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表題作ねこまたぐらし

環、昌平が女の子と思って拾った猫又
永田昌平、同棲していた恋人に出て行かれた青年

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

発情して大人になったらヒミツがバレちゃう! ?失恋したばかりのゲイの青年・昌平は、元カレの私物を捨てに行った帰り、子猫を拾う。子猫が猫又だったことに驚く昌平だったが、猫又の・環の性別を女の子と思い込み、娘として育てることに。昌平にベタ惚れの環も、自分の性別を隠し通し、彼の娘になる決意をするのだった。発情すると大人になってしまう猫又。しかも、環の品種・メインクーンのオスの成猫は昌平の好みド真ん中らしく……?2人の父娘(?)生活の行く末は!? 健気な環に癒される、もふもふ&ほのぼのなあったかピュアラブストーリー!

作品情報

作品名
ねこまたぐらし
作画
佐崎いま 
原作
高瀬ろく 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784575380217
3.6

(18)

(3)

萌々

(6)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
64
評価数
18
平均
3.6 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数3

とにかく環ちゃんが可愛いんですv

その一言に尽きる!

昌平さんはちょっと優柔不断で
気の弱そうな所もありますが、とっても優しいv
そして環ちゃんは気が利いて可愛くて、
それでいて子供の無邪気さがあって
アンバランスな感じが良いのですが、
後半にぐっと攻め様に変貌していきますねv
そう、後半はかなりえっちです!
前半の可愛い環ちゃんが……!

いや、もう大きいのも小さいのも、
環ちゃんはどっちも健気で可愛いですv
昌平さんはすっかり環ちゃんに喰われちゃってます!
(いろんな意味で!)

評価は環ちゃんの可愛さに「萌×2」!

2

猫又がかわいくて純で一途

猫又のタマは、最初は子供で発情して途中で急に大人になりますが、大人になってもかわいくて純で一途で、とってもよかったです。

途中、元カレが登場しますが、明るいクズだったので
そんなに嫌な展開にならないのもよかった。

俺を好きじゃないならもういいって、ちょっといい感じな事言って帰るけど
最初から荷物取りに来てたんだから、別れるつもりだったんだよね?って思った。
それとも、受けに未練があったらよりを戻すつもりだったのかな?

だとしても同じことを繰り返すだけだろうから、受けにはタマの方が似合ってる。

一途なかわいいお話でよかったです。
強いていうと、受けにヒゲがあったり、全体的におっさんぽいのが、そんなに好みじゃなかったかな・・。

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2

だからお願い、側においてね。優しい涙。ハートウォーミングなケモ耳ラブ♡

もうね、佐崎いま先生+高瀬ろく先生といえばのトンデモ設定。
ごくフツーに「猫又」と人間が住まう世界。
猫を飼うように、「猫又」と暮らす人間。今、この社会でも、ペットを家族として迎え入れる家もあるけれど。人型である「猫又」もまた、家族として生きている社会。

バイセクシャルの彼氏に「やっぱり女がいい。」と、一方的に捨てられた昌平は、雨の夜、子猫を拾う。
連れ帰った子猫は「猫又」だった。子供の姿になったその子を女の子だと思い込んだ昌平は、ゲイである自分が娘を持てた事が嬉しく、その子の父親になる決心をする。
拾って貰えた事が嬉しかったその子は、本当は男の子だったが、娘が出来たと喜ぶ昌平をガッカリさせたくなくて。優しい昌平さんと一緒に暮らしたくて。女の子のふりをし続ける。
とても可愛らしい子なので、女の子の服を着ていても、とっても似合う。
「猫又」の環が、雨の中、何故そんなところに捨てられていたのかは分からないんですけど、
昌平さんに拾われた時のことを思い出す、環の言葉がとても好きです。
『いい子にします。柱で爪も研がないし。たたんだ洗濯物の上で、眠ったりもしませんから!』
『僕をあなたのお家の子にしてください!』
昌平さんの耳には、ミャーミャーとしか聞こえないのに、一生懸命訴えていた子猫。
健気に思うその心に、ホロリとします。可愛い可愛い環。
穏やかに優しい時間を過ごしていた二人の温かな暮らしが愛おしくて。
ところがある日、熱を出して倒れてしまったことで、介抱をした昌平に、環が男の子だとバレてしまう。
昌平さんのそばに置いて欲しくて。ずっと一緒にいたくて…。と、泣き出す環。
黙っててごめんなさいとポロポロ泣く環に、私も貰い泣き。
昌平さんは、言えなくしたのは俺のせい。こんな子供に役割を押し付けて…。と、男の子でも女の子でも、環はウチの子だと、言って環を安心させるのです。
お互いがお互いを想っているのが分かるから。胸がギューってなります。
これは、昌平がゲイであることに悩み、苦しんできた事とも重なっていて。
男も女も関係ない、環だから大切って思える。
女の子の服ばかり与えて来たから、服を買いに行こうと言う昌平さんに、服はこのままでいいと言う環。
「昌平さんが男でもいいって言ってくれたから。それでいいんです。」と、笑顔で言う。
『男だからとか、男なのにとか、人間みたいに縛られなくていい。』と、そんな環を眩しく思う昌平さん。
わたし的には、ここまでで、相当感動して涙流しちゃったので。
後半の、発情期を迎えて男の子から、昌平さんを愛する「男」になってしまう、BLならではの展開は、無くてもいいくらいでした。フツーだと、そこからが見どころの筈ですけどねー。
発情するといきなり「男」になる、「猫又」。
身体は大きくなるけれど、中身は環のままなので、ポロポロ泣いたりもする可愛いままなんですが。
昌平さんを捨てた元カレと顔が激似というのも何だか…。
突如現れる元カレに嫉妬して、ゆんゆん尻尾を振りながらバチバチしたり、
「猫又」エッチが激しかったり(アレが凶悪なカタチらしい。)と、諸々ありますが。
その後穏やかに、真っ直ぐで可愛い環と幸せに暮らしていく。そんな「ねこまたぐらし」

描き下ろしにて、イケメンになった環を見て、生意気な女の子の猫又が、顔を赤らめたりするのも可愛いです。

0

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