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表題作花と墨

猪狩皓樹,25歳,華道家
耶雲英純,23歳,書道家

その他の収録作品

  • はながすみ

あらすじ

新進気鋭の書道家として活躍する英純は、幼馴染みで華道家の皓樹に7年間片思いをしている。高校時代に恋心を自覚してからはまともに口も利いていなかった。しかし、ある夜突然皓樹から宅呑みに誘われ、浮かれた英純は酔いつぶれた挙句告白してしまう。拒絶されると思いきや、皓樹は昂りを重ねてきた。快楽と懐疑の狭間で惑乱する英純に皓樹は「次はここ、挿れるからな」と告げ――! ?

作品情報

作品名
花と墨
著者
国谷キノ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796412933
3.2

(27)

(2)

萌々

(8)

(13)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
7
得点
83
評価数
27
平均
3.2 / 5
神率
7.4%

レビュー投稿数7

和男子BL

幼馴染の華道家跡取りと書道家のカップリング。
2人とも大変イケメンで、正に目の保養系の作品です。

家もお向かいで母親同士が親友。
だけど、高校時代に晧樹(華道家)が女子とキスしている所を見てしまってから自分の恋心に気づき、その後7年間目も合わさず口もきけないというこじらせぶり。
それが急に2人で家呑みして、酔った英純がずっと好きだったことを告白してしまう。
すると、ノンケの晧樹もソノ気になって一気に執着溺愛彼氏になる…というトントン拍子。
読んでる最中は何も気にならずスイスイ読むんだけど、よく考えるとアレかなぁとは思いますね。
この話は、恋人になってから周囲の目を気にして悩んでしまう、親の反応を気にしてしまう、という意味での恋の困難が描かれているようです。
悩む英純に対して晧樹は落ち着いていて、英純を引っ張ってくれます。

絵柄は好み。受けの英純は綺麗な美人だけどちゃんと男だし、攻めの晧樹はすごくキリッとしてる。
波乱はあるけれど2人の関係性は盤石なのでLOVEも申し分なし。
エロは綺麗です。
総合「萌x2」で。

0

あっさり感

お隣さん同士の付き合いで仲の良かった二人。
学生の頃に受けが攻めに恋をしているのを自覚し、避け続けた7年後からのお話です。

華道家×書道家で、とあるキッカケでお酒を飲み、酔った勢いで受けが告白。
体から始まり、意識し始めて…というよくあるパターンの流れでした。

その間、分かりやすく受けを狙うモブ女、攻めを狙う当て馬が登場。
後半は二人とも有名ゆえ同性愛が世間バレして親と揉めますが、どうにか理解してもらい同棲ゴールイン。

想像通り、かつ新鮮さが見出せず内容が薄く感じました。
空白の7年間の詳細があると、もっと二人の関係性が深まったのかなぁと思います。

電子では珍しく修正が甘めで短冊×3でした。

0

一巻…?

読んでる途中で、これは続刊があるやつだったか…と思うくらいでした。
話のとっかかりが結構あるので、これ全部回収できないだろうなぁ、と思っていたのです。
ところがなんと、なかなかの力業で納めていました。その点に関してはすごいです。
ただ先行くお姉様方曰く、そのせいで全てのお話が上っ面をなでるようで、掘り下げが浅く、もったないです。
この線の回収には上中下巻くらいないと読む側は納得しずらいかなぁ、と思いました。
絵に関しては表紙のイラストはすごく綺麗ですが、少し崩れ気味なところもありました。それも味だと思えば、良しだと思います。

1

設定が面白いだけに…

華道家と書道家の拗らせ愛という、面白そうな設定で楽しみにしていたのですが、
期待値を上げ過ぎたのか、7年の拗らせ愛が感じられない…。
いろんなエッセンスを振りかけ、雰囲気で終わった作品という感じで、
展開にもっと引き付けられるものが欲しかったです。
濡れ場が多いんですが、個人的にはエロもいまいち残らなかった…設定がいいいだけに勿体ない。

母親同士が親友である、華道家の皓樹と書道家の英純は、幼馴染みでありながら7年も疎遠な関係。
英純が皓樹への恋心に気付いたことで、自分から避けて今に至るんですが、
酔った英純から気持ちを聞いたことで皓樹も。

う~ん…英純はともかく、皓樹の7年の気持ちは、英純の手掛けた酒でしか見えないので
アッサリ感がスゴイんですよね…しかも、英純の気持ちを知り、自分の気持ちに気付いたという。
しっくりこない強引な展開での仲直りとエロに拍子抜けでした。

世間から注目を浴びる、人気の書道家、華道家の二人。
関係が暴露されたことで、世間の好機の目にさらされ、
ゲイの英純が葛藤し、ノンケの皓樹が英純の不安を和らげて引っ張っていくという流れ。
皓樹の友人の妹が同性愛者として登場しますが、サッパリ感が強い。
友人の手助けもあり二人の同棲生活が始まり、二人の母親にもカミングアウトして…
時間とともに二人の関係は世間の関心から薄れていく。

個人的に画もエロもハマらなかったので、萌えなしで終わってしまいました…
設定が面白いだけに、ほんと残念です。

※シーモア:修正は短冊です。

5

もうひとひねり!

表紙にひかれて電子版を購入しました。綺麗な絵柄で魅力的。タイトルと表紙から、任侠の話かと思ったら全然違いました、すみません。

華道家さんと書道家さんのお話でした、しかも家が向かいの幼なじみ。で、七年間避けていると…拗らせていていい感じ!と思っていたら、あっさり解決しちゃいました。晴れて好きな皓樹と付き合ったのに、ライバル登場、プラス世間の目の問題が…でも皓樹がかっこよく解決してくれます。まとまってるし、作画は綺麗でストレスなく読めるんですが、もうひとひねり欲しいな、と思ってしまいました。絵柄が素敵な分、さらに上を求めてしまうのかもしれません。
電子版の描き下ろしは、着物の汚れを気にする英純、かわいいです。

2

皓樹の男らしさにキューン

書道家の英純は、幼馴染で華道家の皓樹と7年の疎遠期間を経て恋人同士に。

ずっと押し殺していた気持ちが実り
やっと幸せになるのかと思ったらSNS発端に色々と吹聴されマスコミが自宅に来るまでに。。。
マイノリティであることに元々ネガティブな感情を持っていた英純は
家に篭るけど、皓樹がまぁぁぁぁ素晴らしいほどにかっこいい!!
こんな時でも以前話していた同棲の話を進め
部屋を借り、英純を迎え入れる皓樹の常に前を向いてる感じがたまりませんでした。

5

思ったより薄味かなぁ…

うーん…(。_。;)

まず美形を描くのがお上手な作家さんだな、と思いました。
イケメン設定が違和感なく見られるのは一つのポイントですよね♪
華道家×書道家の設定も絵の雰囲気に合ってました。

しかしストーリーは個人的には掘り下げがなく薄味に感じました。
設定の上っ面だけを掬っただけの展開に見えて、心に響くものがなかったです。

ただ、表紙でわかると思いますが、カラーイラストの上手さはオッ♪と目を惹きます。
イラストでお会いできてたら多分"素敵な絵師さん"と評していただろうな。
個人的な好みもありますが絵の吸引力は感じるので、ストーリー部分だけが惜しい~ッ!
(上から目線でごめんなさいm(_ _;)m)

表紙はデザインも絵もとっても素敵で気に入りました。
表紙を眺めてる分には買って良かったな~と思います。


辛口含みます。
何様なレビューでホンットごめんなさい。

華道家の攻め×書道家の受け。
家は向かいで幼馴染み。けれど7年ほど口をきいてません。
受けが攻めへの恋心を自覚し、罪悪感から避けるようになっていました。

とある日。攻めに余計な迷惑をかけてしまい、受けは一応謝罪にいきます。
7年間シカトされ続てた攻めは、今までの埋め合わせも兼ねて酒盛りに付き合うよう言います。
受けはデロデロに酔った勢いでずっとシカトしていた理由を口にしてしまいーー。

それをキッカケに2人は恋人のような関係に変化していきます。
けれど関係を壊そうとする人物が現われてーーーと展開します。


幼馴染みで7年も断絶していた関係からの復帰が早すぎてついていけない…。
重みもなにもあったもんじゃなく拍子抜けしました。
ずっと片想いしていた受けならともかく、攻めが簡単に受け入れるのもな…。
無自覚な感情があったのならそのあたりのエピソードを入れて掘り下げて欲しかったです。

で。イケメン華道家・書道家でメディア露出のある2人。
恋人関係をSNSで流され誹謗中傷などテンプレ展開も、ああ…うん、そうね、といった感想しかない;
すべてにおいてよくある設定の上辺だけを羅列してるように見えてしまいます;

多分なんですが、キャラ設定の掘り下げが甘く、物語に入り込めないのですね。
キャラクターへの興味が惹かれないと何が起こっても萌えが生まれなくてただ残念。
個人的に大好きな幼馴染み設定でまったく萌えセンサーが反応しない戸惑いの方が大きい…;

作画はイケメンに描かれているので目の潤いはありました。

初出を確認したら1話ごとテーマに沿って描かれた作品だったようです。
(発情/執着・束縛/穴舐め/絶頂+α/××責め とあります)
5話分の連載を見越したストーリー作りじゃないのなら展開の早さも仕方ないのかな…?

見た目は華やかだけど味付けが薄い料理を食べた気分なので、
醤油とか塩こしょうとか出汁とかあと少し旨味があったらなーと思いました。

9

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