高尾理一先生インタビュー

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高尾理一先生インタビュー 異種族間の危険なH!? 25歳の大柄ワンコ童貞×90歳の若き天狗ラブ! 小説『天狗と神隠し』

2015/08/19 18:06

童貞の精液は天狗の糧となるも、その逆は毒! 恋の成就は…
天涯孤独の天狗、水篶は山で迷子になった少年を救います。彼の名前は冬征。ともに過ごした楽しい時間は互いの胸に刻まれ、やがて冬征は水篶への想いを強くします。そして水篶もまた彼を愛しく想うように……。高尾理一先生の人気小説「天狗シリーズ」にスピンオフ『天狗と神隠し』が登場! 8月24日発売です!! 人間と天狗が愛し合うには、ある危険な問題があります。二人がそこをどう乗り越えるのか!? シリーズのファンも、初読みのみなさんも存分に楽しめるストーリーになっています!! それでは「801 AUTHORS 108」第702回、高尾理一先生どうぞ!

Q. 作品紹介をお願いします!
荒れた山にひっそり棲む一匹天狗が、人間の子どもと出会い、青年へと成長していくうちに相思相愛になるけど、種族の壁が……、というような話です。
嫁取り」「花帰り」「恋初め」と3作続いた天狗シリーズと設定は同じですが、違う立場の主人公とその伴侶なら、どういう展開になるのかなと思って書き始めました。
この本だけでも読めるように書いてますが、前3作の設定を踏まえたうえで読むと、より楽しんでいただけるのではないかと思います。
 
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
攻めの冬征が人間(25歳。童貞)で、受けの水篶が天狗(90歳。天狗としては若造)です。
冬征はとにかく水篶が好きで好きで押しまくり、大柄、筋肉質な身体であざとく甘えます(笑)。ワンコですが、待てのできるワンコです。
65歳年上の水篶は、ワンコな冬征を諌めないといけないのに、天狗ゆえに童貞の精液の匂いには逆らえず、理性と食欲が戦う毎日です。

Q. 当て馬や重要な脇役は?
「恋初め」で誕生した六花が成長し、脇役天狗として出ています。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
今作に限らずですが、童貞の精液は天狗の神通力を増幅させる、とてつもなくおいしいものだということです。効果について、童貞の年齢は関係ないようです。 

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
前のシリーズと違い、水篶が一匹天狗なので、烏天狗たちと楽しく戯れるシーンなどを書けなかったのが、自分でも思いのほか寂しかったです。
今回、1から始める主人公たちなので、なんとなく「嫁取り」を書いたころの、天狗シリーズを始めるときの原点に戻ったような、懐かしい気持ちになりました。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
今作前に提出してボツになったプロットでは、六花がもうちょっと成長して、坊ネームをもらってました。坊ネーム持ちとなった六花の話も書いてみたいです(チラッ)。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います!
毎日毎日、必死になって書いていて、思い出に残るような、これといったエピソードは起こりませんでした……。すみません。つまらない日常ですみません……。

Q. 今、何かハマっていることは?
石臼式低速ジューサーで作るジュースにハマってます。リンゴとニンジンのすりおろしジュースを飲むと記憶力がよくなる、と聞いて始めました。
近年(近年です!)記憶力の低下に悩まされ、藁にもすがる気持ちでしたが、期待した効果はまったくありませんでした(笑)。

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
ハサミを輪ゴムで括られて、今まさに茹でられようとしているカニのような気持ちです。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
こちらでは、初めまして。ここまで読んでくださって、ありがとうございました。天狗シリーズですが、剛籟坊と雪宥は出てきませんので、ご注意を!
主人公の水篶は孤独で非力ゆえに、今まで出てきた天狗たちとはまったく性格が違いますが、こういう天狗もいるんだよ、ということで、少しでも楽しんでいただけましたら嬉しいです!

担当編集より
高尾先生もおっしゃられているとおり、冬征が大柄な体であざとく甘えているところが見所です! 種族の違い以外にも、いろいろとハードルの高い二人の恋ですが、冬征と六花のやりとりなどコミカルなシーンもあり。スピンオフ作品なので「天狗」シリーズファンの皆様はもちろん、初めて読む方にもオススメです☆ ぜひ読んでみてください!

特典情報
ホーリンラブブックス=イラストカード+特製シール
中央書店コミコミスタジオ=イラストカード

(c)高尾理一/南月ゆう/二見書房

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コメント3

投稿順|最新順

匿名1番さん(1/1)

高尾先生の天狗シリーズ しかも天狗受ですって?
DTの精はは天狗のご馳走設定、ごちそうさまです。
成長した六花の登場も楽しみ、先の作品とリンクしてるのは、アレコレ想像が膨らみますねw
早速ポチってこよう。

小説新刊の案内も、もう少し頻度が高いと気になる作品が増えるかもしれない。

匿名2番さん(1/1)

鬼に続いて高尾先生の新刊!うれしいです(^^)♪
スピンオフかぁ~↓と思ったけど、あざとく甘える大型ワンコ・・・イイカモ♪
私もさっそくポチ☆

六花の続きのお話もスゴク気になります♪
が、オオカミの続きもスッゴク×100…読みたいです、先生!!

匿名3番さん(1/1)

今回スピンオフなんですね!
シリーズ2作目までしか読んでなかった(汗)ので
3作目と合わせて読みたくなりました。

高尾先生のインタビュー記事、ありがとうございます!

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