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言わずと知れた「窮鼠はチーズの夢を見る」の続編です。最初、連載としてではなく読切シリーズとしてスタートした作品ですが、余りに面白いので、続編の声が高く、ぽつりぽつりと描かれた作品。
水城先生は、このシリーズを「ラストまでの構想はあるが、どこで終わってもいい様に一作一作描いている」とおっしゃっていました。
それでも読者は続きを切望したにも関わらず運悪く掲載誌(BL誌ではなくレディース誌)は休刊。続きのメドは全く立たず、何度も小学館に続編希望の問い合わせをするも出版社側と先生は口を閉ざしたまま、続編が描かれるかどうか分からない状態が長期間あり、読者が どれだけやきもきしたことか...。
そんな中、異例中の異例である、紙媒体の雑誌ではなく、携帯配信モバイルのみでやっと続編が読める事が判明。この作品を読む為だけに、携帯パケット契約をされた方も おられたのではないでしょうか。
又、初出の「キッシンググラーミー」からこの「俎上の鯉は二度はねる」まで5年という長い歳月が、この作品が世に出るまで、どれだけ困難だったかを物語っていると思います。
そして、今ケ瀬と恭一の恋の行方を一番切望したのは読者です!読者が、彼らに、もう一度会いたかったんです!その気持ちが、沢山の読者の方の努力と熱意によって、出版社側に伝わり、先生が最初から思い描いておられたラストまで辿り着き、その結果、この単行本が世に送り出された事は本当に感無量です。
それほど、この作品は忘れられない一冊となりました。
男同士の恋愛を取り扱いながら、どこまでもリアルさを追求していますので、二人の心の葛藤が そのまま読者に伝わり右往左往させられます。
是非、お手に取ってみて欲しい一冊です。
本当に面白くて、読み応えがあって、最初から最後のあとがきに至るまで最高の作品でした。
(数年前に一度読んだことがあり面白かった記憶があったのですが、今回久しぶりに読み返してみて改めて思いました)
ビックリするくらい別れたりくっついたりを繰り返して、『このやり取り何回目ですか?!』とツッコミたくなります(笑)
あまりのくっつかなさにイラッとするところもあったのですが(^o^;)正直2人の言い分もわからないわけではなくて・・・。今ヶ瀬が、大伴からどれだけ好きだと言われても相手を信用できないことや、大伴が、今ヶ瀬のことを心の底から好きなのか自信が持てずやっぱり女性と付き合った方がいいんじゃないかと優柔不断になることも、理解できました。
冷静に考えてみるとノンケとゲイの恋愛って実際そんなにすんなりいくとは思えないし、このくらいのやり取りや葛藤は当たり前だろうなと思います。
水城先生はこういった感情を言葉で表現するのが本当にお上手だと感じました。
BL作品はすんなりくっついてハッピーエンド♡となるものが多いですが、偶にはこういった厄介で面倒くさいBLもいいですよね(*^^*)
(というより私はこういうBL作品が大大大好きなのでもっと増えてほしいな〜と思います…。)
心理戦。
これは・・ギャグ漫画。
描画はちょっと下手。でもストーリーが面白い。
挿絵が多い小説といった描写の作家。
タテコミ風の漫画と思えば、受け入れやすいと思う。
粘着質の後輩・今ケ瀬は、調査会社勤務。ずーっと恭一を狙っていた。
離婚した主人公 恭一。
そして或る朝、気付いたら今ケ瀬と一緒のベッドに居た。
それから半年、という場面から始まる。
知らぬまにそんな仲に流されて、ちょっと気の毒になるけど、
「流され侍」でお人よしな主人公 恭一が 今ケ瀬に転がされて揺れる心情変化が凄く面白い。
恭一は、愛されて幸せなんじゃないのかな。
恭一、ゲイとかそうじゃないとかまだゆうてはるわ。
前作ラストで腹くくったかと思ったら違ったんですね。
流されるのならとことん流されればいいものを最後の気持ちの部分だけ抵抗するのか。
今ヶ瀬は感情がたかぶりながらもよくしゃべる。
普段そんは言葉遣いするの?てくらい饒舌に。
まるで演劇かと思いましたわよ。
恭一がずっと「同性愛者の男は」と言っていてそんなひとくくりにはできんやろ?と違和感。
リバっておいてまだ自分はノンケのつもりで同性愛者とは違う相容れないと思っているのも、え?て感じ。
さんざんらぶらぶ生活しておきながら煮え切らず、今ヶ瀬を失えばやっとわかるというベタな展開かなと思ったらそうでした。
とにかく文字量が多くて。
ぐるぐる同じようなことを言っている内容もだし、物理的に文字を読むのがしんどくて斜め読みになりましたすみません。
挙句あとがきの文字量ww
文字サイズも小さいし内容も私的にん?でちゃんと読めなかった。どんだけ〜。
ノンケの男性がゲイの男性に惚れるBLによくあるパターンって男性が女性のめんどくさい部分、例えば男性には意図が分かりにくい感情などを女性が男性に汲み取ってもらえずヒステリーを起こしたり、S●Xの時、気を使わなきゃいけなかったりetc.っていうめんどくさいのがない男性を女性と対比させる事で、ノンケの男性が同性の魅力に気づいて男性を好きになるっていうパターンが多い気がします。でもこの作品は違う感じですね。
今ヶ瀬は長年一人の人に執着する所なんかは男性ぽいですが、それ以外の内面の部分は女性ぽいなと思いました。自分が昔今ヶ瀬のようなめんどくさい人間(別れたくないのに自分に自信がないから相手を試すような事を言って逃げたり)だったので、今ヶ瀬に感情移入して読んでました。
上記で他の作品とは違う感じですねと書いたのは、今ヶ瀬が女性のようにめんどくさい男性で、男性の良さを女性との対比で描いていないところがあるからです。恭一は「世界で一番自分を愛してくれる人」なら性別関係なく好きになれるっていう性別を超えた恋愛を描いた話なのかなと思いました。
