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ツンかわ庭師、リアルハリネズミ攻など多様な“ネズミBL”厳選を4作品ご紹介♥

2020年の干支は子(ね)。ぐるっと回って12年ぶりのネズミの年です！ 図らずも…かは分かりませんが、ネズミ年に、水城せとな先生の大人気漫画を原作とした実写映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の公開が決定しており、ますます今年の“ネズミBL”に期待が高まります！

そこで今回はネズミ年に読んでほしい、“ネズミBL”をご紹介いたします！ 読んだことのある方は再読を、そして未読の方はぜひ、この機会に読んでみてくださいね♥ トップバッターはもちろんこちら！

“ネズミBL”界のレジェンドリバっプル

『窮鼠はチーズの夢を見る』作：水城せとな

冒頭でもお伝えしましたが、今年の上半期に実写映画化での全国ロードショーが決定している作品です。映画は『窮鼠はチーズの夢を見る』と、その完結編『俎上の鯉は二度跳ねる』を原作として制作されるとのこと。

キャストも豪華で、主人公の流されやすく優柔不断なノンケ・大伴恭一を「関ジャニ∞」の大倉忠義さんが、大伴に長年片想いをしている後輩でゲイの今ヶ瀬渉を成田凌さんが演じます。メガホンを取るのは映画『リバーズ・エッジ』を手掛けた行定勲監督。ビジュアルも美しく、期待大！

ただ、ひとりの原作ファンとしてはコミックスの濃さをどこまで表現してくれるのかが気になるところです。映画についての気になる続報は公式ホームページをチェックしてみてください！

さらに、原作ファン待望の完全新作よみきりが1月28日発売の雑誌『月刊フラワーズ3月号』に掲載されます！

よみきりでは今ヶ瀬の過去について描かれるそう…。楽しみで今から目が離せません…！ お見逃しなく♥

華やかな世界、モデル同士の純情キュンキュンBL

『焦る鼠は猫を噛む』作：黒木えぬこ

人気モデルの阿守大雅(攻)とくすぶり中読者モデルの袴田雪(受)。同じモデル同士だけど身分差がある二人。最初こそ大雅から無理矢理迫られたことからはじまりましたが、ストーリーとしては純な恋愛をお腹いっぱい楽しめる内容になっています。(もちろんエッチなシーンもたくさんです♥)

攻めの大雅はちょっと俺様気質で王道なキャラですが、雪に対しては素直じゃないところもあり、受けの雪は初めは普通の男の子だったところからどんどん色気を増してかわいらしくなっていく様子に心臓の鼓動が速まること間違いなし！ ワンコ受けや泣き虫受け、そしてもちろん業界BLが好きという方にオススメです!!

日本で一番「かわいい」と身悶えされた庭師選手権優勝！

『星とハリネズミ』作：那梧なゆた

素直でかっこいいイマドキ大学生郁美(攻)となぜか初対面の郁美にだけツンツンしてくる庭師らしからぬ風貌の春潔(受)。春潔が郁美にツンツンしてる理由は直ぐに明らかになります。そしてそこから…読者の皆様は「春潔可愛いラビリンス」(←？)に迷い込むことになるのです…。

ゆるっと甘くてほっこりできる本作。しかし、ツンかわな年上受けや作業着萌え、そして二人の初々しさなど萌えポイントが過多!! あまりの可愛さに筆者は暴れました。筆者と同じく萌えると動き出しちゃう系腐女子の皆さまは、ずぐに転がれるように十分なスペースを確保してから読んでくださいね(笑)

リアルハリネズミ攻め！ 獣種×人間の切な＆刺激的3P！

『HACHI』作：九重シャム

初っ端から3P。エロエロで刺激的!! 本作はライオン攻めの人気作『MOMO』のスピンオフです。前作を読んでなくとも読めるのですが、『MOMO』のキャラクターたちがたくさん登場するので、読んでからの方がより楽しめるかもしれません！

本作は3Pプレイがありエロエロ眼福ですが、決してそれだけじゃない！ 三人それぞれの気持ちと互いを大切に想うからこその選択…「優しさが切ない」そんな作品です。かわいくてえっちで切ない、魅力がこれでもかと詰まった本作をぜひ読んでみてくださいね！ そして前代未聞の「ハリネズミ攻め」その威力をぜひ目の当たりにしてください…！

いかがでしたでしょうか。今回は“ネズミBL”の中から厳選して4作品ご紹介致しました。題名にネズミがつくものもあれば、実際にハリネズミが登場するものもあるなど様々です。皆様の2020年が、“ネズミBL”でより豊かなものになりますように！

担当BLソムリエ：穂舘
ハピエン厨だけど基本何でも読む黄昏の腐女子。
地雷には自ら突っ込み、自分を鍛えて世界を広げていく脳筋スタイル。そうやって地雷に打ち勝つことも稀にある。