止まんない 気持ちいい 止まんない…っ

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  • 泣き虫メリーさんは年下狼くんに食べられました。

泣き虫メリーさんは年下狼くんに食べられました。

nakimurimerysan ha toshishitaookamikun ni taberaremashita

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表題作泣き虫メリーさんは年下狼くんに食べられました。

シマ(16歳・高校1年生)
菅生純(17歳・高校2年生)

その他の収録作品

  • 年下狼くんはとろとろメリーさんをいただきました。(描き下ろし)
  • マフラーの話。(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • 電子限定描き下ろし◼︎無限イチャイチャ

あらすじ

傲岸不遜な年下狼・シマと、気弱な純の始まりは、突然のキス。
クラスになじめず独り屋上で落ち込む純を見て、シマはキスで涙が止まるか実験したという。
非常識すぎない!?――確かに涙は止まっていたけど。
教室に居られずそれからも屋上へ行く純の、どこが気に入ったのかシマも毎日現れた。
が、純がクラスメート・佐野の名を出すと、シマはなぜか怒り顔で純を組み敷いてきて…!?
恋とエッチに目覚める男子校生“むずきゅん"ハッピーエンドラブ、描き下ろしは極上のとろあまエッチ

作品情報

作品名
泣き虫メリーさんは年下狼くんに食べられました。
著者
小高テルヨ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
ISBN
9784799743959
3.6

(29)

(9)

萌々

(9)

(6)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
4
得点
102
評価数
29
平均
3.6 / 5
神率
31%

レビュー投稿数4

可愛い泣き虫

気を遣って嫌なことを嫌と言えず溜め込んでしまう
気弱な男子高2年生の純。
ある日学校の屋上で耐えきれず泣いているところに
居合わせた生徒に不意にキスをされてびっくりして
泣き止み、翌日以降もシマと名乗る態度の
でかい後輩にいろいろえっちな事をされるようになって…

純の『嫌なこと』は小学生の時につけられた嫌なあだ名で
呼ばれること。はたから見たら些細なことに思えますが
多感な10代ですし、当本人にしたら泣いちゃうくらい
辛かったりするんですよね。
さらにそれを言えない自分に腹が立っちゃったり。
シマもシマで名前に関するコンプレックスがあり性格は
正反対ながら似た悩みを抱えていたふたりの距離は
どんどん近づいていって。
ほっとけないうるうる小動物系の純を絶対先輩とは
思ってないシマ。
おにぎりのフィルム取るの下手くそ(それもいい!)なのに
息をするようにする膝枕に萌えさせられ、
その後の命令口調に滲み出るオラ感に悶えさせられ。
逆らえず結構怒涛の勢いでいろいろハジメテを
奪われちゃっている純。
「言っちゃった…」は悶絶の可愛さでした!!

純に問題のあだ名をつけた張本人、小学生からの
幼馴染で何かと絡んできてはシマと衝突する佐野。
純を好きなのがビシバシ伝わり、なんなら高校も
追いかけたんじゃない?と勘ぐっちゃうんですが純本人には
全く響かず、シマにかっさわれてしまうという不憫さ…
あまりにいたたまれないと震えていましたが
佐野のスピンオフがスタートしているということで
心が落ち着きました。

初コミックスとは思えない完成度。
絵も可愛らしくて、キャラ別の制服の着こなしとか、
作者様こだわりの垂れるネクタイや心情の揺れ動きなど…
細かいところの描写もしっかり、とっても丁寧に描かれていて
素敵な一冊でした。

6

甘イキからの、無限イチャイチャ。鈍感なのに身体は敏感なの♡

受けが鈍過ぎて…。あ、身体は敏感なんですが。あざと可愛い罪作り‼︎
まぁ、とにかく。小学校からの幼馴染にして、当て馬扱いの佐野くんが可哀想な事になっています。

その可愛らしい天パを冷やかされて、スチールウールみたい!だから「スッチー」とあだ名されるのを嫌がっていた菅生。しかし、彼はイジメに遭っていたわけでは無い。
幼馴染の佐野はその嫌なあだ名で呼び続けるが、佐野の取り巻きもフツーに友達だ。優しい。
なのに、ハッキリ「やめて。」と言いたくても言えないというので、勝手にボッチ飯を泣きながら食べている。
そんな菅生を気になって、不意打ちでキスをかましてくるシマ。彼はその後何かと菅生に構いまくる。
作者がちるちるインタビューや本編中にも書いている様には彼は『傲岸不遜』では無い。
菅生が本当の意味で嫌がる様な事はしない。読み手側には直ぐに分かる。
感じやすくて、直ぐ甘イキしちゃう身体を気持ち良くしてあげたいだけなのだ。
「どうしてそんなことするのぉ?』と、半ベソうるうるしながら欲しがる菅生に、結構早めにメロメロになっている。菅生は覚えたてのエッチに早くも溺れてしまうので。
鈍感な彼は、いつも側に居てくれた幼馴染の佐野の愛情にすら気付かない。ヒドイ。佐野が気の毒過ぎる!
菅生があだ名を嫌がっている事にやたらとこだわるシマにもそれなりの理由があって。どちらかと言うと、シマの方が重い理由があったという。高校生にもなってどんなけヘタレなんだよ⁈ 菅生‼︎
とにかく菅生がエロくて敏感で、人の気持ちに鈍感で、可愛いせいで、佐野とシマはボコりあうハメになります。こうして書いてると結構イヤな子ね、菅生。女の子だったら絶対ハブられるタイプ。
こういう子に男は弱いのよねー。バカよねぇ〜男って。なので、自分の気持ちを言えずに終わり、苦い失恋をしたのに関わらず、変わらず菅生の友達で居てくれる佐野はとっても良い子なので、菅生なんかより素敵な恋人が出来ることを祈っております。彼は菅生相手なら攻めかもしれなかったけど、「健気受け」だなきっと。うん、そうだ!絶対。
ところで作者も書いているけど、シマの友達の修くんがほんわりしていて、気の利くめちゃくちゃ良い男です。多分この中で一番大人で、良い男なんじゃないかな。
主人公のカップルはエロ甘くて それはそれで良いんだけど、とにかく脇キャラのが気になってしまう仕上がりです。修くんみたいな子を好きになれた方がきっと幸せ。大事にしてくれると思う。
分かって無いよねぇ、男ってバカ。全く。

描き下ろしはエッチでトロトロなバレンタイン編♡ お酒入りチョコで酔っぱらい♡ なんてベタ可愛い。

7

ホッコリ男子高生ラブ

屋上で泣いてた純とそこに居合わせたシマ。

純は「スッチー」とあだ名で呼ばれるのが嫌で
シマは「しのぶ」と名前で呼ばれるのが嫌。

同じ悩みを持つ二人が、まったく違う対応をしてきたのが
共に切なくてキュンってしちゃいました♪

本人二人は勿論のこと、
友人たちがみんないい子で超癒されました!!
みんなかわいかったーーーー♡
純の幼馴染で「スッチー」というあだ名の名付け親でもある
佐野が全く悪気も無いしめちゃくちゃ優しいのが
たまりませんでした~!

2

かわいい理由で……

可愛い男子高校同士のお話です。

コンプレックスをあだ名にされた純が、
その原因となる友だちを避けているのですが、
そこまですることかな?と思ってしまいました。
その友だち・佐野がとってもいい子なんですよ!
いじめられてるのかと思っていたので、
なんとも可愛い理由に苦笑してしまいました^^;
ただ、コンプレックスなんて人それぞれですから、
純にとっては一大事だったのでしょうね。

そんななか、年下・シマには素直になれる純は、
どんどんシマに惹かれていきます。
シマが寡黙なイケメンで、それでいて純のことはずっと好きでみていたという一途さ!
攻めとしてはなかなかハイスペックの可愛さでした^^

Hありのハッピーエンドでしたが、
どうにも友だちの佐野の方が気になってしまいました。
スケさんも不思議キャラで魅力的!

1

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