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 かわい有美子先生 インタビュー

2013/12/24 19:47

小説『ルーデンドルフ公と森の獣』(大洋図書)12月26日発売
繊細なヘタレ×ポジティブな男前! かわい有美子先生の新刊は、12月26日に大洋図書「SHYノベルス」からリリースの『ルーデンドルフ公と森の獣』。大学の研究室で建築史学を専攻する藤森は、学術調査のために携帯も通じない深い森の館を訪れます。館の主であるドイツ人、ユリアン・ルーデンドルフ公は寡黙な髭面の大男。環境、出会う人々ともにミステリアスで戸惑う藤森ですが、あるときユリアンの別の顔を知って……。二人の距離はどう縮まるのか!? それでは「801 AUTHORS 108」255回目のゲスト、かわい有美子先生どうぞ!

Q. 新刊の紹介をお願いします!
挿絵をご担当いただいた周防先生のイラストには、中世ゴシック風のお伽噺、ちょっぴり怖さとめでたしめでたしな要素が合うんじゃないかと思ってキャラを立ててみました。ちょっぴりな怖さは途中でどこかにいっちゃいましたが…。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
繊細なヘタレ○○○○攻め(○○○○についてはネタバレになるので伏せ字)×ポジティブな男前受け

Q. 当て馬や重要な脇役は?
ひとくせありの使用人達

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
ベースを可愛いお伽噺風、ハッピーエンドの童話風に…と考えて作ってます。現代物ですが、ちょっと異世界譚のような雰囲気も楽しんでいただければと思います。
こだわりはあとがきにも書いた○○なんですが…、この言葉にはこだわってます。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
作中の獣のデータや伝説を色々調べるのが楽しかったです。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
裏設定…というほどじゃないですが、青髯っぽいブラックさを最初入れ込もうと思ってましたが、どこかに飛んでいってしまいましたね。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします!
執筆中…じゃないですが、原稿終わったあとに飲んだワインが安くて美味しくて、思わずネットで大人買いしてしまいました。
アドレナリンが過剰分泌されてハイになってたんだと思うのですが、あまりに大量に配達されてきて、今、青ざめてます。

Q. 今、何かハマっていることは?
ペーパークラフトと燻製作り。黙々と作業してます。頭を空っぽに出来ていいです。

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
周防先生の両開きの表紙イラストが素敵なので、中身もちゃんと楽しんでいただけるといいなぁって思います。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
SHYさんでは初めてのお仕事になります。とてもゴージャスなイラストと、繊細で綺麗な装丁を楽しんでいただけたら嬉しいです。

大洋図書 担当編集より
SHYノベルス初登場、かわい有美子先生の本作は、現代でありながらどこか童話のような恋のお話。
建築史学なんてお金にならない学問のオーバードクター・藤森が教授の命令で渋々訪れた深い森のなかにある古い洋館。
そこで暮らすのは、ドイツ人のユリウス・ルーデンドルフ公と二匹の猫、そして無愛想な使用人たち。
冒頭からぐぐっと引き込まれるワクワク感はさすがの一言です!
出逢ったときに髭面だったせいもあり「熊男」なんて藤森にあだ名をつけられちゃうユリウスですが、素の顔はまるで王子様のような美形。
そんな貴公子が、心惹かれる藤森のそばにいたくってピッタリくっついてくる様子は、読んでいてニヤニヤが止まりません。
初めは浮世離れしたユリアンに心でツッコミまくっていた常識人・藤森も、ユリアンの隠された一面を知り、その真っ直ぐな一途さに……♡
読んで楽しんでいただきたいので、詳しくは語りませんが、個性的な使用人たちや、森で見かけた神秘的な獣、モブキャラに至るまで魅力たっぷり。
周防佑未先生の麗しいイラストも必見です!

クスッと笑ってるうちに、きゅんきゅん切なくなって、そして読み終わったあとは必ずハッピーになれることをお約束します。
溜まったストレスをゼロにしたいなら、絶対に買いの一冊です!

特典情報
詳しくは大洋図書ホームページにて

(c)かわい有美子/周防佑未/大洋図書

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