菊屋きく子先生インタビュー

告白され、自慰ネタにされてて、アクシデントで共同生活…
サラリーマンの越安は、後輩社員の墨崎に告白されます！ 10歳も年下で、無口で無愛想で何を考えているか分からない不気味なヤツ。しかも彼は、越安をネタに「自慰しましたよ」なんて言って!! こんなヤツと、まさかのアクシデントで同居するハメになった越安は……。6月25日発売、菊屋きく子先生の新刊コミックス『墨崎くんちの越安さん』。昔から、なぜか男にモテていた越安。すべて断ってきたものの、今回ばかりは一筋縄ではいかない模様です!! それでは「801 AUTHORS 108」第652回、菊屋きく子先生どうぞ！

Q. 作品紹介をお願いします！
女っ気もなく面倒見がいいせいか昔から何故か友人(男に)に告白される事が多い越安。その度気持ちに応えられず友人を失っていた。
そんな中無表情無愛想で何を考えているかわからない後輩の墨崎から告白される。
気持ちに応えることは出来ず諭すため二人で居酒屋へ。
その帰り越安のアパートでボヤ騒ぎがあって大家さんから一時立ち退きを言い渡される。
もちろん墨崎が黙っているわけもなく家へ泊まるようへ越安を誘い…と言ったお話です。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか？
無愛想で無口で何を考えてるかわからないけど芯はしっかり通っていて押しの強い墨崎×しっかりしてるように見えて実は流されやすい越安です。
流されるままの人生を歩んできた、と自分で言っていますが、恋愛に関しては断り続けていたので流されている事実に気付いてません。

広い意味での天然×天然です。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう？
越安が普通という所です。普通なのにどうして男にモテるのか。本人も告白される意味がまったくわかっていない。
どうしてそうなったのかがカバー裏を見ればちょっとわかると思うのでめくってみてください。

あと一人暮らしの長い男が「ただいま」「おかえり」を言う意味のあたたかさが伝わったらうれしいです。
Q. 今作にまつわる裏話ってありますか？
越安が怒ると方言が飛び出すという裏設定がありました。ただ実家の話は一切出てこず、怒る＝シリアスシーンなので流れが止まってしまうこともありボツにしました。
方言可愛いです。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います！
ほぼ毎週末水道橋へ通っていました。その帰りに友人と集まって飲んでばかり…よくあんなパワーがあったなと思います！

Q. 今、何かハマっていることは？
クロスバイクです。近所の国営公園の年間パスポートも購入してサイクリングコースをぐるぐる走ってます。アイウェアとマスクをすると完璧に不審者です。
走った後のお酒は最高に美味しいです…！

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう？
担当さんをはじめ携わって下さった関係者の皆様には心から感謝しております。
緊張して焦ったり胃が痛くなったりしますがとても楽しみです！

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
少しでも作品が気になって手に取って頂けたら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました！

WEBLink編集部 担当編集より
お待たせしました！
菊屋きく子先生日常家系BL『墨崎くんちの越安さん』ついに登場です！

同じ会社に勤務する十歳年下の新人後輩・墨崎は、無表情で何を考えているかわからない！
そんな墨崎に告白された越安は、何かの冗談だろうと一度は流しますが、どうやら本気の告白だったらしい……。

しかも、自分をネタに“一人Ｈ”をしたという衝撃的な事実を聞いて、越安は大混乱!!
まずは墨崎を落ち着かせようと飲みに誘い……というところからお話は始まります。
何を考えているかわからない、ミステリアスな後輩に何度も何度も振り回される越安が、とってもとーっても可愛いです！

スーツあり、私服あり、エプロンありの三拍子です!!

自分をネタに一人Ｈした相手との、まさかの共同生活。
果たして、越安の運命はどうなってしまうのか……!?

是非ともコミックスをお手に取っていただき、帯をペラリとめくっていただけたら嬉しいです！
越安さんの無防備っぷりに、思わず「もー！」となってしまうこと間違いなし！ です！

今回の6月刊『墨崎くんちの越安さん』、そして次回8月刊行予定の『かぞくごっこ』。
連続刊行ということで【菊屋きく子先生フェア】をWEBLink公式HP特設サイトにて開催いたします！
ここでしか読めない限定描き下ろし漫画や、プレゼントキャンペーンまで盛りだくさんな内容となっております！

特設サイト公開は【6月25日】を予定しておりますので、是非是非コミックス発売日にWEBLink公式HPにアクセスしてみてくださいね！

WEBLink公式HP

WEBLink編集部公式Twitter

(c)菊屋きく子／集英社