BLアワード2019|ちるちる

BLアワード2019|ちるちる

ついに今年もランキング決定!!
商業BLの祭典BLアワード2019!!

BEST ディープ 6位

リバBLの金字塔…遊び人バイ×健気ノンケ

「愛し」

ポイント:
789pt
著  者:
くれの又秋
出 版 社 :
祥伝社
シリーズ:
onBLUE comics
発 売 日 :
2018/5/25

中学生時代にとある関わりのあった2人が、青年になって再会。変わってしまった芦田に対する翔真の、得体の知れない欲望や愛情が、2人を結びつけます。好きになれば男も女も、上も下も関係ない! リバというディープなジャンルの魅力がたっぷり詰まった作品です。

ユーザーの声を紹介

「BL史上最高のリバ」!!

帯にもあった通り最高のリバです。
もう少しこの二人の話を読みたい。
色々諦めてきたものも、達観してきたことも全部受け入れてくれた人を愛し、愛され、愛しむということ。
そういうことを少しづつでも2人の日常などを見ながら見守りたいです。
精神的に男前な方が受けなんです。尻で抱いてるのです。
泣く。
ミチル月さん

帯にも「リバ」とはっきり明記されていますが、愛しければどちらが攻でも受でも関係ないなと思いました。リバが苦手な人でも読みやすいと思います。とても素敵な作品でした!
KOVAさん

リバ描写があるけど、それまでの過程が丁寧に描かれていて好きです。なんとなくで毎日を過ごしていたのに、2人で一緒に過ごすうちにそうではなくなるってすごく良いですよね。
kikiiiiさん

リバという帯に手に取るのを躊躇いましたが(すみません、リバ苦手で)、勇気を出して読んで良かった! と心から思いました! お互いに思いを寄せていく過程で最初と逆転したという感じで、私にはそこが、すごく胸に迫るものがありました。男相手では抱かれる方が楽だった芦田が、翔真を抱きたいと思ったってところがもう…! そんな芦田の屈折が愛しいです。そして芦田を好きなのに、気持ちがないなら付き合わない、と言える翔真が最高すぎて惚れました。♥男前な受け大好きなので、どストライクです! 体は抱かれてるけど、心では翔真が芦田を受け止めて包み込んで抱いてる感じなのがたまらないです大好きです!
Kaina72さん

もうリバ大好き。この作品はそれだけじゃないんですが、愛し愛されたい2人が出会って恋に落ちる様子が素敵でした。好きだったらどっちでもいいんじゃないかと思っているので、受け攻め関係なく二人の関係性に萌えました。
emimimiさん

ノンケ君が健気…圧倒的心理描写

大好きなお話です。心情と気持ちの移り変わり、想いが募っていく描写がよくて、ほのぼのしたり切なくなったり、くすっと笑えたりめちゃくちゃ萌えたり、最高の一冊でした。翔真くんの健気さが本当に本当に大好きです。幸せになってほしい。芦田と翔真くんにまた会いたいので、ぜひ続編お願いします!!
匿名さん

いったん振られてからも、芯の強さというか女々しくならないキャラクターに強さを感じました。俺しか好きじゃないなら、意味ないだろ。って強い。若干流されやすいタイプなのかな、と思ってたから、えらい、と思いました。とまあ、いままで、失恋体験をダブらせる話はなかなかないです。ものすごい感情移入できました。 
最後も、自分がどうしたいのか正直わかんない、というとことか、すごい、好きの温度差が、リアルだなというか、ストーリーとして腑に落ちます。キャラが悩み迷う一人の人間としてリアルだなあ。と思いました。確かにねBLとしてくっついて良かったね! おしまい。もスッキリできてすきなんですけどね。いやあ、分かるよ、そういう、細かい感情の変化を、バシバシ感じとれる気がしました。
ayanyamさん

経験値は高い攻めがこれだけ不器用で、掴みどころがないとこちらも不安になるのですが戸惑いながらも懐のデカい翔真が包んでくれたので幸せがじわじわ伝わってきました。
心情の変化も自然で、翔真の元来の人の好さもあったでしょうけどきっと相手が芦田だから愛したいと思ったのではないでしょうか。
二人の未来がずっと明るくありますように…。
東雲月虹さん

真面目でお人好しのノンケの翔真くん、どっちもいける同級生の芦田。どちらも純粋なだけに読んでるこちらが焦れったい…「だがそれがいい」の一言! リバな関係でも深いっ。「あると思います」と頷ける作品で、大好きです!
ハッシー橋本さん

くれの先生は本当に間(ま)の魔術師だと思います。普通1コマ、2コマで終わりそうなシーンに、あと1、2コマ挟むことで、読者をぐっと物語に引き込むのです。この間に、人の感情は動き、惹きつけられるのだと思います。二人が絡み合う間、心を確かめ合う間、その瞬間瞬間、ドキドキしっぱなしで、すっかり魅了されてしまいました。お見事です。
くろくま子さん

BEST ディープ 7位

好きだった親友の息子と寝る週末

「ファザー・ファッカー」

ポイント:
762pt
著  者:
暮田マキネ
出 版 社 :
三交社
シリーズ:
Charles Comics
発 売 日 :
2018/3/24

男女△関係モノの醍醐味がここにあり! 複雑な事情で父子の関係になっているサラリーマンの明と高校生の真。明を縛りつけいたぶっているように見える真が、実はヤンデレ気味に執着していて…という展開にはゾクリとします。冷酷に突き放したり、惨めに縋ったり。痛々しく歪んだ愛に光は射すか…!?

ユーザーの声を紹介

背徳すぎる設定に萌え!

好きな人の息子と! ていう設定がもうナニソレ最高!! この作品に限らず、受けがどこか闇がありながらもそれにぶつかっていく攻めにより心が溶かされていく感じを描くのがマキネ先生はほんとに上手くて凄いと思います!!! 今回はマコトという名前が執着ポイントでかなり囚われているというか拗らせています。それを崩していく過程に引き込まれます! 性癖、執着、フェチを描くのがほんと天才だと思います!!
Ricりくさん

近親相姦じゃないんだけど、父と息子。好きだった人が亡くなり、その人の代わりに父親となる。相手の女性とは偽装結婚みたいなもの。設定だけでも凄い。その上、母親に関係がバレて身を引こうとする明を息子が追いかけるところが本当に命がけって感じでした。病んでるというか、心底愛してるって感じでした。
匿名さん

マコトの変わりになってでもメイと関係を保ちたかったシンと、マコトの代わりじゃなくシンとして見ていることをひたすら隠していたメイの関係になんとも言えないくらい引き込まれました。
ようるさん

平日は親子、土日だけ恋人の関係になる二人。父親の名前を呼びながら抱かれる明を、真はどんな気持ちで抱いていたんだろうと思うと切なくてしんどかった。最後はハピエンなのに、明にも真にも感情移入してしまって、苦しくて苦しくて読むと胸が痛くなります。なのに何度も読み返してしまう作品です。
ぐり茶さん

明と真、実際の親子ではないけど親子。好きな男の子供。そして土日だけの恋人。相手を想っている分、その切り替えが苦しい。
いーゆさん

コレで良かったのだ…幸せで重いラスト

背徳的というより、気持ちの迷路に入ってしまったかのような世界観がとても好きです。どんな結末でも受け入れていたと思うけれど、読み終わって1番に思ったことは、この2人は永遠に幸せになって欲しいなぁ…と。真はきっと、将来すごいスパダリになりそうだな、と勝手に予想しています(笑)
Maimai000さん

読後は心が痛くて切なくて号泣しました。二人はこれで良かったの? 後悔はしないの?これが二人が望んだ幸せなの? と色々と考えさせられた作品でした。今も読むたびに考えます。でも最後はこれで良かったんだよね、二人が幸せならいいんだよね。でも…と無限のループに陥ってます。
私がこうなってしまったのを先生に責任をとってもらわなきゃ! 先生、お願いしますね。
ムースプリンさん

この重い内容、好きだった人の子供をその相手と育てる。しかし子供に彼を重ねてしまう。最終的にはその子供と結ばれる訳ですが…それを嫌な感じも受けずに読ませてしまうのはマキネ先生の上手さです。周りには迷惑を掛けたかもしれませんが、2人が幸せになれるなら応援したいと思えるような作品です。
しゃなさん

義理の親子設定の中でもかなり重いのではないでしょうか。「平日親子、週末恋人」の背徳を感じながら進む物語はまるで水の底に沈んでいくような感覚がして辛くて切なかった。お互いが不器用に傷ついていくのを誰も止めることができなくてハピエンはどこにあるの? ってくらいに思えるのにちゃんと水の底にも届く光があることをこの作品で知ることができました。幸せを諦めないという二人の強い気持ちにマキネ先生の魔法が掛けられていてエンディング気持ち良く号泣しました。
cherry00xxxさん

読んだ時に胸が苦しすぎて泣きました。マコトの息子の真がマコトとは真逆に明を求める姿に、なんだか魂の因果のようなものも感じましたし、複雑に絡んだ抗えない情と宿命のようなものも感じて、ふたりの間にある刺し込むような痛みと愛をしっかりと見せられた気がします。
叶夜遊さん

一目を引く真っ赤な装丁に「平日は親子 週末は恋人」というショッキングさ。そして中身は、それ以上のインモラルな状況。自分の気持ちを押し隠して、親友として付き合っていた好きな男の息子…この週末だけの関係はなんと甘く、苦いものか…どんなに好きと言われ、抱かれても、自責の念からも後悔からも逃げられず、ましてや止める事もできなかった明。そんな明の内心を知りつつ、関係を続けた真。どこまでも平行線なのかと思われた2人の関係も、明が奥底に持っていた本当の気持ちを伝えたことによって救われました…「2人」で生きていく事を決めたラストは明るく思えました。
ハイレベルさん

こんなにも2人の関係性にヒヤヒヤドキドキとしたものはありません。明と真の歪んだ愛憎劇に引き込まれて、どうなるのか予想のつかない展開にハラハラしながら2人を見守りました。最後まで2人を追うことができて幸せでした。
maki助さん

BEST ディープ 8位

エグすぎる話題作、ゲス×クズのヤンキー同士共依存ラブ!

「薔薇とヘドロ」

ポイント:
750pt
著  者:
天河藍
出 版 社 :
三交社
シリーズ:
Charles Comics
発 売 日 :
2018/8/25

大我を自分に依存させることを喜びとする、不良のボスのゲス男・理人×「理人がいないと生きていけない」肉便器ワンコなクズヤンキー・大我の、共依存マッドラブ。レイプ、暴力、失禁、局部からの流血、飲尿フェラなど、ハードでディープなプレイが盛りだくさん! 歪んだ愛の形を見届けてください。

ユーザーの声を紹介

狂気的な愛、愛のない暴力に病みつき!

狂った愛でも本人たちには純愛という、不可思議で切なくて怖いくらいの作品でした。色々な愛の形があるのだから、二人にとってこの関係が純愛なんだと納得もさせられ、凄い作品だと思いました。
じゃねこさん

理人は大我を痛めつけ、他人に抱かせてまで大我を堕とす。そうして生きる気力を失くした大我が自分だけを求めれば求めるほど、大我が自分のものになったと満足する。とんでもなく傲慢で利己的な愛! でもどんなに歪であっても理人に愛されることで大我も幸せを感じる。他人から見たら歪んだ愛で閉ざされた世界だったとしても、当人同士が幸せであるならばそれでいい。新しい“愛のカタチ”を見せていただきました!
ayaayacさん

理人の歪んだ愛情表現と性癖がヤバイし最高!! 平気で人を陥れたり残酷な事をしたり、殺すよ!て言う時の目つきがゾクっとして、イっちゃってるなぁって感じが好きです!そんな理人にとって予想外の大我の自殺未遂ですが、それさえも2人の愛情と執着の深さを表現しているように見えます。愛情表現がクズい攻め、好きです!
Ricりくさん

共依存が好きで、その度合いが物足りないなーと思う作品が多かったのですがこれは度合いがぶっちぎっています。重い話で暴力描写も多いですがなんというか生々しくて、受けが嫌がりながらの行為と通じ合ってからの行為の差が伝わってきます。
ボボボーボ・ボーボボさん

ここまでドロドロとした歪んだ共依存を見た記憶がないほどに歪みきった理人の愛。きっかけは幼いころの大我の何気ない一言。お互いに依存し合う。最近よく共依存をテーマにしたものも多いけれど、ほかとは一線を引く二人。理人の執着愛というヘドロに堕ちるまでの周到さ、凄まじさには震えがくるほどですが理人と大我はどんなに歪んでいても、相互に他には何もいらないのが徹底している。ネグレクト、虐待が根底に根深く這っている二人、唯一必要としてくれるのがお互いの存在。好き嫌いは別れると思いますがディープ。理人に必要とされなくなったと思い込み凶行に命を絶とうとする大我、大我に執着する理人、理人がいないと生きていけなくなった大我。二人の幸せの終着点、人から見たら異常なのかもしれないけれど…ラストシーンでの幼い頃に大我が発した言葉に泣きそうで嬉しそうな笑顔の幼いころの理人。この純粋さがすべての始まりにして物語の根底なのだと…読後のモヤモヤは不思議とない。
マヤタナーカさん

ドロドロストーリーに解釈の分かれるラスト

大我のこと好きにしていいのは自分だけ、というものすごい執着心で最後には大我が頼りにできるのは理人だけという、二人きりの世界に閉じ込めちゃうのがすごい…でもそれが二人の幸せなんだからもう存分に愛し合ってください…という気持ちになりました。重たいし痛そうだししんどいんだけど、個人的には最高のハッピーエンドでした。
shao03さん

I love BL works with a dark theme with equally complex characters which simply cannot be defined as good nor bad like the characters here. There are depth and many layers which makes great character development, something very rare in BL works. (暗いテーマと、本作のキャラのように単純に善し悪しを決められない複雑なキャラたちのBL作品が大好きです。本作には、キャラクターを成長させる、BL作品に珍しい深さと厚みがあります。)
urarashouuさん

理人の自分すら興味が無い中、大我に対する歪な執着、大我の理人への依存、そして、それらを強調させる環境、先生の描かれる計算尽くされたディープな世界全てに魅了されました。特に執着心が段々と増していき、2人の世界が確立していく過程に心奪われました。苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、私は、ある意味、究極の愛だと思っています。
れおままさん

「セックスとは愛情表現にもなるけど、暴力にもなるな」って読みながら思いました。BLで仄暗い共依存ものは何作も読んだことがあるけれど、ここまで「愛があるのか?」疑問に思ってしまうほどの暴力表現あるものは珍しいのでは。攻の愛情表現や独占欲が歪んでいるように思えて、なぜ素直にくっつけないのか、最後もメリバに思えて仕方がないんですが、それで2人が幸せならそれでいいんだと思うことにしました。一度読んだら絶対に忘れられない強烈でディープでざらざらしたお話です。
七生子さん

BEST ディープ 9位

エリート上司×美しき部下、業の深い復讐喜劇

「嫌い、大嫌い、愛してる。」

ポイント:
643pt
著  者:
ARUKU
出 版 社 :
幻冬舎コミックス
シリーズ:
バーズコミックス ルチルコレクション
発 売 日 :
2018/8/24

表紙を一見甘々BLかと思いきや、テンポの良いモノローグのコメディタッチに、血飛沫ほとばしる突然のシリアス。ダークポップな作風がクセになったユーザーさんが多数のようです。閉鎖的な地方都市で繰り広げられる、東京から来たエリート・凍月×美しい部下・奏の残酷喜劇!

ユーザーの声を紹介

読後に寝込む、地雷を抉る…中毒患者多数!!

綺麗な絵柄で表紙買いだったのですが一番の衝撃作でした…。しばらく引きずりました。後半の、試練のなかでも浄化のような時間の流れに読み進めるのが怖くもなりつつ、含みを持たせる終わりかたにまた衝撃を受けました。とても記憶に残る作品です。
匿名さん

この作品は人間の脆くて弱くて柔らい部分をめちゃくちゃ攻撃されます。ズタボロになります。しんどいです。次から次へと災いが来ます。そして憎しみを原動力にするしかなくなる主人公の底力に驚かされました。お金って本当に人生を変えるなぁと…リアルです。
Bokenasuさん

重たくて、衝撃のある話でした。攻めの凍月はめちゃくちゃクズだし、プライドが相手の気持ちもお構い無しな男。そんな男を惚れさせて自殺し、こころの傷を負わせようと復讐する奏。まさに小鳥が猛禽を狩るとはこのことですね!
まったりんごさん

本当に心が痛くなるお話で、ディープで胸くそ悪い人たちだらけ。なのに、この読後感。描き下ろしで本当に救われます。唯一無二の作家さんARUKU先生にしか描けない深い深い一冊です。
yaguraさん

人を選ぶ作品かもしれませんが、私はとても大好きな作品です。大好きというか中毒性に囚われたという感じなのでしょうか…。なかなか、時間軸が前後するものは複雑で伝えにくいと思うのですが、とてもわかりやすく、不明確な部分が徐々に明かされてく映画のようなストーリー展開に引き込まれます。たくさんの人に読んで欲しいと思ってしまいます。
ちふもとさん

個人的には暴力性のある話は嫌いますが、題名のとおり、嫌い、大嫌い、愛してる、の気持ちになり、何度も読み返しました。
ねねむむやまこさん

BLを読んでてショックで寝込むという貴重な経験をさせてくれた作品です(笑)
ともかく展開がすごい。濃い上に重たい! 体調がよろしくない時は絶対読んではいけない本です。ドラマ1クール分の内容がびっちり詰まったかなり毒の強い1冊。でもものすごく面白くて、読んだ後は数週間この本のことばかり考えていました。まさにKing of deepな作品。死ぬまでこの本のことは忘れられないと思います。
ののみさん

壮絶なメリバの背景にある深い愛

これは読んでいて本当にしんどかった。救いはないの? 読むの途中で辞めてしまおうかと思うくらい辛いことが押し寄せてくる。ARUKU先生の画が更にそれに拍車をかける物凄い作品だった。最後には救われて良かった。
パラさん

壮絶としか言い様のない凍月と奏の関係。後半の献身的な凍月の看護生活は、本当に終わりがあるのか苦しくて、涙なくしては読めなかった。ものすごく重く深い愛情に感化され、読後はとにかく消耗しました。忘れられない一冊です。
豊華さん

人間の持つ心の醜さ、美しさ、主人公2人を始め登場人物たちの心情表現が秀逸な作品。思わず物語に引き込まれてしまいました。容姿にも恵まれ、社会的地位も財産も持っている凍月と貧しいが純粋な心を持つ奏。何でも持っているはずの凍月が奏の愛を得られずに、のたうち回る姿が何とも憐れで痛ましい。そして、凍月に復讐を誓いながらも彼に惹かれて行く奏の葛藤が切ない。いろんなものを乗り越えて、叶えられた純愛物語の重量感に読後は放心状態になります。
hijiriさん

神作。最喜欢这种前面虐受后面虐攻的故事。一直很喜欢ARUKU老师的剧本,台词文艺戳、剧情一波三折,层层抖包袱,让人非常期待后续发展。(前半で受けが苦しみ後半で攻めが苦しむ物語が1番好きです! ずっとARUKU先生のシナリオ、セリフ、数々の困難が降りかかるストーリーが好きで、続きの展開がとても気になりました。)
草摩银杏さん

今作も最低な攻が受にひどい事ばかりしますが、徐々に真実の愛を知ってそれに対しての行動が泣けて仕方なかったです。最後の描き下ろしで救いがあって本当に良かったです。
ゆっきー555さん

BEST ディープ 10位

ノンケ同僚に片想い、弾けそうな欲望…ホスト業界BL

「青くて苦い」

ポイント:
633pt
著  者:
芽玖いろは
出 版 社 :
プランタン出版
シリーズ:
Cannaコミックス
発 売 日 :
2018/10/29

傷付き傷付け苦悩するイケメンたちの、ディープで不器用な恋模様! ホストのミヤは同僚・タマに片想いをしているが、ノンケの彼に想いを打ち明けるつもりはなかった。しかし酔ったタマからのキスを引き金に、セックスや愛を求めてしまう…。ミヤを抱いているオーナーの邑も絡み、利害関係に満ちた業界で愛を見つける。

ユーザーの声を紹介

人気作の気になる脇キャラ! 受けが健気でエロい♥

赤くて甘いの時から気になっていたカップルだったのスピンオフが読めて嬉しかったです。ミヤの気持ちが報われて良かったです。芽玖先生の、何かに囚われている受けを解放するような救いのある作風が大好きです。太陽のようなタマの側にいればミヤはきっとこの先も幸せなはず! 心に残る素晴らしい作品をありがとうございました。
ゆきですさん

頭の中でタマを想いながらほかの男に抱かれるミヤ…最高でした…!! とにかくミヤが可愛くてたまりませんでした! 前作赤甘ではちゃらんぽらんかと思っていたタマも、弟思いの良い兄で好感度が上がりました! 「生きるぞ」は本当に胸が熱くなりました!
kgoさん

ミヤがディープにドエロでした。女を抱くと男に抱いて欲しくなるって…最高なんですが?! しかも女の抱き方を男に自分の体を使って覚えさせられるなんて! レクチャーの仕方も最高でした!! そのページは穴が空くほどガン見。ありがとう、い~い作品です。
Bokenasuさん

受けの子が不憫でそこが可愛い。オーナーとの関係もかなり好きだったので過去編などあれば泣いて喜びます。好きと気付くまでが辛かったけど、そのスパイスがあってからこその今の2人があるので読んでいて満足感がありました。
のこさん

芽玖先生のクールでスタイリッシュな世界観を存分に堪能できる作品。前作の「赤くて甘い」で気になっていた2人の話だったのでとても嬉しかったです。ホストというディープな世界の中でまっすぐに全力で恋をするタマとミヤがとても愛しいです…。「100回謝った」の詳細にも悶えました。大好きです。
朝田あずさん

スピン元ではすっかりバカップルの2人の馴れ初めが思いのほかディープで、そのギャップに持っていかれました。ミヤからタマへのデリケートでまっすぐな想いが切なくて、その溢れてしまった心が全部ベッドシーンの表情にあらわれて、エロいことエロいこと!最後にはハッピーな展開となったので、ディープながら気持ちの良い読後感です。
kapyさん

クールで仕事がら女性客の扱いには長けているし、男相手にもけしからんエッチさを発揮してしまうのに、恋には臆病でいじらしいミヤが愛おしくてたまりません。人の懐に自然に入っていけるようなタイプで面倒見もよく、いいヤツなのに、ミヤに対しては思わぬ自分が出てきて戸惑う姿が色っぽいタマにときめきが止まりません。そんな二人が気持ちを伝え合う場面でのタマの言葉は、自分の既読BL史上最強です!
みろりさん

ミヤがとにかくエロい!!!!!! そしてこじらせ過ぎ!!! タマをこんなにも好きなのに、身体を重ねても当の本人には伝わらない切なさとやるせなさに、胸が締め付けられます!!! 2人の気持ちが通いあった後のエッチも、もっともっと見たかったです❤︎
なちゅちゅさん

ディープな物語が心に刺さる!

切ないすれ違いが久しぶりに涙するコミックに出会いました。ホストのお話ですが片思いかどんどん切なくなる展開で本当に最後までドキドキはらはらでした。いつも楽しませて頂いてます!
匿名さん

受が女性と絡むのがどうしても苦手だったのですが、この作品では不思議と受け入れる事が出来、最後までドキドキで色気に悶えたり、何より切なさを最初から最後まで感じさせていただきました。去年、一番胸がキュっとした作品です!
ベニスケさん

ホストでの煌びやかなイメージとは裏腹に、ミヤの過去は哀しいほど痛々しかった…。気持ちを隠しながら健気にタマに抱かれてる姿は切なくて胸きゅんです。辛いシーンもいっぱいあるけれど、スピンオフ作品なのでハッピーエンドが約束されてる安心感。読後に「赤くて甘い」を読み直すとふたりが幸せそうで嬉しくなります♪
またホスト業界がリアルに描かれているところも要注目! お客様さんの女性達も個性的で魅力があって素敵です。
R♡さん

成り行きでタマと寝てしまい、抱かれながら「好き」と何度も心の中でこらえるように言うミヤがいたたまれずでした。オーナーの代わりにされているのか? と嫉妬まで芽生えたタマもいつの間にかミヤを好きになっているのに自分の気持ちに気づいてない時もミヤが不憫で。なのにミヤがタマを引き留めるシーンで、きっとなけなしの勇気を振り絞って「好き」という告白に「言う相手間違ってんじゃねーの」と去られた時のミヤの悲しさが本当に辛くて苦いと泣けて来ました。
マヤタナーカさん

ほんとうに好きな人に想いを伝えることが出来ないのはどんなに辛いことだろう。言葉にしなくては伝わらないけどその結果今の関係が壊れてしまったらどうしよう、という気持ちが伝わってきてしんどかったです。思いが通じあい、とろっとろにとかされていく姿は色っぽく美しかったです。
嶺羅さん

連載中、キャラクターが生きてそこに存在して動いて生活して、と毎回一つのドラマを観ている感覚に陥った。「抱かれたら欲が出た」「一緒に生きるぞ」など印象的なセリフが多いのにもグッと来た。
ぴんさん