あいつにめちゃくちゃに抱かれることばかり、考えていた。

青くて苦い

aokute nigai

  • 青くて苦い
  • 電子専門
  • 同人
  • R18
  • 神78
  • 萌×246
  • 萌27
  • 中立4
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
22
得点
659
評価数
161
平均
4.2 / 5
神率
48.4%
著者
芽玖いろは 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
ISBN
9784829686126

あらすじ

ホストのミヤは、女を抱くと男に抱かれたくなる。
そんな時に思い描くのは、片想いしている同僚・タマの顔だった。
想いを伝えるつもりはない。なのに──
「俺が抱くんじゃダメなの?」
抱かれたら、欲が募ってしまった。
一方のタマも、抱かれ馴れた従順なミヤに苛立っていく。
そして、彼を仕込んだのはオーナーだと知り……。

表題作青くて苦い

タマ(珠造明樹),ホスト
ミヤ(森之宮蓮),22歳,ホスト

同時収録作品青くて苦い

天王子 邑(ホスト→ホストクラブオーナー)
森之宮 蓮(児童施設を飛び出した少年)

その他の収録作品

  • 青ゆえ甘い
  • カバー下 あとがきまんが①②

レビュー投稿数22

タイトル通り

切なくてエロくていいお話でした。
が、どうも入り込めず坦々と読み終えてしまいました。
なぜかと考えるに
・お互いを好きなことはわかるけど、どう惹かれたかの描写が後半だったので前半は萌えなく不毛に感じた
・天王寺がピンとこない。わかるけど、もうちょっと個性とか魅力に突き抜け感があればあのキャラにしっくりきたかな
・若い時のミヤは美少年だったけど、今の髪型がいいと思えず。女が嫌いで愛想もなくそれでも太客が離れないのがへ〜という感じ
・ホストの仕事が楽しそうじゃない。辛気臭い顔で仕事していてしょうがないんだけどちょっとなぁ…
と個人的に思ってしまいました。
ハピエンなのはよかったです。
スピン元で明るくいちゃいちゃカプだったので、そのノリを期待したのもよくなかったかもですね。

JR西日本環状線シリーズ、寺田町や桃谷などの駅名キャラが増えて楽しかったです。余談ですが、昨日環状線乗ったところです。

0

抱いたあとは抱かれたい

「ウルフハウンド」を読もうと思ったら、「ホスト3作目」と書いてあったので、前作から復習。

「赤くて甘い」のスピンオフなんですが、あっちより断然好き。個人的にメガネ受があんまり萌えないのもありますが・・・。

ホスクラが舞台の話で、タマみたいな“普通の”イケメンがいるとすごく和みますね。弟くんのことを大切にしてるとこもポイント高い。

主人公は二人とも人生ハードモード。店では凛とした印象?だけど、酷いことをされても従順に従ってしまうミヤが切ない。タマに『もうやめよう』と言われて縋るところは、普段のミヤからするとらしくない感じがしたけど、本質はそこなんだろうな、と思うと切ないなあ。

“ミヤ”を作り上げたホスクラのオーナー・邑は、恋敵というよりクズやろうです。好きになれない・・・でも、もしかしてウルフハウンドのメインキャラ?かな??

BLには珍しく?理解あるお客さんたちとの会話も結構描かれていて、二人の心情を描くための仕掛けになっていると感じます。

読み終わって思うのは、とにかくミヤに幸せになってほしい・・・!前作で同棲していた二人がラブラブそうだったのが、ちょっとした救いです。

1

泣いた〜!

赤くて甘いのスピンオフですが時系列は過去。
攻めの居候先だったカプの話です。ちょろっとしか出てなかったのでどちらからでも読めるかと思います。好みで選んでも良いかも。
前作は明るめで気軽に読めましたが今作は切なく重めの作品です。

当て馬?の巴さんが良い味出してましたね…狡い大人って感じで。嫌な奴だな~と思いつつもあのときミヤを救ってくれたのは巴さんだけなんだよなと思うと…巴さん主人公のウルフハウンドも読もうと思います。

重いけれどもその分最後のハッピーエンドが輝いて見えます。良かったね〜っ!と泣きながら読みました。夜明けの腐女子におすすめ。

えっち度は今作の方が高めです。地雷じゃなければ大丈夫だとは思いますが、主人公のミヤが女性やモブとの絡みがあるのでそこだけお気をつけを。切なくてえっちって最高!

1

エロスと美しさ

「ウルフハウンド」を読むにあたり、久々に読み返しました。
切なさとエロスの入り混じるヒリヒリした空気感、最高でした。たまらん。
タマに抱かれている時のミヤの色気がすごくて、めちゃくちゃエロいのに美しくも感じるのは芽玖先生の画力の高さなのだろうなと改めて感じました。

セックスはしているのになかなか気持ちは交わらず、ミヤとしても伝えるつもりはなくて…
そんなどっちつかずの関係にタマが苛立っていく様子にハラハラ。
でもミヤの気持ちの行き先が自分に向いていると気が付いたタマの表情がすごく好きでした。
色んなことを乗り越えてふたりが一緒にいる未来になってくれて本当に嬉しかったです。

ミヤを救ってくれた恩があるのに、なんとも言えぬ胸クソ悪さを感じてしまう邑もいい味出してましたね。
タマとミヤのお話ではあるけど背景まで楽しめて奥深かったなと思いました。

0

実はこっちが先かと思ってました!

『赤くて甘い』のスピンオフ作品。
赤い方では
すっかり出来上がっていた二人なので、
てっきり青い方が先なのかと思ってました!

タマとミヤの二人が
すっかり出来上がっているという
ネタバレがありますが、
ストーリー的にはどちらから読んでも良いのかと。
(物語の時系列的には青い方が先になります)

この二人は有朋✕野田先生ペアと比べると
少しシリアス度が増します。
すれ違い両片思い!
切ないっ!
そして作者様の想いのこもったエロい受けです‼️
エロいです‼️
(いつものことなのですが、
大切な事なので二回言いました‼️)

そして有朋も働いている『ボルゾイ』の店長、
天王寺がなかなかのキーマン。
こちらのスピンオフも
描かれているみたいなので、
単行本化切望!!

こちらも赤同様、
私的にはラストがちょっと物足りない感。
さらに同人分が
電子でが出ているみたいなので、
読みましょう!うん!

この世界観、広がっていくと楽しそうv
……と思いつつ、評価は『萌✕2』で!

0

めちゃくちゃエロいけどただのエロじゃない

息苦しいほどのエロさなのに、純愛。ミヤがタマを好きだという気持ちだけを大事に大事にしている様に泣きそうでした。ホストものの最高峰だと思います。無理にお客さんを抱いた後は男に抱かれたくなる体を持て余している感がビシビシ伝わってきて、ミヤがタマ以外に抱かれるのが切羽詰まっていて辛いけどめちゃくちゃエロい。邑さんとの絡みもどエロくてびっくりする。その分タマとのセックスには特別なものを感じさせて同じセックスでもここまで描き分けられるのかと舌を巻きました。すごかった。

0

せつないっ

過去が重くて拗らせまくって素直になれない
でも内面はとっても健気なエロ美人受け!!大好きです!!!

女を抱くと男に抱かれたくなるように仕込まれたミヤ。
拗らせ方が切ない…

「誰でも良いなら俺にしとけ!」
と言ってくれたのが片想いの相手なら、そりゃ!!しとくでしょう。
自分は好きなのに相手は全く…
まさにタイトル通り青くて苦い。
そんな苦しくて苦くて雁字搦めなミヤにぶつかるタマが男前でした!
ミヤも基本男らしいのでオトコ×オトコの関係に萌え!

えっちなシーンも濃厚で濃厚で…
紙だと美しさ際立ってるそうなので
いつか紙でも読んでみたいです(電子は真っ白…)

0

好みど直球ストライクでした

ちるちる含め色んなサイトでオススメ欄に出てきて、でもホスト苦手で題名がな…と後回しにしていた作品。

まんまと
好みど真ん中でした

・ふとした行動が後に相手を感じるきっかけになる、自分を追い詰める(相手のもの+香り+男らしい?煙草。素敵な演出です)
・好きと心の中で連呼するの可愛い
・空回りする言葉と行動、軌道修正のカタルシス(誘いのLINK、好き、年齢)
・煌びやかな世界と物に惹かれるのではなく、大事なものが素朴なところ
・前の相手がつけたピアスに嫉妬、外す
・ミヤのセックスが教わった店長と似ていること(を客も感じていること)タマとするようなってから変わったこと(を店長に直接言われること)
・少年期ミヤの回想も堪らないんですが長くなく、タマも会話として過去を出し、という拾捨の選択と描き方が手練れ!魅せます。

ミヤがタマを好きになったのは彼の性格は勿論、家族や兄弟への羨望と渇望が満たされるのだと、とても説得力がありました。
普段のホスト然としたキマッてる格好や表情が崩れ情けなく泣きそうになったり、色っぽく夢中なとろけ顔になったり、切ないミヤが愛おしいです。
「赤くて甘い」のスピンオフだそうですが、私はこちらが断然神です。

あー最高過ぎてレビューがうまく書けません。

1

ホスト物にはまりそう

ホスト物って今まで食指が動かなかったんですが、この本ではまりそうです。
ミヤくんエロい…本当にエロい。乳首ピアスも今まではふーんって感じでしたが新しい扉開きました。本当にエロくてありがとう。
芽玖先生は喪服の花嫁がそこまで萌えなかったのでこれもどうかな?って思ってたんですがとても性癖でした。
この本ではど攻めのオーナーが受けの新連載も始まっているようなので、そちらも今から楽しみです。

0

せつないけどいい話

芽玖いろはさんの作品は、個人的にはまるものはまらないものがあるのですが、これはよかったです。

ホスト同士の、ミヤとタマ。ミヤはオーナーのお気に入り。オーナーが現役から引退するに当たって太客を引継ぎ、No.2の座にいる。けれど、出世欲はなく、ただ後輩のタマのことが好き。

タマは明るいヘルプ。最初はよく魅力が分からないけど、中盤あたりから、ミヤがタマを好きになったエピソードが。ここで、タマは素顔はごく普通の子で、弟を自分の手一つで育てるためにホストをしている、優しくたくましい奴だと分かる(読者も)。

オーナーに男を仕込まれながら、タマを想って仕事をするミヤ。ある日行きずりの男といるところをタマに目撃され、体だけなら俺でもいいだろと抱かれるミヤ。好きなのにいいだせないけど、体だけの関係は続いて。。

オーナーが間男役。でも仕事人間なのでミヤに執着はしていない。最後はタマが自覚してハッピーエンドで、ミヤ、よかったなあと。

タマの弟くんがかわいい。

0

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