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表題作最後の純愛

巨摩秋庭,仕事が不定期不安定なフリーライター
芝恭弘,攻様のルームシェアの家主で穏やかな会社員

その他の収録作品

  • ブラインド・ラブ

あらすじ

結局失うなら、二度と本気の恋はしない―。
フリーライターの巨摩は、サラリーマンの芝とルームシェアをしていた。
穏やかな芝は、巨摩にとって理想の相手。
このまま心地よい共同生活を続けていきたい―。
ところが、芝に想いを寄せる同僚が現れ、「芝を好きじゃないなら同居を解消しろ」と迫られてしまう!!敢えて封印していた欲望を自覚した巨摩は、ある晩思わず芝をきつく抱いてしまい…。

作品情報

作品名
最後の純愛
著者
火崎勇 
イラスト
宝井さき 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199003646
1.5

(4)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
1
得点
3
評価数
4
平均
1.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

あまりにもヘタレ過ぎる攻め

攻めがヘタレで女々しくて、攻め視点なので余計にきつかったです。
その反対に、受けは男らしくキッパリさっぱりしていて、かっこよかったです。

フリーライター・巨摩秋庭 ヘタレ乙女攻め×リーマン・芝恭弘 気丈大人受け
アパートが無くなって引っ越し先に困っていた所を、友人の紹介で芝に会う。
煙草は吸うし、重い本ばかりだがいいのかと言うと、率直に答えて性格がいい芝に好意を抱く。
上手くいっていた同居生活に、芝を好きじゃないなら同居を解消してくれと、芝の同僚に頼まれる。
特別な思いを抱いていると言う芝に、友達のままでいたいという巨摩は悩んでしまって。

芝が好きじゃないのなら出ていけ!という大きなお世話な友人も友人ですが、好意を抱いている相手に、特に理由もなく同居人がいるのが気に食わないのもわかる。
巨摩がとにかく煮え切らなくて、イライラしました。
芝の好意を利用して快適に過ごしていて、好きだけど友達のままでいたいからと、ずるずると返事を先延ばし。
それでいて、芝の友人が芝の事を好きなのはムカツイてしまってと、好きとも言ってもいないのに、ワガママで。
三度恋をして、初めての恋は彼女を放っておいて悲しませてしまい、二度目の恋は似た者同士の男で、就職を世話してくれた先輩と出来てしまって別れて、三度目の恋は、男で連絡がないままに告別式もなにもかも終わって死別してしまう。
それをずっとひきずっているので、自分から手を伸ばそうとしない。
前の恋人らしい男に会っているのに、芝はどうして嫉妬しない? 俺とは話が合わなくて、つまらないんじゃ?
色々と内にこもって鬱々と考えこんで、女々しい上にとにかくヘタレです。
芝はその繊細さがいいっていうのですが、攻めの魅力が理解出来なかったです。
男前な受けなんですが、攻めに比べてあまりにも立派過ぎて、逆に人間味や可愛げを感じられなかったです。

エロ:★2 受けが積極的に望む感じのH、普通
総合:★2 攻めのヘタレ度が強すぎて、読むのがキツイです。

2

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