恋をするなら二度目が上等(1)

koi wo surunara nidome ga joto

恋をするなら二度目が上等(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神35
  • 萌×221
  • 萌8
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
16
得点
285
評価数
66
平均
4.3 / 5
神率
53%
著者
木下けい子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784199607967

あらすじ

木下けい子が贈る、クセ者大学准教授×ビジネス書編集者の、再会ドラマティックLOVE♡

執筆を依頼した相手は、黒歴史と化した元恋人──!?
ビジネス書の編集者となってはや十年目の宮田。新しいコラム原稿の依頼で、
売れっ子の大学准教授を訪ねるけれど、その男・岩永はなんと、
宮田が高校時代に駆け落ちを約束しながら、揶揄われたと知って逃げた相手だった……!!
「昔みたいに先輩って呼んでよ」──昔と変わらず食えない笑顔を向けてくる岩永に、
今度は仕事相手として振り回されることになり…!?

表題作恋をするなら二度目が上等(1)

岩永崇,くわせ者の大学准教授で元恋人
宮田晃啓,ビジネス書の編集者

その他の収録作品

  • 番外編(描き下ろし)

レビュー投稿数16

これぞ、大人の恋の醍醐味ですよ!

木下先生お得意の、初恋再会もので拗らせ系です。

で、こちら、30代×30代なんですよね。
出会った時は高校生とまだ子供でも、再会した今は、もうしっかり大人なんですよね。

それぞれの生活があって、仕事があって、人生がある。
もう高校生じゃ無いから、本心を隠して上手に取り繕ってしまえるし、何もかも捨てて胸に飛び込んでゆくほどの無鉄砲さも持てない。
でも、逆に、大人だからこそのしぶとさやしたたかさも身に付いている。

そんな、臆病でロマンチックでちょっぴりほろ苦い、大人達の恋愛がガッツリ書かれた作品でして!
木下先生の作品が好きなんですけど、個人的にこのパターンが一番ツボなんですよー!
スマートに見えて意外に不器用な攻めも、しぶとい受けも、そしてそんな二人の一筋縄では行かない恋愛も、もう萌えまくりですよー!!


内容ですが、ハイスペな大学准教授・岩永×ビジネス書の編集者・宮田による、初恋再会もので拗らせ系です。

新しいコラムの原稿を依頼しようと大学准教授・岩永の元を訪れた宮田。
なんと岩永は、過去に駆け落ちを約束した先輩で元恋人だったんですね。
で、その「駆け落ち」が、純粋だった自分をただからかうもので、賭けの材料だった事を知り、黒歴史として封印して来たー。
しかし、再会した岩永からは、再び振り回されー・・・と言うものです。

岩永がとびきりの美形で優秀、そしてくわせ者。
宮田が拗らせ系ですが、意外としぶとくて根は乙女って感じになります。

こちら、基本的には大人になって再会し、受けを再び手に入れたい攻めと、二度と関わりたくない受け。
この二人の攻防がコミカルテイストで綴られ・・・ってお話なんですね。
こう、仕事上で立場が弱い宮田は、相変わらず振り回されまくるんですね。
パソコンが壊れたからと原稿を取りにこさせられ、財布を忘れたとレストランまで呼び出されって具合で。
ここでのタヌキそのものの岩永の言動が面白いなら、笑顔をひきつらせている宮田の反応も楽しいと言いますか。


が、この作品の面白さは、実は随所で入る過去の悔恨だったり、大人だからこその弱さの描写にあると思うんですよね。
実は岩永が過去に「駆け落ち」を約束した理由ー。
誉められた事では無いのですが、彼は彼でまだ子供で、愛情の確かめ方が愚かだった。

私は普段、受け贔屓でして、受けを傷つけるクズ攻めには1ミリも共感出来ないのです。
が、こちら両視点で進み、わりと早い段階からそんな岩永の本音が分かる為、なんともほろ苦くて切ないのです。
妙に共感しちゃうのです。
岩永にも肩入れしちゃうのです!
こいつ、すごくスマートで器用見えて、実は結構不器用じゃ無いかよ!と。

また素敵なのがですね、大人だからこその臆病さや弱さがあると共に、逆にしたたかさやしぶとさと言うものも身に付いてる所でして。
多少の事では動じたりしないし、諦めも悪くなっている。
まぁそんなワケで、今度こそと宮田を口説く、岩永のしぶとさにニヤリと来ちゃうと言うか。
何だろう・・・。
これぞ大人のロマンチックじゃね?と。

えーと、こちら、続きもので一巻になります。
宮田も大人になった分、簡単には流されずしぶといです。
いや、一回流されて際どい所まで行っちゃってるけど。
なので、二人の恋愛は、まだまだこれからって感じになるんですけど。
ラストで、ようやくスタート地点に立ったって感じで。
こう「燃える」と、不敵な笑みを浮かべる岩永がカッコよすぎるぞー!と。
そして、勇ましく闊歩して行く宮田に、ニヤリとしちゃうぞー!って感じで。

とりあえず、続きが楽しみで仕方ないです。

11

三十路越えると素直になれるわけないよね!

すごく面白かった!
30代の男ふたり。高校生時代の先輩後輩が再会して、あれやこれやなんて、まず面白くないわけありませんよ~

ビジネス誌の編集者の宮田は、新規の連載コラムを担当する事になりまして。
ところが、依頼先は過去の初恋の相手だったんですよ。
でも、初恋なんて今や黒歴史としちゃった宮田にとってみれば、甘い再会じゃないわけで。

大学の准教授をしていた岩永は、初恋相手。顔がとにかく良い、キツネかタヌキのように化けるネコかぶりの人!(宮田評!)

とにかく、ふたりの会話が面白いんですよ~!
ほんとは、岩永の態度や会話や表情に、心が跳ね上がっちゃっている宮田。でも、黒歴史初恋と思っている岩永に素直に靡くわけにはいかないんです。

社会に出て、東京砂漠にもまれた宮田。なかなかな返しで岩永を躱し続けます。

易い自分じゃないんです!なーんていいながら岩永の案外ストレートな求愛に、ぐらり

ホテルのバーラウンジ、嵐で帰れなくなって急遽の岩永宅のお泊まり、個室での食事!

いやいや、やばい。もうちょい若かったら関係進めちゃうよね?
岩永の近くには、宮田を敵視する助手の白石。クソビッチなんて言われたり。だけど、処女だしね!宮田。
何だか、白石はこれからも警戒必要な感じですし。

お泊まりで、ちょっとえっちな事しちゃうんですが、岩永は結構本気出していますよね…
攻めの本気を感じます❤

白石にも、ビシッと話をしますし。
ただ今後に響く感じがびしびし。

ですが、三十路といえ過去のピュアな時代の気持ちは、消したくても消せないと思います。

かえって、存在は大きくなるような。

次巻で宮田の意地が解れるのか、岩永がもうちょい必死さを見せてくれるのか。
楽しみで仕方ありません~!

8

キャラ&ストーリーが素敵

木下けい子先生の作品で、一番好きかもしれません!!

大人×大人の再会恋愛モノという設定だけでも大好物ですが、
なによりストーリーが面白いです。ときめき&先が気になりすぎて、胸がドキドキしました(*^^*)
攻め、受けともに人間味があって一筋縄ではいかない感じがとても良いです!!

続きが楽しみすぎます

4

素直になれない大人のリアルな恋

読み終えてから、
木下けい子先生、さすが……!と
うっとりため息をつくしかできないです……。

優しいイラストに、リアルなストーリー。
いつもながらに読み応え抜群でした。

30代って、高校時代に比べれば若くはないんです。
それを自覚している攻と受。
大人にはなったんだけど、高校時代を思い出し、
お互い相手に焦がれてしまう……。
かつて好きだった、自分の黒歴史の攻に
告白され付き合ってほしいと言われたが、
でも昔とは違うんだから、と
流されないように頑張る攻。
2巻以降、話がどう動き
どっちが勝つのか楽しみであります。

ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★☆☆☆

ストーリー重視の方に大変オススメです。

2

気付いたらあなたに……

たまたまちるちるのレビューを見かけて気になってたので、購入。
木下先生は何作か既読ですが、安定感があり、スト重視派としてはとても満足度が高い作品ばかりですが、今回ももちろん!

受け攻めがまず私好みで最高でした。だんだん心は岩永に、でもそんなことを言えるはずもなく……。個人的に酔って「先輩」と言ってしまうタイミングが最高で大好きです(笑)岩永も10数年ぶりの「先輩」を聞けて嬉しそう(^v^)

「恋ってほどじゃなかった」とは言うものの、弱気になって「来ない」に賭けてたりする当たり、高校時代から惚れてたのが伝わる……。今後この2人がどうなっていくのか、とても楽しみです。

2

焼けぼっくいに火はつくか?

昔、高校の先輩後輩。今もちりちりと癒えない胸の傷みを残した人と残された人。
月日は経って今の関係は大学准教授(岩永)とビジネス書の編集者(宮田)。頬を赤らめながら自分を慕ってくれた後輩の面影は見当たらない、でも思わず口をついて出た「先輩」呼びに岩永の心もかき乱される。
ビジネスパートナーとして、きちんとお仕事をしている描写はとても好感がもてます。岩永も宮田君もイケメンなので向かい合って座っているだけでカッコいい。そのお綺麗な顔と余裕綽々な態度で「パソコンが壊れてメールが送れない」「財布を忘れて出かけたフリ」など、あの手この手で宮田君に会おうと頑張るハイスペック岩永は見所です。

『高一にして中二病を患っていたとしか思えない』など、今作でも冴え渡る木下節。テイストはコメディなのに入れ込んでくる切なさの塩梅がちょうどいい。キュンキュン成分は二人が高校生の時の「恋愛ごっこ」でしっかり補給。
簡単になびかない!上手くいきそう…なところで頑張って踏ん張る宮田君、岩永先輩にはもっともっと執着して反撃してくる宮田君をメタメタに甘やかしてほしいですね。
恋の追いかけっこ最高。

2

火がついた

(1)て書いてあるよね?続くよね?て何度も確認してしまいました。
「燃える」て言い切った岩永先輩の顔つき、さいっこーーーーでした。さあこれから本気で攻略来て!!!てとこで終わり。数字はついてても続刊あるものなんでしょうか、すぐ読みたい…!番外編が平和過ぎて、終わっちゃうの!?て心配になりました。

すごくすごく傷ついた宮田くんが、今でもまだ先輩の言葉に真新しく傷ついていく場面が切ない。
でも逞しく育った宮田くんの暴言…というか啖呵というか、どんどん喧嘩ふっかけてるとこが可愛すぎて大好きです。
ものともしない先輩の、話聞かないとこがまだうわ手かな?
流されないぞと踏ん張ってる宮田くんを、本気の先輩がどう落としていくのか、今いちばん続刊を待っている作品です。

木下先生の描かれる涼しい目元や頑固な鼻筋、カサついた身体はいつまでも眺めてしまいます。

2

岩永さんが宮田くんをどう攻略するのか・・・

高校時代に付き合っていた(好き合っていた?)2人が時を経て再開。
昔の宮田くんならすぐに心を許していただろうに、年齢を重ね捻くれたせいか、そう簡単には落ちません。
そんな宮田くんを振り向かせようとちょっかいを出す岩永さん。
本気なのに本気にしてもらえないもどかしさ・・・
これから岩永さんが宮田くんをどう攻略していくのかが今から楽しみです。

木下先生が描かれるプレイボールな攻め、どこか捻くれ者の受けが大好きなので、楽しく読めました。
2巻も期待しています!

1

絶妙!

安定の木下さん作品という感じでした。
高校生の先輩後輩の再会ものなんだけど、駆け落ち未遂した過去がある二人……というところがスパイス効いてて良かった。

何よりも受けがあと一歩で落ちそうなのになかなか落ちない、というところがとっても面白かった。
先輩から持ちかけられた駆け落ち話を無条件に信じちゃってたあの頃の俺とは違うんだ!と思いつつも流されかける→我に返る→流されかける→我に返るというループが◎

受け自身は「攻めに振り回されたくない」と思っているのだけど、結果的に無自覚に攻めを振り回しているところも好き。

攻めは確かに食えない男なんだけど、冗談ぽい言動の隙間から本気だなというのがチラチラと見え隠れするところが萌えるし、周囲が思っているよりも案外、恋愛観が真面目なんじゃないかなぁ……そう思いたい。

一進一退を繰り広げるテンポの良いラブコメなんだけど、「駆け落ち」という約束を無条件に信じられたあの頃にはもう戻れない、あの頃とは違うというほろ苦さが絶妙に入り混じっています。
だから二人のやり取りに笑いつつも、時折切なくなってしまう、それが味わえる作品だと思います。

3

ユニバーサルデザインBL

好き嫌いはさておき、過去も現在もお互いがお互いに興味を持ってしまっているのは間違いなく、その事実に対して押しまくる攻と逃げまくる受の攻防戦です。

木下先生お得意のサラッとした読み心地。
するするっとページが止まらない。
セリフもコマ運びも自然で無駄がなく飽きさせない。
日常系なので世界観に頭を悩ませる心配もない。
シンプルなのに表情の変化が伝わる作画。
もうとにかく読みやすい。
ユニバーサルデザインBLです。

ストーリーは
「高校時代の先輩後輩」、「過去に付き合っていた」、「再会もの」、「苗字変更あり」、「黒歴史として葬りたいけど攻めにグイグイ来られて流されちゃう」
というBL好きならどこかしらで読んだことのある王道寄りのネタ。

でも王道ってすなわち様式美ですからね。
二人の関係性を描くために一番良い舞台が王道として残ってきたわけですから。
面白くないはずがないんですよ。

この二人、夫婦漫才みたいな掛け合いをずっとやってます。
攻の岩永先生はにこにこしながらもあの手この手で押して押して押しまくります。
受の宮田くんは逃げたり強がったり流されたり拒絶したりと大忙し。
攻→→→→→←受の関係です。

受の宮田くんの防御策を先手回避で攻め込む岩永先生のハートの強さと行動力と好奇心は読んでいてスカッとしますね。食えないやつなんですけど、憎めない。
口も大変達者でいらっしゃる。

そんなハイスぺ攻にかき乱される30代リーマン受の可愛さといったら…。
デキるビジネスマン風、ガードも固そうに見せかけて、
「プロポーズする前に彼女に振られた!」とか「あんたのせいでめちゃくちゃだ!」とか攻にぽろっと内面を見せちゃうんですよね。酔うと先輩呼びに戻るし。スキだらけ。
攻はたまったもんじゃないですよ。
こっちは頭脳戦で駆け引きしているのに、この天然さんが!って同情したくなります。

それでも過去への感傷が二人の壁になり、そう簡単にはくっつきません。
大人の仮面を被りながらもぐるぐるしている二人。

終盤、振られたというのに捕食者のごとく燃え上がる攻も良いですね。
次巻に向けて温度がグンと上がります。
過去のことも含め続きが気になる!
読みやすく安心して面白い一冊でした。

2

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