溺れる獣

oboreru kemono

溺れる獣
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

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レビュー数
1
得点
13
評価数
5
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
高尾理一 

作家さんの新作発表
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イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784778126834

あらすじ

ある週末、弁護士の瑛は顧問を務める永神会会長の息子で、かつての教え子でもある彰永に拉致される。生意気な高校生だった彰永は、組の稼ぎ頭に、そして雄の色気を強烈に放つ男に成長していた。なぜか瑛を父の愛人だと勘違いし、ずっと好きだったと切羽詰まった様子で告げ奪おうとする彰永。誤解は解けたものの、瑛は執拗に身体を弄ばれてしまう。激怒した瑛は彰永を冷たく拒絶したが、翌日から手段を選ばない求愛が始まり――。

表題作溺れる獣

大神彰永、永神会会長の息子でかつての教え子、25
月岡瑛、弁護士で「永神会」顧問、33

その他の収録作品

  • 手に負えない獣
  • 嫉妬深い獣
  • あとがき

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レビュー投稿数1

これは良い身体検査(あと、執着攻め)

2008年に刊行された新書に、書き下ろしSSを加えての文庫化になります。
新書版は未読ですが、どうも本編に加筆修正は無さそうです。

で、こちら、もう11年も前の作品なんですよね。
こう、ヤクザ×弁護士の身体(強姦)から始まるラブと、当時の流行りは感じられるものの、それほど古い印象は受けませんでした。
また、攻めを殴りつける勇ましい美人受けが楽しいですしね。

ところで、私は高尾先生の書かれる執着攻めが大好きだったりします。
えーと、強引で俺様なのに、妙に受けに対して素直みたいな可愛げがあるのがいいんですよ。
で、あとがきに書かれていましたが、作者さんも執着攻めと、ついでに身体検査がお好きとの事。
私も(「誰にも触られてないか確かめる」系のエロ)身体検査、大好きですよー!!
今作では2回も出てくるんですけど、やっぱり作家さん自身がお好きだと、いい身体検査になりますねぇ!!
って事が言いたかっただけだったりします。

内容ですが、かつての教え子でヤクザ・彰永×顧問弁護士・瑛による、身体先行型のラブでヤクザものになります。

「永神会」の顧問弁護士を努める瑛。
永神会会長の息子で、かつての教え子でもある彰永に、彼が拉致された所からお話はスタート。
実は会長と瑛が愛人関係にあると事実無根の噂を信じた彰永が、嫉妬心を暴走させ、無理矢理手に入れようと瑛を拉致したんですね。
で、そんな誤解も解け、ここからグイグイ強引に瑛を口説きにかかる彰永。
ここに、組の跡目を狙った抗争なんかが絡み、紆余曲折を経て二人が結ばれるまでとなります。

と、まずこちら、最初こそ嫉妬心を暴走させた彰永から無理矢理襲われ(本番未遂です)とハードですが、その後は基本的に甘々な展開だったりします。

「ここを親父の好きにさせてたのか!」と言うエロ身体検査により、愛人の噂が嘘だと分かる彰永。
すると、呆然と「・・・悪かった」みたいな。
で、今度は「ずっとあんたが好きだったんだ」みたいな!(≧∀≦)

まぁお約束通り、この後は「よくしてやるだけだから・・・」とか言いつつ、エロに突入しちゃうのですが。

これ、面白いのが、瑛がかなり気が強い所なんですよ。
この後、合鍵を作り、勝手に瑛の家に入り浸って、食事を作ったりと世話を焼き始める彰永。
で、食事の後は当然エッチ(本番未遂です)に突入。
基本的に人の良い瑛は、毎回上手い事騙され、いいように身体を触られちゃうんですよね。
でもその都度、「これは犯罪行為だ」とキッチリ怒り、後から蹴りつけたり殴ったりして彰永に報復してる。

そう、強姦されて愛が芽生えるワケないだろー!、と思われるかもしれませんが、基本的には(襲われてる)瑛の方が強いと言う関係性なのです。
また、彰永がやたら強引なわりには、黙って蹴られ殴られと、妙に素直な所もあって可愛げを感じてしまう。
いや~、こういう関係性が大好きなんですよね。

こんなやりとりなんかを繰り返して、徐々に彰永に惹かれて行く瑛。
ここに、組の跡目争いにより、連絡が取れなくなる彰永。
更に、彰永をおびき出す為のエサとして、瑛は浚われ・・・と続きます。

えーと、彰永の瑛に対する執着ぶりは半端無いんですよ。
絶対に瑛(の貞操)を守ろうとする。
あと、高尾先生なので、受けの危機には必ず攻めが間に合います。
そんなワケで、ちょっぴりハラハラはさせてくれますが、そこまで痛い展開にはならないのでご安心を。

あとですね、個人的に素敵だと思うのは、何だかんだ言いつつ、彰永が絶対最後までは手を出さない所なんですよ。
瑛が本当に好きになってくれるまでは。
だからしょっちゅうエロ展開にはなるんですが、本番は最後の一回だけ。
彰永、意外と純情な男なんですよ。
個人的に、こういう男にロマン感じちゃうんだなぁ。

そんな感じの、意外と純情で可愛げのある攻めと、真っ直ぐで強気で情のあつい美人受けによる、ハートフルヤクザもの。
とても楽しく読ませていただきました。

11

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