目に反し、弟思いのいいお兄ちゃん。そんな穣と種とおにぎりを作るうちに、人との食事が怖かった豊も徐々に打ち解け、癒されていきます。

この話は、とにかくちみっこの可愛さにつきます。
「種」という名前、「おにぎり」が「おぎにり」になったり「ゆたか」が「ゆかた」になったりする口調続き、豊に懐いてぴったりくっついている姿やいじらしさ、そして三田先生の描く種のビジュアルが、もう変な声が出そうになるくらい可愛い。
作中の可愛さもさることながら、欄外カットで明太子やおにぎりのかぶりものをしている姿なんかもう、切り抜いてしおりにしたいレベルでした。
ちみっこだけでなく、豊と穣のたどたどしい恋愛もかわゆかった。丸眼鏡の似顔絵を顔に当て、子供時代の話を語る豊には思わず涙が出ました。キス止まりでエロはなく、作者さんご自身もどちらが受けとか攻めとかは決めておられないそうです。描き下ろしで10年ほどが過ぎた短編が入っていましたが、大きくなってもまだ豊が大好きな種くんがメインでした。

大事なことは、何を食べるかではなく誰と食べるか。そんなことをつらつら考えたりしました。
BLのちみっこがお好きな方は必見の、優しく、穏やかな作品です。

10

とてもあたたかい作品です。

三田先生のお話が大好きなので、今回も予約してgetしました。
期待以上でした!すごくすごく良かった。読み終わっておにぎりが食べたくなって、わざわざ炊いて作りました。
大きな事件とかなくていいから、その後の2人の毎日がまだまだ読みたいです。特に種ちゃん…可愛い…。

3

三人の食卓をのぞき見できます!

とても良かったです!
以前三田織先生の別の作品を読んで、お話全体に流れる空気感がとても好きだったので、今回もきっと…と思い手に取りました。

前知識なしに表紙を見て、子持ちのお父さんのお話かなと思ったのですが年の離れたご兄弟でした。それもまた良い!!
タイトル通り、ごはんや食卓、家族と言ったワードがよく似合うお話で、温かい気持ちになれます。
レシピが載っていたり、珍しいお料理が並ぶということではなく、あくまでも日常の食事というか、誰かと囲む食卓の心地よさのようなものが伝わってきます。

受、攻もわからないままだし、そういった行為もキスまでですが、満足感はたっぷり。甘さも幸せも詰まっていて、何よりふたりの関係が『食卓』を通して、自然に近付いていくのが素敵だなぁと思いました。

穣(兄弟のお兄さん)も豊も過去に傷を抱えていて、豊の方がその闇は少し深いように思いましたが、その傷をお互いに埋めていくような、意図せずともじんわりと沁み渡っていくような、そんな優しさのあるお話です!
穣のお父さまと豊がお話をするシーンもあるのですが、そのシーンが個人的にお気に入りで思わず泣いてし続きまいました。
未来まで幸せが保証されるって読んでいて嬉しいですね。。

とは言え!構える必要はなく!とても明るく元気で笑顔いっぱいの作品でした!弟の種くんも、お父さんもふにゃっと無邪気でかわいい!気になったらぜひ読んでいただきたいです!

13

文句なしで、すっごくお薦め!!

心がじんわりと温かくなる素敵な作品です。派手さは無いのですが、ほっこりして、しんみりして、読み終えた後は、優しい気持ちになれるような。心が洗われるとでも言うのでしょうか…。うん、これは出会えて良かったという作品です。
表紙がまた、とても優しくて素敵な雰囲気ですが、この表紙を見て心にビビッと来た方は、間違いなく楽しめると思います!! 日々の疲れでギスギスしがちな私も、とても癒されました(*´Д`*)
なんでこの作家さん、今までノーチェックだったんだろう…と、ただ今後悔中。

内容は、人と食事をするのが苦手な会社員の豊が、大学休学中の穣と、その幼い弟と出会い、関わりあって行くうちに自分の居場所を見つけて…といった感じです。ハートフルなごはんものBL。ちみっこものとしても楽しめます。

エロは無しで、受け攻め不明。どちらも似たような体格で、年齢も同じ23才と判断が付きにくい…。個人的には、豊(眼鏡の方)が受けだろう!…と読んでいましたが、作者さんは「意外と穣が…」とあとがきで呟いておられました。

まず、出て来るごはんがすごく美味しそうなのです。ほんと、基本といった感じの「お続きにぎり」だったり「カレー」だったりとシンプルなのですが、丁寧に作るとこんな素敵な料理だったのね…といった感じで。読んでいておにぎりが食べたくなりました。
そして、その料理を皆で囲む大切さ。食べ物を一緒に食べるシーンが多いのですが、一緒にごはんを食べる事って、心を近付けるんだなぁ…と今更ながら気付いたりして。過去のトラウマから、人と食事をするのが苦手だった豊が、穣兄弟と一緒に食事する事で、どんどん雰囲気が変わって行くのですね。明るく、幸せそうに。

主役の二人とも、心に傷を負っています。ほのぼのとした日常の中で、この二人の心の傷が優しく描かれていて、ちょこちょこしんみりします。特に豊の方なのですが、自分の過去を穣に話すシーンが、なんとも切なくて、でもじんわりと来るのです。心の傷を、こんなに優しく描く事が出来る作者さんに脱帽なんですね。

忘れていけないのが、穣の弟・種。この子が本当にかわいいのです。そしていい意味で天真爛漫さを持った兄弟の父親。
種は、母親を覚えていないというかわいそうな境遇ではあるのですが、明るく無邪気。そして子どもらしいワガママぶりも発揮しています。この子の食べる姿が、可愛すぎる…! そして子どもらしい強引さで、人と関わる事に及び腰だった豊を、ぐいぐいとテリトリーに引っ張りこんでくれるのです。いい仕事をしてくれる…。

過去の傷から、兄弟達と過ごす今の幸せを失う事を恐れて、足踏み状態の豊。そんな豊に兄弟の父親がかけるセリフがとても素敵です。ネタバレは無しで行きますが、妻を亡くした彼だからこそ、言える言葉なんですね。感動で涙が出ます…。゚(゚´ω`゚)゚。

読み終えた後、裏表紙の手を繋いで歩く3人の背中のイラストを見ると、また素敵でなんとも温かい気持ちになります。
私は普段、エロが無いと…! というタイプなのですが、これはエロ無しでも全然良かった。

すっっごくお薦めです!!



14

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