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上下巻ともに読了しました。
紫能了先生の前作「出張ホスト NYU BOY」を読んだ時から、先生が描くお話を待ち続けていました。
前作でもそうですが、漫画の新しい描き方に挑戦されているなと感じます。
コマ割り、場面の切り取り方、視点の選び方、心象風景の描き方など……「そんな描き方があったのか!」と何度も驚かされました。
また先生の物語でとても好きなところは、台詞や登場人物たち【以外】に語らせるところです。
今作は特に花言葉に想いが乗せられていますし、またその場面が意味することを風景に託していて、何度見返したら全ての描写を拾えるのか…というくらい、様々な見どころが散りばめられています。
花言葉での描写が好きな方、小説のような描写を読んでみたい方、一度では回収しきれない仕掛けがたくさんあるので是非読んでみてください。
私は山茶花を用いた描写と雀の描写にノックアウトされました。
表紙からも分かる絵の描写力、緻密で入念に練られた構成、緩急のある物語。
そういう要素から言うと(他作品を例に挙げて申し訳ないのですが)、日高ショーコ先生の『憂鬱な朝』や朝田ねむい先生の『マイリトルインフェルノ』、麻生ミツ晃先生の『リバース』がお好きな方はむちゃくちゃ好きだと思います。
そしてとびっきり新鮮な「新しい漫画の描き方」が見たい方も、ぜひ。
もうとにかく、とにかく読んでみてください。
以上、感動のあまり紙書籍の購入を検討している私からでした。
未読の作家さんですが、絵柄が好みなのと、リバが大好きなのでとても楽しみに購入しました。上だけの感想ですが、とても良い!!そして私が求めていたリバではなかった、が、それもいい意味で裏切られた感じで良い!!!6年前に課長の内海が、課長候補の赤嶺に路地裏で犯されたことをきっかけに復讐心を抱えながら、、という因縁と確執が詰まったお話ですが、それだけでは終わらず、複雑になるストーリーの構成や、次どうなるんだろと興味を唆られるコマ運びが多く見られ、読み応えのある作品だと思います。そして、なにより圧倒的画力。 私の好みではあると思うのですが、紫能了先生の描くアングルやキャラの体格、線がとても魅力的で絵だけでも神評価をさせていただきました。今後の展開も楽しみです。そして、下の作品を読み終えたら紫能了先生の他の作品も読んでみたいと思いました。
この作品に関わった人達の本気が、頭が痛くなる程伝わってきました。
箸休め無しの愛憎劇ドラマ。身体も心も真に迫ったと思えば裏切り、どう行き着くのか画の迫力も相まって息を詰めて見届けました。
濃密な劇画BL、また、修正もちょっと心配になるくらい仕事してなくて、目に驚きがありました。
欲を言えば語りが多かったり、大ごとにし過ぎだったり真相が欲しい部分など思う所は多々。けれどキャラクターも作り手も熱量高めなのがハッキリみてとれる作品は好きです。
BLを読み始めた時にこんな作品に出逢えると思っていたので、感謝と拝む意味も込めて神評価です。
うわぁぁっってなりました。
ちょっと安易に手を出してしまった自分に反省。
この作品はじっくりと時間と気持ちに余裕がある時に読むべきマンガでした。
まるで映画を3時間、ちゃんと映画館で観た時のような疲労感と満足感が得られます。
そしてこの作品、今年のちるちるアワードにノミネートされていたんですね。
投票前に読んでおきたかった!!と遅い出会いに絶望です。
ネタバレなしに読んでほしいです。
…というか、うまくあらすじをまとめられません。
読んでみてください。
騙して騙されて、やられてやりかえす。なにが嘘なのか本当なのか、ふたりの言葉・態度も気持ちも分からないまま上下巻をノンストップで読むこと間違いなしです。
そして、絵柄の迫力は抜群です。絵柄が女性向けっぽくないので、好き嫌いはあるかもしれません。でも、とても美しい顔をふいに見せます。
もちろん人物・背景だけの絵の上手さだけじゃなくて、エッチの時の構図・アングルも素晴らしいです。
めちゃくちゃエロい顔や体位をします。
絶望に啼け…タイトルもいいですね。
読んだ後にくるものがありました。