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まさか 龍神の唾液に 媚薬の効果があるなんて――
始めはなんの表情もない、感情も露わにしない(というかわからない)半人前の龍神・青鷺が
人間の朝陽と出会って色んな感情を知り、一人前になっていくようなお話でした。
脚に怪我をして偶然朝陽の近くに落ちてきただけと思いきや、青鷺は空から見ていて朝陽のことを前から知っていて。
無表情でそれを言っているのを見ても何とも思わなかったけど、感情が伴った青鷺がそれを言っているのを想像して萌えました。
平気な顔で、元気ないならセックスする?なんて言っていた青鷺が
顔を真っ赤にして恥ずかしがるのがすごく可愛かったです。
タイトルからするとめちゃエロなのかと思いきや、恋することで感情を持ち一人前になるという純愛物語でした。
とにかく龍神さまがかわいい!足を怪我して空から落ちてくる。下にある人間圧死しないか?と心配したのですが、さにあらず。両手で抱っこできる大きさで降ってくる。かわいい!介抱がてら家に連れ帰り、ベッドに寝かせておいたら全裸の若い男!!足に巻いた包帯で龍神だと気づきます。
お嫁さんになってと求婚されちゃうストーリー。けど、龍神が受けちゃんなんですよ。そこが新しいなーと。
龍神さま、普段は人型で生活しているのですが、たまに本来の龍型に戻ると、長い身体に所々衣服がひっかかってる!それを攻めくんに取らせたり、敏感なところだから好きな人にしか触らせない逆鱗をなでなでさせたり、かわいいです。しかも、龍神さま、甘党でいらっしゃる。
ぼのぼの漫画として、龍神さまとのあまあまライフメインで読んでみたいですね。
アフタヌーンティーとかいったら楽しそう。
表紙やあらすじからの印象よりずっと良かったです。
竜神である青鷺の表情の無さがコミカルだけど魅力的です。徐々に嫉妬や痛みを覚えていくところも、戸惑いを含めて凄く良いし、可愛い。
そしてどうして朝陽を選んだのか?の理由がとても優しく、読後の余韻が良かったし、そこが前提としてあるため青鷺の表情の無さやあっけらかんとした言動にも(心理描写もしっかりとあるのだけど)1人のキャラクターとして厚みがあった。
どうして「嫁」なんだろう?後半青鷺を「婿」と言ったり、そこが気になった。
龍神様の青鷺が、無表情で無垢ですっごくかわいかったし、コミカルで面白かったです。
心情描写はそんなにすごく深いわけじゃないけど、特に不満もなく。
コミカルなかわいさがすっごくよかったです。
一人前になって無表情がなくなってむしろちょっと残念に思ってしまったり。
兄さん達も嫁がいるはずだと思いますが、兄さん達の嫁は全然出てこないので、そこはちょっとあれ?って感じはします。登場人物多くなっちゃうので省いたのかなとは思いますけど。
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神様も妖怪も身近にいる世界観のお話。
妻の墓参り中に、空を飛んでいた龍神さまが怪我をして落ちてきたところをキャッチした朝陽。
連れて帰って手当をしたら人間の姿になっていきなり真顔で朝陽を指さして「俺のお嫁さん」発言!
”嫁をとる(恋をする)前の龍神”は半人前で感情が生まれていないので、龍神さまは怪我の痛みも無ければ表情も常に一定。
でも、求婚を保留されて一緒に暮らすうちに少しづつ感情を持ち出す龍神さまは可愛かったです!
過保護な龍神さまの兄が、煮え切らない朝陽に怒り龍神さまを住処に連れて帰ってしまった際に、初めて”怒り”をあらわにする龍神さまは怒ってるけど…かわいかった!!!
亡くなった妻を忘れられない朝陽に龍神さまの兄は「忘れろ」と怒るが、
龍神さまは「お墓に優しく話しかける朝陽」を好きになったので忘れる必要はないと言う姿にはもぉ胸がキューってなっちゃいました!