07/01 おち先生インタビュー 溺愛執着攻×愛に飢えた強気受! 10年越しの激重依存感情♥ コミックス『サディスティック・メロウラバー』上下巻
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2026/07/01 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4334回
おち/ジーオーティー/Bivy comic
コミックス『サディスティック・メロウラバー』上下巻 7月 1日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
「どれだけ愛してるか分からせてあげる」
愛が重いイケメン俳優×拗らせツンデレS嬢。
10年分の超激重執着愛、上下巻同時発売!!
SMクラブの人気S嬢の遼威(ろい)を高額指名してきたのは、
突然の活動休止で世間を騒がせている、若手イケメン俳優の掛川志臣(かけがわしおみ)だった。
実は幼い頃に二人は、「ずっと一緒にいよう」と誓い合った仲だったが、
ある日を境に、志臣は遼威の前から姿を消していた…。
それから十年、志臣を憎み続けてきた遼威。
なのに再会を機に、志臣の重すぎる求愛と執着で、
身も心もぐずぐずに溶かされる日々が始まり――…。
――ご刊行作品の紹介をお願いします
男性向けSM風俗のS嬢として働く遼威(ろい)が、10年前に離れ離れになった幼馴染で俳優の志臣(しおみ)と再会し求愛されるお話です。
志臣とは10年前にずっと一緒にいようと誓っていたのですが、
ひょんなことから別々になってしまい、それがきっかけで遼威は志臣をずっと憎んでいました。
しかし志臣は俳優として10年目の節目に突如活動を休止し、遼威の前に客として現れます。
そして、今度こそずっと一緒にいるという約束を果たすために
志臣は遼威に甘く激しく求愛していくというストーリーになっています。
連載するにあたって、愛とは真逆の感情を持つ受けが攻めの求愛によって絆されていったり、性的嗜好がSの子がMに陥落するといったシチュエーションを描きたいというところから着想を得ました。



――主人公たちはどんな攻×受ですか?
受けの遼威は自己肯定感低め、社会に絶望しかけた虐待サバイバーです。
斜に構えた性格で、若いのに達観していて、誰にも媚びない。
でも、誰よりも愛に飢えています。
本編では詳細に描くことをしませんでしたが、
遼威がS嬢になった根幹は、向き不向きや金銭的な事情、他者から必要とされる欲求の解消ではなく、トラウマの再演です。
そんな根っこは破滅的な状況にありながらも、職場のオーナーや先輩に時には厳しく、時には優しく社会を教えてもらい、根が真面目なのもあり仕事以外では至極真っ当な価値観を持っています。
また、見た目のわりに落ち着いている言動や
世話焼きなところもあるので、志臣より歳上のように感じることもあります。
志臣のストレートすぎる愛情表現には恥じらったりツンツンすることもありつつ、
愛を与えてやればやるほど自分も同じくらい返したいと思って努力してくれる性格です。
攻めの志臣は高身長、ハーフ、整った顔立ち、マイペースでのほほんとした性格の好青年です。
子役上がりの俳優で、その才能は天才的であり、型にはまらず様々なジャンルの役を作風によって演じ分けるカメレオン俳優です。
志臣は誰にでも平等に笑顔で、そつなく接することが出来ます。
それは裏を返せば誰に対しても過度に肩入れすることがなく、
潜在的に自己開示を極力避けているともとれます。
ですがそんなどこか淡泊でお高く見える志臣も、
遼威といるときはわがままだったり存分に甘えたりはしゃいだりします。
志臣にとって遼威は今も昔も誰よりも心を開ける存在です。
言い換えれば志臣にとって遼威以上に心を開いて話せる存在はいません。
それは幼少期の遼威と過ごした日々の記憶によるものであったり、
誓いを果たせなかった贖罪によるものでもあります。
そのため志臣はスパダリに見えて、
もろく不完全な精神性を持つ依存性の高い攻めになっています。
好きな相手(遼威)を褒めたり、甘えたり、感謝の気持ちを伝えたりするのが上手です。
そして物腰の柔らかいドスケベです。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
S嬢という職業を過剰に特殊な職業として扱わないようにしました。
過度に特別視もせず、過度に卑下もしない。
志臣は独占欲という観点から遼威がS嬢を続けることを懸念しましたが、
職業そのものや遼威の仕事ぶりに対してはきちんとリスペクトを持って接してもらうことに徹しました。
もうひとつは遼威の衣装です。作中では色んなパターンの衣装を着てもらっていますが、可愛いとエロの良いとこ取りできるようなデザインを目指しました。
また、毎話エロシーンのシチュエーションとアングルが被らないように気をつけました。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
最初は3話まで書き溜めてからの連載開始だったのですが、そもそも1・2話同時配信だったのであっという間にストックが無くなり
中盤を待たずに自転車操業になってしまい大変でした。
何度も今回こそは隔月配信は無理だとなり、メンタル的にも喰らいつつ、
それでもなんとか全話無事スケジュール通りに配信出来たのは
担当さんが何度も何度も私を鼓舞してくださったおかげです。
また、それ以上に最も苦労したのは連載終了後の特典執筆です。
元々かなり遅筆なのですが、
1ヶ月で約2話分の原稿執筆をしました。
本当に本当に大変でしたが、
"人間ある程度負荷をかけた方が成長する"という言葉を
聞いたことがあり、それを身をもって実感しました。
成長の機会になってよかったです。
楽しかった点は、描いているうちに遼威の気持ちや表情が変化していく過程を見ていたところです。
最初の設定や事前に作成していた1~12話の簡易プロットでは考えていなかった行動や言い回しをしているのを見て、他人事のように驚いていました。
また、志臣に関しては話数を進めるごとに
幾度となく担当さんと
めちゃくちゃ頑張った甲斐があったねぇ…と感慨深く
彼が報われている姿をみて話していました。
苦労したとも言えるし、楽しかったとも言える点はベタの作業です。
元々ベタがとても苦手なので、遼威の髪ベタはいつもかなり苦戦しつつも
髪の感じが上手く出せると楽しいなとも感じながら作業していました。

――今作にまつわる裏話はありますか?
初期の設定では志臣は若社長、遼威は後天性淫魔という現代ベースのファンタジー幼馴染BLでした。
また、今作中では"うさくらげ"という志臣が考案した特撮のキャラクターがいるのですが、
元々は初期の淫魔ネタの"淫魔教育係の悪魔・恒崎(つねさき)"というキャラクターでした。
その悪魔・恒崎の人間アバター版を今作の志臣のマネージャーの恒崎さんとして採用しています。
もうひとつは最初は6話で完結予定だったということです。
それをありがたくも12話まで描かせて頂けることになったため、
志臣と結ばれたことによって変わっていく遼威の感情や接し方にも
フォーカスすることができました。
幼馴染カップルとしての姿を描くことが出来て良かったです。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
液晶タブレットを使っているのですが、かなり古いものだったためペンが充電式のものでした。ペンは2本持っていて、片方の充電が切れたらもう片方を使うといった方法で使用していたのですが、連載中に片方のペンが壊れて充電出来なくなってしまいました。
そのため替えのペンを購入しようとしたのですが、公式サイトでは廃番になってしまっており購入できず、Amaz●nで別メーカーが作っている同じ型番のペンを購入したのですが、同じ型番でも対応のグレードが若干違うものというものが存在するらしく使用出来ず、またさらに別メーカーのペンも購入してみましたがこちらも使えませんでした。
そのためしばらくは1本のペンで作業をしていたのですが、使用可能時間が経年劣化もあり4時間ほどしかなく、そのくせフル充電に2時間ほどかかるので
4時間作業→2時間休憩→4時間休憩といった作業のしかたにせざるをえなくなってしまいました。
この時点でタブレットを新調すればよかったのですが、
使い慣れていたということと、私の中で"ものは壊れるまで使い倒す"というモットーがあるのでまだ1本ペンが使えているうちは故障じゃない…と思い、しばらく使用していました。
最初は2時間休憩のところで食事をとったり、入浴したりしてなんとか無駄にならないように努めていたのですが、徐々に強制的に中途半端な長さの休憩に入らないといけない状況が煩わしくなり、ここで「こちらの行動を制限されてる時点で…これすでに故障じゃね?」ということにようやく気が付き、年始に液晶タブレットを買い替えることになりました。
新調した感想は、使い慣れていたと思っていた旧液晶タブレットはむしろ使いづらかったことがわかり、線の引きやすさが段違いに良くなりました。
充電の要らないタイプかつ、ペン先の種類も選べるのでとても描きやすく、買い替えて良かったなぁと満足しています。
ただ1点、問題がありました。
新しいペンにはサイドに縦長のボタンがついているのですがそれが指に当たって誤作動を起こし非常に煩わしかったのです。
旧ペンにもついていましたが位置が若干違ったので気にしていなかったので、どうしたものかと思い、「そうだ、ボタン取ろう」と購入後数時間でサイドのボタンを破壊するに至りました。結果、大成功でしたが、メーカーによって外してもいいものかどうか違うと思うので同じ境遇のかたがいましたら自己責任で調べてから外すのをお勧めします。
――今、何かハマっていることは?
ラジオやポッドキャストにハマっています。
動画だと見てしまうし、通話だと話す事に気を取られ手が止まる性質なので
作業しながらの利用でとても重宝しています。
長時間の1人作業で孤独感がある時に、人の声を聴くと気持ちが和らぐし
芸人さんだと笑える会話、文化人なら教養の話、エンタメやビジネス論など、
無数のジャンルで新しい視点や知見も得られるし、
自分の気分でセレクトできるのも楽しいです。
あと去年から忍たま乱太郎にハマってます。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
紙の単行本は久しぶりの刊行なのでめちゃ嬉しいです。
でも、上下巻で発売したということは2人の物語が一区切りついてしまったということなのでとても寂しくもあります。
単行本刊行後も今後もずっと愛していきたいです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
ここまでお読みいただきありがとうございます。
今後も作品は執筆していきますので、またどこかでお見かけの際は思い出してもらえると嬉しいです。

担当編集より
超濃厚で激しいエロがたくさん詰まった、
おち先生の『サディスティック・メロウラバー』が、
7月1日に上下巻同時発売となります!
「大人になってもずっと一緒にいよう」と約束していた遼威と志臣。
しかしある日、志臣は心無い言葉を残して突然姿を消していて―…。
それから10年、2人は"SMクラブの人気S嬢"と"国民的若手イケメン俳優"という立場で再会します。
志臣を恨み続けてきた遼威が、あまりにも重く一途な執着愛に抗えず、
じわじわと骨の髄まで愛されていく姿から目が離せません!
また本作の魅力はなんと言っても、おち先生の繊細かつ美麗な作画で描かれる、超濃厚で刺激的なエッチシーン!
激しいSMプレイからとろけるような甘いプレイまで、
毎話異なるシチュエーションとエッチな衣装に、ぜひ注目していただきたいです…!
憎しみから始まった歪んだ2人の関係が、
10年ぶりの再会を機にどのように変化を遂げていくのか…。
究極の執愛と官能的なエッチシーンの数々を、ぜひ心ゆくまでご堪能ください!

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