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まさか 龍神の唾液に 媚薬の効果があるなんて――
"人間を嫁取りすることで一人前の龍神になる"
それはすごく深いことだって最後に分かるところが良かったです(^_^)
感情がない、痛い という感覚が分からない、ただそこに"在る"だけの存在…それは半人前の龍神だから。
だから、一人前になるために人間を嫁取りをする。
一人前になったら、情が湧き、感情を持ち、痛み・傷みを知る…
でもそれは実は逆で、人間と出会い触れ合うことで感情を抱き恋をして、傷み・痛み、恥じらい、喜びを感じるようになるということ。
だから、"人間を嫁取りする"とはつまり、"共に生きたい"と思えるだけの感情を抱けるくらいに心が豊かになれた事を表しているんじゃないかなと思いました。
"半人前"の龍神 青鷺(受)と、妻を失い"身体の半分を失った喪失感"を抱く人間 朝陽(攻) の表現が、共に"半分しかない"ことを思わせて、そんな2人が出会い、互いの存在が残りの半分を補い合っていると感じました。
作品の題材的に"龍神"は非現実的ではあるけど、そこから感じるものがたくさんありました。独特の雰囲気がある作品でした!萌えという表現が正しいかは分かりませんが、伝わるものがあったので萌2にさせて頂きました。
龍神様の青鷺が、無表情で無垢ですっごくかわいかったし、コミカルで面白かったです。
心情描写はそんなにすごく深いわけじゃないけど、特に不満もなく。
コミカルなかわいさがすっごくよかったです。
一人前になって無表情がなくなってむしろちょっと残念に思ってしまったり。
兄さん達も嫁がいるはずだと思いますが、兄さん達の嫁は全然出てこないので、そこはちょっとあれ?って感じはします。登場人物多くなっちゃうので省いたのかなとは思いますけど。
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タイトルからするとめちゃエロなのかと思いきや、恋することで感情を持ち一人前になるという純愛物語でした。
とにかく龍神さまがかわいい!足を怪我して空から落ちてくる。下にある人間圧死しないか?と心配したのですが、さにあらず。両手で抱っこできる大きさで降ってくる。かわいい!介抱がてら家に連れ帰り、ベッドに寝かせておいたら全裸の若い男!!足に巻いた包帯で龍神だと気づきます。
お嫁さんになってと求婚されちゃうストーリー。けど、龍神が受けちゃんなんですよ。そこが新しいなーと。
龍神さま、普段は人型で生活しているのですが、たまに本来の龍型に戻ると、長い身体に所々衣服がひっかかってる!それを攻めくんに取らせたり、敏感なところだから好きな人にしか触らせない逆鱗をなでなでさせたり、かわいいです。しかも、龍神さま、甘党でいらっしゃる。
ぼのぼの漫画として、龍神さまとのあまあまライフメインで読んでみたいですね。
アフタヌーンティーとかいったら楽しそう。
妖怪と神様と人間とが共存している不思議な世界観。
刑事だった朝陽は妻の橙子さんを亡くしてから
喪失感を抱えて生活する日々。
ある日怪我をした龍神・青鷺を助けた朝陽。
人間の姿になった半人前という無表情な青鷺は
朝陽に『俺のお嫁さんに…なるでしょ?』と
求婚してきて…
初めは拒否していた朝陽ですが、成り行きで
トクベツな龍神の青鷺の唾液で欲情して一線を越えて
しまい、受け入れ検討猶予期間として一ヶ月一緒に
暮らすことになります。(お嫁さんが攻めなんですね(笑))
その間弟思いの青鷺の兄達の朱鷺兄さん、
翡翠・瑠璃兄さんがいろいろと絡んできて。
神様なのに人間臭くて、特に朱鷺兄さんは
貫禄すごいのに青鷺に甘すぎ、弱すぎです(笑)
朝陽の元同僚でゲイで神様マニアの紺野もいい人でした。
一人前になって感情豊かになった青鷺は
表情が穏やかで、1話では淡々としていたえっちの時の
反応が顔を真っ赤にして恥じらって感じるように
なっていてめちゃくちゃ初々しい〜!
シュークリームに興奮してたり、
逆鱗をなでなでされた時もかわいかった♡
大事な人を失って塞ぎ込んでいた朝陽が青鷺と
『生きる』ことを選んで、橙子さんを大切に思う気持ち
ごと朝陽を想っている青鷺。
一緒に生きていくことを決めた龍神と人間、
優しいふたりのあったかいお話でした。
神様も妖怪も身近にいる世界観のお話。
妻の墓参り中に、空を飛んでいた龍神さまが怪我をして落ちてきたところをキャッチした朝陽。
連れて帰って手当をしたら人間の姿になっていきなり真顔で朝陽を指さして「俺のお嫁さん」発言!
”嫁をとる(恋をする)前の龍神”は半人前で感情が生まれていないので、龍神さまは怪我の痛みも無ければ表情も常に一定。
でも、求婚を保留されて一緒に暮らすうちに少しづつ感情を持ち出す龍神さまは可愛かったです!
過保護な龍神さまの兄が、煮え切らない朝陽に怒り龍神さまを住処に連れて帰ってしまった際に、初めて”怒り”をあらわにする龍神さまは怒ってるけど…かわいかった!!!
亡くなった妻を忘れられない朝陽に龍神さまの兄は「忘れろ」と怒るが、
龍神さまは「お墓に優しく話しかける朝陽」を好きになったので忘れる必要はないと言う姿にはもぉ胸がキューってなっちゃいました!