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桜賀めい先生の初期短編集の中では一番くすぐったくも可愛い!
一冊の中でスピンオフ化したカップルの連作もあり、お得感もあったりする連作となってます。
◆ 「すべては愛のしわざです」と、表題作「化学室の王子」
これは可愛い。学級委員の赤井は担任の先生に頼まれて、孤立している様に見える化学オタクの犬塚とコミュニケーションを取ろうとする。犬塚に「なんで?」と尋ねられ、担任に頼まれたとは言えず、うっかり「…す、好き…だから…。」と答えた赤井にピシャーッとなった犬塚はそれを告白と受け止め、早速恋人気取り。赤井もそんな犬塚をだんだん可愛く思えて来て…。はい、バカップルの出来上がり。
続く「化学室の王子」にて。化学オタクの変人・犬塚が実は結構な良家のご子息だということが分かる。イケメンだし、これまでモテて来なかったのが不思議。
◆「蜜月系ハニー」
冒頭の「ー君をお持ち帰りで。」の台詞は、「無慈悲」の七王さんにも言わせてますよね、めい先生のお気に入りの台詞なのかな。しかし、ファストフード店では無くて、コンビニで言うという場違い感。由依は自分の会社を経営している、つまり社長スパダリ。たまたま見かけて気に入ったという拓海を文字通りお持ち帰りしてしまう。弁護士を目指す苦学生である拓海がバイトで勉強時間を削っているのを見かねていたのだ。
ストレートに好意を隠さない由依に戸惑っていたが、由依の家に出入りする美しい雅という男の存在に嫉妬した拓海は、とうとう自ら由依を欲しがってしまう。
◆ 「年下の男」
雅という男は実は本当にただの友達。そして彼は由依の弟・潤に執着されている。
由依と潤はそこそこ大きな病院のご子息で、病院は弟が継げばいいと由依は家を出ている。
潤もそれは心得ていて、医大を目指す高校生。高校生?そう、潤はグルっと戻って「化学室の王子」こと犬塚の従兄弟だったんですねぇ。バカップル犬塚 × 赤井 もちょこっと再登場。
雅は医学療法士。潤はいつか雅と共に仕事をする為に頑張ってたんですねぇ。将来スパダリ攻め確定の潤と雅は思い繋がりお風呂エチ。
◆ 「純粋よりも曖昧な」
素直になれない御曹司・君久が遂に素直になる時。一瞬で終わってしまう短編。
君久に夜呼び出されて焦って会いに行く柾樹。いつも大した用事では無い。翻弄されている。「たまには…そっちから会いにくるとか出来ないの?」素直に謝れない君久の取った行動は…。君久の家→柾樹のアパート。終わり。ツンデレ受け。
◆ 「かわいいだけじゃダメ!」
大和先輩がゲイの俺でも認めてくれたから。渓介は大和先輩に惚れてしまう。単純。
さらにしょーもない勘違いをして暴走。仲直り。そしてエチ。ワンコ攻め。
大和先輩も初めから満更でも無かったので、めでたし!
後半2篇は前半のスピンオフ化と関係無いのが残念なのと、ここはオールご子息や社長スパダリという前半のドリーミィさでまとめて欲しかったところ。
化学室の変人が実はスパダリ!とか、コンビニでお持ち帰りとかいう変人が実は社長スパダリ!とか、年下幼馴染が将来を約束されたスパダリ!なんて。この感じ、堪能したいんだもん。
桜賀さん2冊目のコミックだそうです。
「ワルイコトシタイ」シリーズを読んだ時に、兄弟・周囲みんなホモカップルだな~と思っていたのですが、その原点を垣間見た気がしました。
ほんとに余計なことなんですが、兄弟みんなとか、親戚までいっちゃうと、萌を感じるより心配になってくることがありまして(何が心配って、親との関係とか、誰も子孫残せないじゃん!とかw←BL好きな時点で子孫とかいうな!って感じなんですが、その子が王族とかお金持ちの跡取りとかだったらどうしてもね…モゴモゴ)、今回もちょっとそんな感じで萌えられませんでした。
表題作はちょっとコミカルな所もあって楽しめたのですが、他の作品は短編ということもあり、キャラが好きになるというところまで行けず…すみません。
桜賀さん、決して苦手な作家さんではないので(むしろ好きな方)、初期の頃の作品が見れたというだけでもよかったです。
表題作の攻は、最近まで再放送していた探偵ガ●レオを連想させる変態ぶりです
あれは物理学者だったっけ?
しかしこんなに白衣が似合う高校生が他にいるだろうか!
白衣というと医者を想像しがちですが、やっぱり理科好きが着てなんぼですよ
学ランの上に羽織るの萌えたv
かくいう私もスピンオフ大好きです(^O^)
あの話の彼がこんなことに…ってなるのがいいんですよね
ひとりムフムフしてしまいますw
スピンオフの方がメインカプより萌える可能性が高いのは言わずもがなww
今回も表題作より「年下の恋人」の方が好きでした
きっとこれがあるから今のワルイコトシタイシリーズがあるんだろうな~
男同士ということが問題視されない世界観のラブコメ?です。けどアホエロではないです。キャラにしろ設定にしろ展開にしろ、いろいろとツッコミどころ満載でした。苦笑いで見逃せる許容範囲のものもありますが、イラ~っとしてしまう場面も所々あり…。
■化学室の王子/全ては愛のしわざです
攻めは、化学おたくで美形奇人なため他生徒から恐れられてるという設定ですが、作中で彼を見る限り、恐れられる理由がまったくわからなかった…。美形なのに恐れられるなら、もっとそれっぽいエピソードがほしいです。
あと、両思いになってからの二人を邪魔する障害物が不自然すぎるという…
受キャラの邪魔をしてやろうという副委員長キャラも存在が不自然だし、その手段に学級委員がやるべき雑用を大量に押し付けるというやり方も不自然極まりない。高校生に徹夜を強いるような雑用、教師が任せるわけないじゃん。出てくる障害が尽くありえないんだよなぁ……。そんな障害物を健気に乗り越えようとしてるキャラにも萌えられません…。
■蜜月系ハニー
会社の経営者×司法試験目指してる苦学生。ストーリーとか展開以前に、キャラの設定についてもう少し調べてほしい。「時間さえあれば六法全書読んでる」みたいなことを受けの子が言いますが、そんな受験者いないから…。ちょっと調べれば具体的な勉強方法とかわかるし、司法試験を目指してる苦学生なんて世の中に山ほどいるのだから、適当な先入観で漫画描かないでほしい…。関西人が適当な関西弁に苛立つように、イラっとしました。具体的なことがわからないなら、うまく誤魔化せばいいのに。
■年下の男
医大目指してる高校生×幼なじみ。年下攻め。実は両思いの二人が、いろいろ理由つけて会ったりスキンシップとったりする話。
■純粋よりも曖昧な
ワンコリーマン×我がまま坊ちゃん。我がままで世間知らずな受けに一目惚れされ、その場で恋人になれって言われて恋人になったカップルの話。なんじゃそりゃ。こういう設定は苦手です。
■可愛いだけじゃダメ!
大学の後輩(バイ)と先輩(ノンケ)。偏見なく恋愛相談のってくれる先輩に惚れちゃった後輩の恋愛感情が小学生っぽい。短編の中ではよめたほう。
絵もキレイで、ベタだけど可愛いキャラが描ける作家さんなので、もう少しキャラの設定、職業などをリサーチしてムリのない展開で作品を作ってくれると、ストーリーに深みがでると思います。いかんせん、この短編集は不自然さが目立ちすぎです…^^;
《個人的 好感度》
★・・・・ :ストーリー
★・・・・ :エロス
★・・・・ :キャラ
★・・・・ :設定/シチュ
★・・・・ :構成
なんか しょっぱなの攻めの学ランに白衣ってのが
みょーに気になってwww
ガン読みしてしまいました。
んで あとがきにも書いてありましたが
桜賀様は 違うお話がどこかで繋がってるってのが
好きなんだそうなので、
今回のこのコミックスはなにげにちらほら
繋がっておりました。(いやらしい意味じゃないよ!)
んで苗字に犬が入ってると萌えるそうです。
≧(´▽`)≦アハハハ
ぅち的には淫乱受け様があまりいらっしゃらなかったので
ちょっと萌えたりなさがありましたが・・・
短編集だったのでしかたないと思われ・・・
ぇろシーンはちゃんとどの作品にもあったので
しっかり萌えさせていただけました。
桜賀様は買う時に不安がありませんねー!
作家狩りしている方です。(o^-^o) ウフッ