紫能了先生インタビュー

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紫能了先生インタビュー 大バズりのシチューBL!! ハイスぺ無自覚バイ×男前俺様バイの愛憎BL コミックス『絶望に啼け 』上下巻

2021/02/25 17:00

男の因縁と確執が複雑に絡み合う… “片思いの極地”を描く意欲作



BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2636回
紫能了/祥伝社/on BLUE comics
コミックス『絶望に啼け 上』『絶望に啼け 下』2月25日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
「お前を好きになるはずがない」6年前、内海は裏切られ、赤嶺に路地裏で犯された。芽生えはじめていた恋心は憎しみに豹変。「心も身体も同じように蹂躙してやる」
それだけが、内海を生かしていた。時は流れ、ふたりは再会をはたす。怒りを噛み殺しながら、内海は思わせぶりに近づき、好きだった男の身体を踏み荒らしてー…!? 男の因縁と確執を描く、紫能了の怪作!

 

――作品紹介をお願いします
簡単に言うと “サスペンス要素のあるリーマン愛憎BL” です。
課長職の赤嶺(あかみね)が、エリア異動で自分の補佐役に就いた内海(うつみ)から親しげに声を掛けられます。
覚えのない赤嶺でしたが、その後歓迎会で酔っぱらった彼はそのまま内海の家に連れ帰られ、6年前自分が “した” ように、内海に犯されてしまいます。
そんな二人が、上司命令で一緒に行方不明の同僚を探すことになり…… という所から物語が始まっていきます。
先が読めないスリル溢れるストーリーと、一方的な感情をぶつけ合うことでしか互いの関係を築くことが出来ない不器用な男達の心情を描いた作品となっております。


――主人公たちはどんな攻×受ですか?
今作は攻×攻ということで二人ともタチ寄りですが、肉体の受攻は決まってます。
まず赤嶺(現:受)は、ざっくり言うと “俺様+男前のバイ” みたいな人です。歳は20代後半。
言動に威圧感があり負けず嫌いで野心家なリーダータイプですが、自分を慕う者にはかなりお人好しの世話焼きになります。
本命(特に同性)に対しては “互いを必要とし合う関係を守ることが大切。恋が成就する必要はない” と言いつつ、内心「自分だけのものにしたい! 何度でも抱きたい! 俺だけを見ろ!」と激しい欲望を燃やしています。
それが6年前、そんな胸の奥でくすぶり続ける欲望を、酒に酔った勢いでそこに居合わせた内海(現:攻)にぶつけてしまい、あろうことかその時の事を酔っていたために完全に忘れてしまいます。
かなり自分勝手で無茶苦茶な男ですが、とある人への片思いや内海との再会を経てそれが少しずつ変化していきます。


そして内海(現:攻)は、これまたざっくり言うと “ハイスペ猫気質な無自覚バイ” みたいな人(?)です。赤嶺と同年齢。
高学歴、イケメン、実家が太くて女にもモテる… まるで絵に描いたような社交的な男です。
また赤嶺と違い、他人に本気で惚れ込むという感覚がないので、誰と恋愛をしても常に優しく公平な態度が取れますし感情が大きく揺さぶられることもありません。
しかし、6年前赤嶺に無理やり犯されたことによって内海の自尊心は深く傷つき、それがきっかけで彼の人生は徐々に歪んでいきます。
無自覚にも芽生えはじめていた赤嶺への恋心が憎しみに豹変し「心も身体も同じように蹂躙してやる」と内海は復讐心に駆られるまま歓迎会で酔った赤嶺を家に連れ込みヤり返します。
その後も暫く赤嶺を見るたびに心が乱れ、普段通りの振る舞いが出来ずにいる内海ですが、最終的に彼が赤嶺をどうしたいのかは…… 最後まで見てのお楽しみです。

先に補足しておくと、上巻のあらすじに “6年前、内海(現:攻)は裏切られ、赤嶺(現:受)に路地裏で犯された” … とあるように、その場面が第2話に収録されています。
ただ、これはあくまで過去回想として描いたため、以降3話~13話(最終話)で内海が受側に回ることはありません。ご参考までに。



――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
キャラの心情も物語もエロも、どれも十分に楽しめるような構成を目指して描きました。
「ストーリー性も大事だけどエロも沢山見たい!」という方にも楽しんでもらえたらと思います。
あとはやはりリーマンBLですので、赤嶺と内海以外にも様々なスーツキャラが登場します。
彼らにもそれぞれ個性がありますので是非注目してみてください。


――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか

執筆中ではないのですが、つい先日Twitterに局部をスタンプで修正した販促漫画を掲載したら「シチューBL」としてトレンド入りしてしまったのが非常に可笑しかったです。
何よりあれを読んでくださった方々の感想がどれも面白くて…(笑)。 暫くずっと笑ってました。
ちなみに最初はカレーを作る予定だったんですが、途中でシチューより工程が短い&修正が足りないことに気づいたので、牛から牛乳とチーズを取りそれを混ぜてシチューを作る工程を追加することで解決しました。


――今、何かハマっていることは?
最近「MOTHERのことば。」っていうRPGゲームMOTHERシリーズ(1、2、3)のゲーム内の言葉を全部収録した本を買いました。
どの言葉もユーモアと優しさが詰まっていて読んでるだけでとても温かい気持ちになります。ゲーム未プレイの方にもおすすめです。
あと、銀河(宇宙?)がモチーフになってるものや植物などを部屋に飾るようになりました。見ると心が落ち着きます。


――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
緊張や不安よりも淋しい、という気持ちのほうが強いです。
『絶望に啼け』は構想や休載期間も含め約4年ほど携わったので、それが今自分の生活から徐々に薄れていく感覚があって少し淋しいです。
デビュー作と並行して連載していたこともあり、今作は私の中で “初めて描く長編漫画” という位置付けなので、無意識のうちに思い入れが強くなり過ぎてたのかもしれません。


――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
この作品に興味を持ってここまで読んでくださいましてありがとうございます。
この物語には、愛憎という名の “片思いの極地” が広がっています。
傍から見ればそこは地獄かもしれませんが、その地獄の中で赤嶺と内海が最終的にどんな生き方を選ぶのか…… どうぞ最後まで見届けて頂けますと幸いです。



担当編集より
紫能了先生の『絶望に啼け』ついに発売です…! Twitterでは、明るく楽しい宣伝(シチューBL・勃起あらすじなどなど)を繰り広げてくださったユーモアたっぷりな先生ですが、執筆中は1話、1話ていねいに赤嶺や内海に向き合いながら、並々ならぬ熱量で今作を描き上げていらっしゃたことがとても印象に残っています。そんな先生の想いがやどった渾身の上下巻、画面いっぱいの美麗なリーマンたちをお楽しみに…♥

人間や恋愛のままならなさを描き出す今作では、好きになった人が同じように想い返してくれたら、同じように大切だと言ってくれたら… と祈りに胸が苦しくなること必至です。
内海を深く傷つけ貶めたのは赤嶺ですが、救いあげられるのもまた彼以外にいません。紫能了先生の4年間がつまった意欲作…! どうか上巻だけでなく下巻も一気に、不器用な彼らの救済劇を見守って楽しんでいただければ嬉しいです。黒髪男前リーマン受はいいぞ…!! 感想をお手紙などでぜひ、先生にお伝え下さいね!

 

コミックス『絶望に啼け 上絶望に啼け 下

 

 

特典情報

 

 

・とらのあな限定版有償特典 12P小冊子
本編その後のふたり、ドエロ漫画描き下ろし♥ ほか、マル秘裏設定&カップルトークシートなど
・応援&電子書店 漫画ペーパー
・アニメイト 漫画ペーパー(上下各1枚 続きもの)
・コミコミスタジオ イラストカード
・ホーリンラブ ブロマイド

 

その他情報

 


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(C)紫能了/祥伝社 on BLUE comics

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