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 みよしあやと先生 インタビュー

2013/08/02 13:56

コミックス『片想いとパレード』前・後編(リブレ出版)8月10日発売
みよしあやと先生の新刊は、8月10日にリブレ出版「ビーボーイコミックスDX」からリリースの『片想いとパレード』。前・後編同時発売です! 街を歩けばすれ違いそう、近所にいそう! な男の子たちの恋模様に、萌えましょう! それでは「801 AUTHORS 108」167回目のゲスト、みよしあやと先生どうぞ!

Q1. 新刊の紹介をお願いします!
初恋相手の幼馴染を思い続けすぎてにっちもさっちもいかない! そんな見た目は美形男前のネガティブ卑屈受けに、まっすぐすぎて無神経な攻め、何を考えてるかわからない第3の男、それぞれ入り混じって片想いの一方通行をしつつじっくり地味に前に進む、そんなお話です。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?
主人公の東馬はこれでもかというくらいネガティブで、態度こそ悪いですが純粋で根はまじめないい子ゆえに悩みすぎる…。
心の声が実際口にでてる100倍くらいある、そういうタイプです。
鷹也は思った事はすぐ口にする、自分がこれ! と思ったら誰かをキズつける選択だろうが構わず選ぶ! なタイプなので真逆の2人です。
第3の男のヨネは一見何を考えているかわからないですが、一番まわりを見ています。
でもそのせいで自分の優先順位が低かったりもして、器用貧乏タイプかもしれません。

Q3. 今作のこだわりポイントは?
しつこい片想いをしつこく描いたところ、でしょうか…(笑)。
何か考えだすと年単位で時間が経ってしまう人間なのでそれがモロに出ていたんじゃないかと思います。
あとは舞台を鎌倉周辺と決めていたので行動範囲もその圏内を意識しました。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!
毎月の連載、それもこんなに長いお話を描かせて頂いたのは初めてだったので勝手がわからず、担当さんには随分とご迷惑とご心配をおかけしました。
途中悩みすぎたせいか体調を崩してお休みを頂き、その時に支えてくれた方々に本当に感謝しています。
近況はヨネ先輩主人公のお話を同人誌などで描けたらいいなあとふんわり考えつつ、連載中に実家で飼いはじめた犬がかわいくてため息をついています。
あと、発売と時期を同じくして幼馴染と偶然鎌倉にいく予定がたったのも感慨深いです。感慨深いといいながら何食べようで頭が一杯ですが…。シラス丼、おいしいですよね。

Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
長く向き合ってきたお話とキャラゆえにすごくドキドキしています。
初コミックスの時と同じ気持ちかもしれません。

Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
ここまで読んで下さってありがとうございます。
話すのも説明も下手なので何もおもしろい事が言えなかった…! とすでに後悔のパレードです。
受け入れて貰えるのかな? と不安に感じる部分もある今作なので、少しでも、どこか一つでもいいなと思って頂けたらとても嬉しいです。
前編後編とあります、後編までぜひ読んで頂けたら…!

担当編集:リブレ出版 Iさんより
みよしあやと先生の作品を初めて拝見したとき、「なんてワクワクするマンガなんだろう」と思いました。
読者さんにどういう風に恋愛を楽しんでもらうか? どんな言葉を喋ると「ドキ」っとさせられるか? こういう風に演出すると読者さんに「萌えて妄想してもらう」ことができるか? 言葉や演出にこだわって読者に問いかける、マンガにとってとても大切な「ワクワク」がありました。
そして「等身大」の男の子たちがとても魅力的。この2つをシャカシャカ振ってエイっと出してみたら、「片想い」が出てきました(笑)。
卑屈な主人公・東馬の極端な発想から繊細な乙女心までを、飽きさせずに描いてくださるのでは? と思ったその期待は前後編全てに生かされています。
「片想い」の辛くて切なくて、ましてや彼女までいて、男同士でガサツでずっと一緒にいる幼なじみで…。嬉しいけど苦しい、そんな片想いの醍醐味を、おもしろいキャラクターたちで盛り上げながらコメディを交えつつ描いています。もちろん、「片想い」の最大の醍醐味・ハッピーエンドが最高の盛り上がり! 開き直った男たち、すごいです(笑)。
切ない「ズキズキ」も、期待の「ドキドキ」も、この先どーなる!? という「ワクワク」も、まとめて2冊で一気にお楽しみください!

(c)みよしあやと/Libre Publishing

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