特典付き
愛しくて 尊くて ちょっぴり泣ける
本当に面白くて可愛くてたまらないです。もふもふの中でも1位2位を争う位大好きな作品です。ちょっと切ない設定で耳がついていたら虐げられる世界のお話。前半のノエルが耳つきと自覚する過程が何とも言えない。後半アオイとシイナが夫婦になっていくまでのストーリー。アオイが幼くて可愛い。ユミツグがアオイを物みたいに扱う所が悲しい。読んでて癒されて切なくなったり可愛くてきゅんとしたり全体的にもふもふ可愛いのですが、特にこの1巻では悲しいところが多々あります。それでも読ませるのは日野原先生の絵がとても可愛いからでしょう。2巻からは癒しとほっこりにこにこの世界なので安心して読めます。もふもふ好きなら是非おすすめです。
アルファとオメガが駆け落ちして、貧しいながらも幸せに暮らしているところから話は始まります。
この世界のオメガも辛い仕打ちを受けています。可愛い子供に対して、オメガだからって虐めるなんて酷すぎる。
あんなに素直で可愛いのに、耳付きはおかしいとか、耳付きの変なやつはお前しかいないとか言うのはダメですよ。
飲み屋の店長さんがすごく良い人で、救われます。オメガを馬鹿にしたお客さんを街中で発見して追いかけたシーンはすごく好きです。
あと、過去の話なんですが。お兄さんがゲスでびっくりなんですが。元々の性格?長男として育てられたから?
過去の2人が気になります。
兄はハピエンになるのか気になりますね?
最初読んだ時は、アレレ⁈ 何かの続きものだったのかな⁈ と、焦ります。何故なら、物語のスタートで、既に2人は結婚していて、番であり、子供を成しているから。身分差を超えた2人の激しいロマンスが何処かに描かれていた筈。それは実は巻末に収められており、ちょっと不思議な構成になっている。
Ω はやはり最下層に位置する世界で、やっかいな事に、耳付きである。しっぽもある。彼等が何故こういう進化を遂げたのかは説明されていない。ただその姿を見ただけで Ω とバレてしまう。Ω だというだけで、偏見や嫌悪をぶつけられる世界において。隠れて生きなければならないという、とても生き辛そうな社会なのだ。
ただ α と番い、次世代の α を産む事が出来ればまだマシだ。だが、健気なアオイは名家の子息であるシイナの子供を Ω として産んでしまった。アオイと生まれた子供を守る為、シイナは家を捨て、駆け落ち同然で村の片隅に住処を見つけ、隠れる様に暮らす事になる。
優秀な α の筈なのに、場末の酒場で働いて生計を立てているシイナ。
それだけでとても哀しい。ところが物語は、可愛いケモ耳の子供、ノエルと暮らすほのぼの展開。
物心付いたノエルは、自分と同じ様に耳付きの人間はアオイと自分以外に居ないこと。何となく耳付きは嫌悪の対象なのだと初めて気付く。
ノエルが大きな目を潤ませてギャン泣きする様子は、可哀想で思わず貰い泣き。
幼ない子供には、大人の悪意が何処まで分かっているのかはともかく、その小さな心で感覚的に気付いているんですよね。子供のピュアさが為せる技。ひしひしと。
ところが行きがかりで、ノエルはアオイの知り合いの Ω たちと出逢って、自分の家族以外の存在を知ることになる。
ハイリとキノエ。彼等はたまたま良い行商人に出会い、仕事をしながら旅をしている。
彼等との束の間の時間で、Ω である事を自覚しながらも、少しだけ成長するノエルが可愛くて涙。子供の成長って良いね!って思うけど、もはやBLじゃなくなっている。アオイ、フツーに女の子に見えるし。
全体的にほのぼの系なので、イチャついてても軽いチュウのみ。
シイナとアオイが出逢って番になる、巻末の番外編「運命のふたり」でちょこっと。ヒート中のエチ。
猫耳のオメガバースです。耳と尻尾があると言うことがオメガに輪をかけて差別の対象になります。ってことで、シイナとノエルの子供ノエルがめちゃくちゃ可愛くて大好きな作品にも関わらずレビューを書くのを一年以上寝かせてしまってました。
パパの仕事場である酒場についてきていたノエルが店のお客から耳つきとからかわれ、泣いてしまうところが胸が締め付けられる思いで先に進めなくなりました。なんとか気を取り直して最後まで読みましたが、これ、完結しないんですね。シイナの兄が良からぬことをしていて、その辺の話が続くのかな?
物語全体としては酒場でノエルがからかわれたところとお兄さんとのエピソードが少し気分が悪くなりますが概ねノエルのかわいさと周りの人たちの優しさで出来ていますので、二つのシーンさえ耐えられれば癒されるかわいいお話です。続巻ですべてハッピーエンドになってノエルが安心して暮らせる世界になってるといいな。
シイナα とアオイΩ のラブラブ夫婦
息子Ω・ノエルと一緒に、人知れず仲良く暮らしています。
この夫婦訳あって身を隠すように暮らしています
シイナは由緒正しいお家の次男で長男の兄に小さい頃から虐げられていました
アオイはその兄の番(子供を産むためだけのために)になるべくして奴隷のように閉じ込められていた
シイナとアオイは初対面で運命の番だとお互い気付いてしまい・・・
駆け落ちして現在息子のノエルと三人でひっそり暮らしているところから始まります
途中シイナ兄がΩを誘拐していてと不穏な感じがありつつも割とあっさり終わってしまい消化不良
総合すると結果 家族のほのぼのしたお話がメインです
ちびっ子×猫耳 もふもふありの 優しいオメガバースてす