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きみと番になれない理由

kimi to tsugai ni narenai riyuu

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表題作きみと番になれない理由

宇津木 仁(α・御曹司)
北村 湊人(Ω)

その他の収録作品

  • エピローグ
  • カバー下

あらすじ

幼馴染の御曹司α×秘密をかかえたΩの切ないオメガバースラブ

Ωの湊人とαの仁は幼馴染。
いつも一緒にいた2人は、互いに『番』になると信じて疑わず、
将来を約束しあった仲だった。

しかし、高校のときに湊人は医者から
「子供が出来ない体だ」と告げられてしまい…?

作品情報

作品名
きみと番になれない理由
著者
あさみ青子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784040640525
3.1

(46)

(5)

萌々

(11)

(20)

中立

(8)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
137
評価数
46
平均
3.1 / 5
神率
10.9%

レビュー投稿数9

広大すぎる攻めの心

思い込みが激しい受けと、何でもかんでも簡単に許す攻めの物語でした。
読みながらずっと「どうしてそうなるわけ⁇」って思いました。

例えばですけど: 湊人の両親が元々Ω嫌いで「子供が産めない!? オマエのせいで宇津木家に入れないじゃないか、この不用品め‼」なんて罵声を毎日のように浴びせる家庭環境だったら、湊人の自己破壊的な行動がもっと理解できるんですよ。

でも全然そうじゃなくて、サポートしてくれる人が周りにいるはずなのに、どうして体を売るって発想が出たのか… 正直、理由になってない。

仁も仁で、相当おかしい。
最愛の人が金と引き換えに他の男と寝まくってるのに、まるで「湊人、最近ちょっと飲み過ぎだから気を付けるだよ」みたいなリアクションする!?
あと、湊人の思い込みが原因で我が子との貴重な3年間を失ったんだぞ!少しも怒らないの!? どんだけ聖人だよ!!

とにかくツッコミどころが多い作品でした。

1

オメガの価値って

この作品の世界はオメガ蔑視の世界ではないです。オメガも性のひとつと考えられている世界。
オメガが蔑む世界は嫌いなので、この作品は良かったです。
主人公の湊人が好きになった相手が跡取りを必要とするような家柄じゃなかったら、もっと早くに幸せになれたのにと思って残念です。これも運命なんだろうけど。
突然に仁を避けて彼を苦しめるくらいなら、素直に秘密を告白したらいいのにと思うけど、怖くて言えなかったんですよね。その気持ちはわかるけど、仁が可哀想でした。
仁の一途な気持ちが伝わってきて感動します。
そして、子供が可愛い。
これは結婚に反対した爺ちゃんも許してくれそうです。散々中出しを客に許してきたのに、何故子供が仁の子だと言いきれるのか?という謎はありますが.........
これからはいっぱい幸せになって欲しいですね。

0

怒涛

幼い頃からお互いに好きあっていて、将来は番になろうと誓ったαの仁とΩの湊人。
ある時湊人は自分が子供を産めない体だと知り
名家の長男である仁に、跡取りを産めない自分は相応しくないからと一方的に距離を置いた…
その後からお話は始まるわけですが。

自棄になって身体を売る湊人、それを知っても止めない仁。
ふたりは本当に想い合っていたの?とモヤモヤ。
そして人の話を聞かず勢いだけで突っ走る仁の言動にもモヤモヤ。
大事なことを勢いで済ませてしまおうとする仁をしっかり諫める位の湊人でいてほしかったな、と。

勘当されて逃避行して湊人が消えて…
そして偶然の再会からラストシーンまで怒涛の展開について行けなかった部分も。

ふたりがもう少し落ち着いて話し合っていたらこんなに遠回りしなくて済んだのになと最後までモヤモヤしてしまいました。

2

萌2より萌

思いの外評価が低くてびっくりしました。神率3%はさすがに低すぎる。

正直ものすごく惹かれる作品というわけではないのですが、安定感があり読みやすい作品です。なんだかんだ何度も読み返しています。

湊人が体売ってる設定の割にオメガバースにありがちなどエロさはないです。どちらかといえば、心情の描写が丁寧なタイプの作品で、読んでいて切なかったです。

子供がいますが、設定上役割はあまり多くなく、私のように子育てBL嫌いな人でも割と読みやすいです。

α×Ω、身分差と王道設定ですし、話の展開は読めてしまいますが、よく言えばスタンダードで読みやすいので、初心者や王道オメガバース読みたい方におすすめです。

0

現代的なオメガバース

攻めの仁は名家の跡取りで将来有望のαで、受けの湊は平凡な家庭で育ったΩで仁の幼馴染です。
幼い頃から仲良しで、将来結婚する約束をしていました。

オメガバースの世界はΩが虐げられていますが、本作はΩへの差別がなくなり、学校でα、β、Ωについての教育もされています。

湊ははじめての発情期で倒れ病院に運ばれますが、そこで子どもを産めないΩだと発覚し、跡取りが必要な仁とは一緒にいられないと思い距離を置くことに・・・
湊は子どもを産めないことは仁には告げないで友人関係は続けていて、自暴自棄になり体を売っていましたが、仁はそのことを知っていてどうして強くたしなめたりしなかったのかが引っかかりました。
あと、仁のお父さんが湊の体のことを知っていたなら、仁にも早い段階でいう気がして少し引っかかりました。

ラストは思っていた通りのハッピーエンドでしたが、仁がずっと湊を好きでいたことは良かったと思いました。

特典ペーパーと表紙裏はネタバレになるので読み終わってから!!

7

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