インサイドフルブルーム

inside full bloom

インサイドフルブルーム
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神33
  • 萌×222
  • 萌22
  • 中立13
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
13
得点
332
評価数
97
平均
3.6 / 5
神率
34%
著者
久喜わかめ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801964105

あらすじ

過去のトラウマから、
自分がマイノリティだということを隠して生きてきたカナ。
誰にも打ち明けず、ひとり抱え込んでいたが、
友人に連れられ参加した大学の合コンで
女の子サイドに混ざってやってきたのは、
自身がゲイだと平然と打ち明けるケーゴ。

印象は最悪、相容れないふたり。
出会い、交わり、対峙してはじめて気づく感情。
不器用で臆病なふたりの、止まっていた時が動き始める。

もどかしくて切ない、
傷を抱えた恋人未満な男子たちの等身大の恋物語。

心と身体が交わり、孤独を解く――
扇情的な言葉で紡ぐ、
久喜わかめデビューコミックス


「でも、隣にいてくれるんでしょ?」

どうしようもない自分を過去に隠して、逃げて、諦めた。
そう簡単には、変われない――。

表題作インサイドフルブルーム

三浦景吾,大学生,オープンにしているゲイ
斎藤果也,大学生,ゲイであることを隠している

その他の収録作品

  • spring has sprung(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数13

辛口のためご注意ください

ごめんなさい、正直面倒くさかったです。
どちらかがこじらせてるのではなく、受け攻め両者共となると、正直勘弁しろとなってしまいました。
物語を読み込んでも、やはりマイノリティだしナイーブな問題だから仕方ない部分はあるけど、それにしても攻撃的だし挑発して傷ついて傷つけていく流れに途中からストレスを感じました。
嫌な相手なら関わらないけど、そうしないし、お互い拗らせてるくせに理解者を手放せなくて、気持ちの追いつかない行為を重ねる。結局は似た者同士の話しだと思ってます。
救済もすっきり救済してる感じでもなく、同じ目線の二人ならではだなと。
最終的には二人そばにいそうですが、危うくてあまり気持ちよく読み切ることができませんでした。
幸せな物語が好きなためこのレビューになりました。

1

諦めた、諦めきれなかった

ゲイの大学生、二人の話

自分がマイノリティである、という悩み。好きな人に受け入れてもらえなかった、辛さ。周囲に蔑まれる、恐怖。同じものを抱えながら、違う方法で“諦めた”二人が出逢う

お互いに嫌悪し、でも、お互いに知りたいと思う。誰にもわかってもらえない、誰とも共有できないくるしさから、逃れたいと思う。誰かと共有して、ラクになりたい。叶うのなら、愛されて、幸せになりたい

傷ついた経験から、同族嫌悪し、同類他者に対して攻撃的になっていた二人が、お互いに、お互いの柔らかい部分を晒して、わかりあっていく話です。イジメのシーンもあり、切な痛い

他者と本心を通わせることに慣れていない二人の、大学生らしからぬピュアさが良いです。はじまりは無理矢理だったけど、だんだんと、心地よさを感じていく様が、ちょっとズルくもあって、リアリティを感じました

1

もっと早く知りたかった!

読み終わって上手く感想が出てこなくて何度も読み返しました。

白いチューリップから始まる物語で、他の方も言っているように詩的な表現のため好き嫌い別れると思います。私は好きです!
オープンゲイであるケーゴとは対称的にゲイであることを隠しているカナ。
全くタイプの違う2人ですか、過去に恋をして傷ついたという点では同じだなって思いました。

途中でカナからケーゴに会いに行くシーンがあるんですが、自分から歩み寄ろうとしてすごいな〜って、ほんとカナくん人として好きだなって思いました。ケーゴも中学生男子みたいでかわいい。(褒めてます)
過去に囚われた2人がぶつかり合い過去を溶かしていく、そんな表現に感動しました。
拒んでるけど拒みきれないカナとかまちょなケーゴってすごく相性いいですよね。

読み終わったあとに気になって題名の意味を調べたらすごくこの作品に合っていて、よく考えられているなと思いました!
出会えて良かったです!

1

大事なやわらかい部分

ケーゴもカナも過去につらい経験をしていて、違う種類の殻に閉じ籠っている。それ故にぶつかり合ってしまうふたり…。
ふたりとも人当たりが良いようでどこか一線を引いているようにみえます。
つらい過去の始まりにあるのが誰かに対する恋心だから深く関わらないようにしているのか。
自身がマイノリティであることをマイナスに捉えていることがそうさせるのか。
単純に言い表されていないぶん読み手側が考えるところも多く、奥の深さを感じました。
ただ、そういうのが苦手な人にとってはちょっと難しく感じてしまうかも。

複雑な心境や表に出せない葛藤が白色のチューリップに例えられていたり、あえて難解な方向に彼らの気持ちを表現している部分など
言葉選びが特徴的だなという印象。
噛み砕いて読む漫画、すごく好きです。

2

次作に期待するけど…

「ノーダウトライラック」を購入(未読)しました。そこにケーゴとカナの話があると知ったので、こちらも購入しました。

感想としては残念ながら買わなきゃ良かったと思いました。絶賛されてる方はごめんなさい。

まず詩的な表現が合いませんでした。詩的で素敵な作品は世の中に沢山ありますが、作者様には力不足の印象しかありません。
間延びしていて雰囲気重視の自己満足にしか思えませんでした。

カナとケーゴが過去の出来事に傷付いて、どうして今のような生き方をしているかが共感し辛かったです。もったい付けた割に大した事無いのに、あれだけ大袈裟なんだという感じです。

もっと描き切って欲しかったですね。デビュー作らしいのと、次作をこれから読むので萌にしておきました。
気持ち的には中立寄りのしゅみじゃないです。

4

読むたびに好きになる

大学の授業中に←pixivでたまたま試し読みして即惚れ。帰り道に購入しました。

2人の大学生の話、お互い過去にトラウマを持っている、そんなありきたりではあるけど、とても優しい話だと思うのです。

高校時代に好きだった人に裏切られてゲイバレし、以来大学ではゲイであることをひた隠しにして恋にどこか諦めているカナ。一方、ゲイがバレて居場所がなくなったとき、味方でいてくれた人に振り向いて貰えなかった心の傷、憎むことでしか乗り換えられなかった自分に苦しみながら、まわりにはヘラヘラとしてオープンゲイでいるケーゴ。

互いの態度、スタンスが気に食わなくて、ケーゴをあからさまに嫌うカナとちょっかいをかけるケーゴですが、カナのいつメンのオノの言葉によってカナはケーゴに歩み寄ります。

自分の中で抑えていた、見ないようにしていた部分に触れられる、拒絶・恐怖、いろいろあったと思うけど、互いにゲイで過去に自分も傷ついたことがあるからこそ本当に触れ合えたのではないかと思います。
恋してるわけじゃない。でも、2人で慰め合って自分と向き合っていけるなら…そうして身体を繋げながら心の距離が近づいていくのがありありと感じられました。

お互い、誰かを好きになりたい。恋したい。でも怖い。逃げよう。そんなところから、2人で一緒だからこそ、お互い恋していけるんじゃないか。クライマックスの笑顔のケーゴの一言は本当に心にくるものがあります。
本編あとのお話も注目ドコロ。カナがかわいい。本当にかわいい。

ゆっくり2人のペースで恋していくんだな、これからも彼らを見続けたい。そんなお話です。
カナのいつメンのオノとおシブの話が最近完結したそうなので、ケゴカナにもまた近いうちに会えるのかな?と楽しみにしつつ。
他の多くの作品とは違って、これから恋していく2人の話ですが、とても寄り添いたくなる2人なので、ぜひ二度三度と読んでみてほしい一作です。

5

今後に期待です

思っていた話と違ったけど、それなりによかったです。
あらすじを読むと、マイノリティを隠してきたカナと、ゲイである事を隠さないケーゴの対照的な2人の話なのかな?と思いました。
訳ありゲイ×前向きゲイのCPだと思いきや、むしろケーゴの方が後ろ向きでした。

カナは、学生時代に好きだった人に裏切られ、ゲイばれしてしまった過去をもっています。
ケーゴは、好きな人が男もいける人だったのに、自分は振り向いてもらえずその人たちの不幸を願っていました。
そんな2人が傷を舐め合って、次第に惹かれていく物語です。
ただ、最後キチンと好きを伝えておらず、好きなんだろうなーという感じで終わってしまったので、少し物足りなく感じました。

物語になぞらえて出てくる白いチューリップの花言葉は、「失われた愛」。
そしてもう1つ、「新しい愛」。
失われたからこそ、新しい愛が生まれる。
まさに、インサイドフルブルーム。
2人の心が、新しい愛で満開になるところがもっと見たかったです。

3

攻めが自称サバサバ女みたいだった。

辛口ですのでご容赦ください。

オープンリーゲイの攻めと、クローゼットの受け。

コンパでゲイを公言してる攻めに、受けもゲイであることを見抜かれてしまい……ってやつなんだけど、必死で隠している受けを見て「なにをそんなに怖がってるんだか」「ああいう無駄なあがきするやつ嫌いだ」などと馬鹿にした様子を見せたところで躓きそうになった……。

自分はオープンにしてるけど、そう出来ない人もいるよね、わかる……というスタンスになれないんだろ?と。
人は人、自分は自分でいいと思うの。

で、ゲイを公言して自由を気取ってる攻めだけど、自称サバサバ女みたいで隠れた拗らせ方が凄かった。

家族バレして居場所がなかった自分を唯一受け入れてくれた年上の友人(ゲイ)に恋をしていたけれど、彼は自分を選んでくれなかった……という腹いせを持て余し、そいつらの不幸を一生願うような自分が嫌いで、いつまでたっても赦せない自分が嫌いでやめたいのにやめられない→だからそんなどうしようもない自分なら何もかもまとめて諦めてしまえばいいんだ→諦めれば何も考えなくていいから……
という論理なんだけど、何度も読んでも私には理解できなかった……。

選んでくれなかった……シュン…(涙)となるなら分かるんだけど、腹が立つとか、憎くなって恨むとか、赦せない(許せないではなく、赦せないという漢字を使われていたので更に怖かった)という自分本意な攻撃性が何なんだろうというか、夜中に神社で五寸釘とか打ってそうな執念深さを感じました。

私から見れば、ゲイばれして家庭に居場所がなくなった彼の唯一の居場所が好きな人だったという点は同情するけど、好きな相手が自分を選んでくれないなんてこと、いくらでもあるよ……と声を大にして言いたい。
いろんな背景はあるかもしれないけど、あなたのそれは「普通の失恋」ですよと。同性愛も異性愛も関係ないように思いました。

攻めがただただ幼稚としか思えなくて、どうにも攻めに感情移入できなかったのと、モノローグ多めでそのモノローグが頭でっかちぎみで好みではなかったため、評価低めですみません……。

8

歯並び悪そう萌?

不器用な二人の恋のお話。
ゲイであることにトラウマのある大学生の男の子が二人。
自分を隠して生きていくことに必死になっている果也。
ゲイであることは公表しているが、何かをあきらめて生きている景吾。
そんな二人が出会って、酔った弾みでセックスをして、そして、それから、、、。

お互いに、お互いの中に、自分で自分を見つめたくない自分自身の「何か」を感じて、反発しあいながらも、惹かれ合うのを止められなくて葛藤するお話。
何度もセックスしながらグルグルして、簡単にラブラブになっちゃったりしないところがいい。
主人公たちのお顔もかわいくなければ、体だって貧相なところがいい。
こういうグダグダした話に、この絵の雰囲気はよく似合ってていい。

2

ツンツンな2人の赤面に萌える

久喜わかめ先生 初のコミックスです。
ゲイであることを公表しているケーゴ × ゲイであることを隠しているカナ のお話です。

2人のことを"白いチューリップ"に例えた詩的モノローグが要所要所にあり、これがとても胸に響きましたしお話に深みが出てすごく良かったです!
正反対ではありますが、どこか自分を見ていると感じるのか互いに相手のことを気にかけてしまって、なんだかんだで少しずつ距離を縮めていきます。


決して重いお話ではなく、脇キャラにもふふっと笑わせられたり、ケーゴやカナがとにかく萌えさせてくれます。

ケーゴは一見クールといいますか落ち着いている印象を受けますが、嬉しい!とは口にはしないもののカナの隣にいることを許されて静かに赤面していたり...
カナもケーゴと同じくクールで落ち着いていますが、ケーゴの言葉で顔を真っ赤にして動揺したり...
このギャップにすごく萌えましたし可愛いカプだなあとニヤけること間違いなしの可愛さでした(^^)


これから恋を始めていく2人、というところでお話は結末を迎えます。
付き合ってイチャイチャしての結末でないと!という方には向かないかもしれませんが、可愛い2人のこれからを沢山妄想させてくれる終わり方で私的にはとても良かったです。

詩的モノローグで始まり、これで終わるので苦手かもと思われる方は試し読みなどで冒頭だけでもちらっと覗いてみることをおすすめします。

4

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