電子限定描き下ろし漫画&カラーイラスト付き
好きだわー。こういう「復讐」とか「恋人のフリ」とかの
『恋』以外の関係のはじまり方が大好物なので
今回は「復讐」なのでホント最高でした。
学生時代いじめられていた佐久間が
父親に「見下されない人間になれ」と獅子のような教育方針で
逃げる事も出来ずただただ耐え勉強をし、
高学歴高収入のヒエラルキートップに上り詰めるが
過去の自分を払拭できないでいるのがもぉぉイイ♡
そんな消えない過去を作り出した張本人に再会し
自分の下で女のように喘ぐ早見の姿に気持ちが高ぶるのが
これまた最高にイイ!!
あとがきに書かれてましたが
タイトルの由来が『無限の繰り返し』と言う意味がある様に
まさにループ感。のあるお話でした。
復讐のために近付くがバレてまた突き落とされ
過去を払拭するどころか現在進行形で取り込まれてしまうの
たまりませんで。
相手に対する感情が受け入れられないもの同士の関係。
決してラブラブハッピーエンドとは言えない終わり方です。
でも、だからこそ面白かったです。
・・・・いや、めっちゃ正直に言うと
まだまだ二人が読みたいです!!
描き下ろしとか完全に私たち読者への撒き餌ですやん!!
ラブラブな二人が・・・・見たい!!!!
拗らせ歪み純愛カプ、だと思います!
過去を引きずる愁くんの執着・憎しみ・復讐心を、むしろ快楽くらいに感じる司。そんな2人の関係にゾクゾクしました(#^.^#)
お互いででしか満たされない、それってもう愛ですよね!!司がふと見せる仕草に、愁くんドキドキしちゃうし、いつのまにか甘々にもなるし、"こんなはずじゃ…"って感じなんだろうけど負に落ちないけど抗えもしない、2人ででしか築けない関係に、とても特別感を感じました。
騙していたはずが、騙されていて、苦痛を与えていたはずが、それこそ相手へは快感でしかない。愁くんもビックリですが笑、まさにギヴアンドテイクというか、まさかの展開に驚きの連続でした。文句なしの神作品です!お気に入り(^○^)
元いじめられっ子×元いじめっ子
という設定に惹かれた。
主人公は過去の自分を清算して前に進みたいけど、元いじめっ子(司)を前にすると上手くいかなくて、次第に優しく接する様になるところと、
司は主人公の自分を憎む目が好きで忘れられずにいた
という歪な愛が良かった。
最後に司が主人公に対して優しさを見せる所がこれから先もこの歪な関係を続けていくだろうなと思えて嬉しくなった。
余談だけど司の演技力すごいと思う。主人公が昔いじめてた奴だと分かった後なのに主人公の手にすりってした所はどっちが本心なの?となった。
歪にな関係で萌えたのは初めて♡
2人共すっっっごく『ねじ曲がってる』‼︎
お互いに持つ過去の出来事『学生時代の関係性』が、2人の感情を歪めその時に抱いた感情に囚われているのだと感じました。
愁は周りから羨望や信頼され人生勝ち組となり充足しているように見えるのに、何かが満たされず未だに過去からも抜け出せていないと感じている日々。
思わぬ形で司と再会することになり、あの頃の彼とは違った姿に驚き、司を組み敷いて抱いた時に感じた初めての充足感。そして自分を覚えていないことが分かり『復讐』をしようと司と関係を持つようになりました。
前半は愁視点で、司へ復讐をするために自分に惚れさせて酷い裏切り方をしようと計画するんですが、『チカさん』登場で雲行きが怪しくなり…。
後半は司視点で、まさかの展開…。
お互いに『騙し合い』をしていること。
司の歪んだ愁に対する思いがわかり、この『好き』という感情ではない『執着』が萌えました❤︎
そして、お互いに少しだけ居心地の良さを感じ始めている空気感の変化に終止符が。
最終話あたりの話は、愁と司の『駆け引き』と愁の司への憎しみの爆発と司が居なければ満たされない感情の矛盾への葛藤が描かれていて、そこで司の真意を突く言葉が、2人の辿り着いた場所なのだと感じました‼︎
結局、ヨリを戻した2人。執着し合い利害が一致していれば平気みたいな感じの司の考えに『チカさん』の核心を突く「純粋な愛情」という言葉に悩む司。
『ずっと一緒にいる』という関係になろうと、し始めた司が愁にした『小さな愛情』がとても司らしくてキュンとしちゃいましたଘ(੭´ ꒫`)੭̸*
その後の2人も何だかんだ、やっぱり『好き』って感情は表には出てないのだけれど、気にかけていたり世話したり、えっちしたりと『恋人』らしくて…愁は意外と司に甘いような気がする(๑´∀`๑)笑
あんなに憎んでいたのに…なんか放って置けないんだろうなぁ♪
司も酒飲むとめっちゃくちゃ甘えてるし、かまってちゃん感があるのがギャップ(・ω<)
えっちしてない時は司>愁なのに、えっちしてる時は愁>司と主導権が変わるのも萌え♡
『チカさん』が、とても物語をまとめてくれてとてもとても気になる深掘りしたくなるキャラクターでした‼︎笑
沢本そじ先生の作品、本当大好き❤︎
1冊まるまる表題作です。
エリート証券マンの腹黒攻め愁と、底辺の鬼畜ゲス受け司。
高校同級生で元いじめ関係にあった二人の再会ものですが、
それぞれの拗らせ具合が面倒臭い…ゆえに萌えてしまう作品でした。
そして、画が好み…身体のラインがキレイで眼の表情がいい、好きな作画でエロ萌え増しでした。
高校3年間キモメガネと呼ばれ、いじめられっ子だった愁が、
イケメンエリートリーマンに変貌しているキャラ変は驚きですが、
ゲス受け司が、最初から最後まで変わりないゲスなのに、最後はなぜか可愛く見えてしまう謎。
個人的にビッチ受けは好みじゃないんですが、ちょっとMなゲスの司にゾクゾクしてしまった。
執拗に嬲られイジメられた高校時代、相談した親には相手にされず逃げだす事もできない中、
勉強することで現実逃避し耐え抜いた愁。
ヒエラルキートップの現在、未だに忌々しい過去に囚われ心が満たされない状態。
酔い潰れた司に偶然再会にした愁、自分のことを覚えていない司と身体の関係を持ったことで、
愁は恋人になって司に仕返しすることを企むんですが、けっこう直ぐに司にバレている。
イジメ描写がけっこうヒドイので、これでNGな方もいるかも…
こんな相手に復習するためとはいえ、再度関わろうとする愁もたいがいですよね。
仕返しのつもりが恋に落ち…というだけの安易な展開のお話ではなく、
攻めの愁よりも、受けの司のほうがもちろん難あり…だからこそ面白い!
イジメの複雑な心理が描かれていて、執着してイジメていた理由も最後は性癖に繋がる。
愁の折れない心に歯向かう眼…司は再会するまで8年ズリネタにしていたことが判明!
司の借金を愁が自ら立て替えることで、もっと司を落とそうと企む愁ですが、
実は司が友人を使った芝居…騙し合いの展開はお金が理由ではなく
司も愁に求めているものは、裏切りを知った時の憎しみの眼、愁に向けられる負のオーラが性癖な司。
愁の心を満たしてくれるのは、司に対する優越感だけ…司がいなければ心に空いた穴が埋まらない。
司を興奮させるのも、愁の激しい憎しみの眼。
身体を重ねる時に立場が逆転する過去の二人…下克上H。
Hになると司がMになって可愛くなり、それを追い立てるような強気攻めの愁なんですが、
これがエロいエロい…個人的に好みの問題なのかもしれませんが、性癖に刺さる二人が最高。
そして、司が仕事柄よく飲むのに下戸…しかも酔うと甘える姿がカワイイ。
普段はどちらかと言えばツンな感じなので、なおさら可愛く見えてしまう。
司にフラれた愁が女をお持ち帰りしてヤキモチで対抗する場面が、かなり萌えました。
ゲスのギャップ萌えって強いなぁと、今回初めて実感したキャラかもしれない。
バー店員の友人が、オネェ言葉に腕の刺青とかなり印象的。
スピンオフ要員?と勘繰る濃いキャラで、二人の先を見越した司への助言が適格でした。
司は拗らせていても8年もの執着愛なので、意外と素直に友人の意見を取り入れて
自分から少し愁に歩み寄る司の行動がよかったです…個人的に全てギャップ萌えに繋がる美味しさ。
芝居で回収した200万円、司はきちんと愁に返したのか気になるけど、返さないキャラですね。
それぞれ形は違えど執着…それが執着愛となってループするメビウスの帯。
漠然としていますが、ループする度に深まる愛だといいなぁ…お似合いな二人です。
※シーモア:修正は白抜きですが、性癖に刺さる描写がエロ増しでした。