インサイドフルブルーム

inside full bloom

インサイドフルブルーム
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×23
  • 萌4
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
4
得点
57
評価数
18
平均
3.4 / 5
神率
33.3%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥660(税抜)  ¥713(税込)
ISBN
9784801964105

あらすじ

過去のトラウマから、
自分がマイノリティだということを隠して生きてきたカナ。
誰にも打ち明けず、ひとり抱え込んでいたが、
友人に連れられ参加した大学の合コンで
女の子サイドに混ざってやってきたのは、
自身がゲイだと平然と打ち明けるケーゴ。

印象は最悪、相容れないふたり。
出会い、交わり、対峙してはじめて気づく感情。
不器用で臆病なふたりの、止まっていた時が動き始める。

もどかしくて切ない、
傷を抱えた恋人未満な男子たちの等身大の恋物語。

心と身体が交わり、孤独を解く――
扇情的な言葉で紡ぐ、
久喜わかめデビューコミックス


「でも、隣にいてくれるんでしょ?」

どうしようもない自分を過去に隠して、逃げて、諦めた。
そう簡単には、変われない――。

表題作インサイドフルブルーム

三浦景吾・大学生
斎藤果也・大学生

その他の収録作品

  • spring has sprung(描き下ろし)
  • あとがき

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レビュー投稿数4

ツンツンな2人の赤面に萌える

久喜わかめ先生 初のコミックスです。
ゲイであることを公表しているケーゴ × ゲイであることを隠しているカナ のお話です。

2人のことを"白いチューリップ"に例えた詩的モノローグが要所要所にあり、これがとても胸に響きましたしお話に深みが出てすごく良かったです!
正反対ではありますが、どこか自分を見ていると感じるのか互いに相手のことを気にかけてしまって、なんだかんだで少しずつ距離を縮めていきます。


決して重いお話ではなく、脇キャラにもふふっと笑わせられたり、ケーゴやカナがとにかく萌えさせてくれます。

ケーゴは一見クールといいますか落ち着いている印象を受けますが、嬉しい!とは口にはしないもののカナの隣にいることを許されて静かに赤面していたり...
カナもケーゴと同じくクールで落ち着いていますが、ケーゴの言葉で顔を真っ赤にして動揺したり...
このギャップにすごく萌えましたし可愛いカプだなあとニヤけること間違いなしの可愛さでした(^^)


これから恋を始めていく2人、というところでお話は結末を迎えます。
付き合ってイチャイチャしての結末でないと!という方には向かないかもしれませんが、可愛い2人のこれからを沢山妄想させてくれる終わり方で私的にはとても良かったです。

詩的モノローグで始まり、これで終わるので苦手かもと思われる方は試し読みなどで冒頭だけでもちらっと覗いてみることをおすすめします。

3

詩的で美しい作品。

「白いチューリップ」を元にした言葉の選び方が、とても詩的で、寂しく、美しく……震えてしまうほどでした。
「本当に、デビューコミックスなの……」という、言葉の表現力が大変素晴らしかったです。

カナもケーゴも、過去の恋愛で負った心の傷。
それは他者から見れば「なんてことはない」ことなのかもしれない。
けれど、当人たちは辛くて苦しくて……
2人の気持ちは等身大で感情移入し易く、読者の心の中にすとんと落ちてくる感じがします。

しかし、コマとコマの間の感覚と言いますか……ストーリーの滑らかさ(?)が足りないような気もします。
本当に綺麗な作品ですので、勿体無いなぁ……と思ってしまいました。

2

もう少しっ!!!!!!!!

【マイノリティ】
自分自身今年一番よく耳にしたWordの一つかもしれない。

この作品はソレを《白いチューリップ》に例えて
進行して行く。

作者(久喜わかめ)さんにとっては初コミックス。

導入部分で一旦躓く方が多いかもしれない。
正直自分もその一人だった。
しかし初コミックスなのだから…と、頑張ってw
読み進めた。

同族嫌悪がテーマ?のように感じたのは、過去のトラウマからゲイである事をひた隠しにしてきたカナと、それとは真逆な(ように装っていた)公言しているケーゴ。
一見 まるで真逆な立ち位置で生きてきたかの様な二人だが
読み進めるうちにケーゴの過去やそれに付随していた感情が
顕になる……しかし、
自分にはまるきり同じ(同族)にしか映らなかった。
何故なら多方のゲイ(同性愛者)がそうであるように
要は(隠す)か (隠さない)かの違いのみ!
確かにケーゴの拗らせ方は少し異常にも映る。
それ程 彼にとってはトラウマが大きかったのだろう。しかしソレを言うならカナだって思春期ど真ん中でクラス中にゲイだと知れ渡るなど…考えただけでも下手すりゃ自殺!?位の衝撃だった筈。
カナはソレを『マイノリティだ』と一人抱え込んで生きてきた。ある意味とても潔い。
反して公言して生きてきたケーゴは少なくとも彼を取り巻く環境内では『マイノリティ』を感じず自由に生きてきた筈…なのに、カナの『マイノリティ』を嘲るように暴き半ば弄んでいた感が拭えないケーゴの心を開く役目を果たすのがカナだという…
この設定だけ見れば(ほう…中々なストーリーじゃないか)と思うのだが、如何せんその肝心要のケーゴのパンドラの箱の中身が解りづらく 薄かった気がする。
もう少しダークさが欲しかった。

絵柄も構図もしっかりとしていて好感の持てる作品。
ただ(絵に語らせる作品)が好きなので 文字を追っても分かりにくい描写が多かったのと、仕草等がいちいち少女漫画っぽいのが気になって仕方がないのはとても残念だ。

両想いになってからの尻切れトンボ感が拭えないラストも残念!


3

詩的な読後感

読んでびっくり、花に例えられた詩のようなモノローグが多かったです。これは好き嫌いが分かれる部類なのでは...と思います。

似ていないようで似ている2人が、嫌い合ってぶつかってお互いを求めていくようになる物語です。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

オープンゲイなケーゴとゲイを隠しているカナ。合コンで出会った2人は酔った勢いでヤッてしまいます。
その後、カナはケーゴのことをつきはなしたいようですが、彼はカナの冷たい態度をモノともせずに関わりを持とうとしていきます。

お互いに嫌いだと思っているのに、なにかと気にして関わろうとしているのは相手に自分を見ているからなのでしょうか。
2人とも過去の自分の経験から、相手に対して思うことがあるようです。
ここが結構切なかったです。一度辛い思いをしてしまうと、カナが臆病になるのもわかるし、ケーゴが諦めてしまうのも理解できます。

心に傷を負った青年たちが、傷を舐めあうような関係からお互いを求めるようになるまでの過程が描かれています。
自分が思うものを知っていてくれる理解してくれる相手ができるだけでこれから先がこんなにも明るくなるんだな~と、2人が出会えて良かったと思えるお話でした。

これから2人は新しく恋していくんだなと思える結末です。

最後の最後まで詩的モノローグはあるので、こういうの苦手な方は注意が必要だと思います。

4

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