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表題作夜明けの唄 6

アルトノウル
18歳、エルヴァの世話をする青年
エルヴァ
26歳、海の化け物と闘う巫子

あらすじ

どんな運命でも、二人なら。
揺るがぬ愛を問う第6巻!

「俺から 離れようとするな」

歴代の覡がうけてきた凄惨な仕打ちと裏切り。
その恨みを晴らすべく、ミカイルは貴族を襲う。
復讐を止めたいとミカイルのもとに駆けつける二人だったが…。

さらに戦闘のさなか “アルトの秘密”を知らされたエルヴァは、
彼を失うかもしれないという恐怖に苛まれる。
今までとどこか様子の違うアルトを前に
エルヴァが思うのは――。

珠玉のボーイズ・ロマンス巨編
累計170万部突破!

【アルトの恋文をエルヴァが覗き見?】
番外編「Letters」も収録!

作品情報

作品名
夜明けの唄 6
著者
ユノイチカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED COMICS
シリーズ
夜明けの唄
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526775
4.4

(168)

(110)

萌々

(36)

(12)

中立

(5)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
33
得点
735
評価数
168
平均
4.4 / 5
神率
65.5%

レビュー投稿数33

底を打った……んだよね?

今巻もまたしんどい展開。
ただ前巻では、ここまで詳細な描写が必要なのか、そもそもここまで重い設定が必要なのか、という疑念がチラついてしかたなかったのと比べると、まともに読めました。
辛く苦しい流れの中に、ミカの想い、エルヴァの想いがしっかり感じ取れました。

兄貴分なのに、エルヴァより幼い姿のミカが哀しい。
8年間、アルトと過ごしてきたエルヴァと、孤独だったミカの差。
けど最後は、エルヴァの心を受け止めてミカが笑ってくれた。そしてミカの尊厳を守るために、いちばん辛いことを遂げたエルヴァの強さに、心打たれました。

けどその後さらに追い討ちをかける残虐行為があったのは、どうにも……前巻と同様、そこまで描く必要あるの?と思わずにいられない。
後半、二人の絆とエルヴァの強さに感動する場面にも、うっすらとモヤモヤが付き纏ってしまう。
100日とか時間の長さの問題じゃなくてね、ただ私の心がついていけなくて。
あー、ここでそういうことになるかー、と何ともいえない気持ちで眺めていました。

良かった部分はほんとうにすごく良かったので萌2をつけたけど、ちょっと割り切れない評価です。
島の外のことが明かされた3巻からだいぶ焦らされて、ようやく外へ! 出口が全く見えずに辛いことばかり続く展開はもうここが底で、少しは未来が開けることを期待しています。

羊でもふってるエルヴァと、最後の手紙は可愛かったな〜

0

まだ不安の中…

己が何者なのか…何のために戦い続け、心をすり減らしているのか…それぞれの悲しみや苦しみや迷いで窒息しそうな中やっぱり救いとなるのは、主人公2人の深い愛でした。
物語の謎が少しずつ丁寧に解き明かされていき目が離せません。
そしてマニエリの明るさが尊かった!

0

シリアス好きなら是非!!!

※シリアスであればであるほど救済が萌える、しんどく感じるのが大好きって人(私)には超おすすめ
※ただの、萌え狂った輩の感想です
※誤字あったらごめんなさい

まず、アルトがミカと言い合ってるところが良かった...!!覡同士の話のシーンだから、ちから的には結構無力なはずの攻め(アルト)が、活躍(ミカの心を動か)しちゃうのがいい...言葉で!平和的!!「よく笑うようになったんだ」とか。ミカに殺されそうになって怖いはずなのに...それでもエルヴァとのノロケをドヤ顔で言っちゃう攻めっぷり、すばら。ありがとうアルト、ユノイチカ先生。もうここだけで買った甲斐があった。ちゃんと攻めやってて萌えました。

そして、ミカの件の決着が着いた...。ミカがアルエルカプの言葉に心が動かされて、エルヴァと心で分かり合えたの良...!!!✨いや2人によって救われんの良すぎ???何それ有り難尊〜〜
で、も!分かり合えたのに...!!!まさかの黒海ミカ...ここで出てくるか、...。そこでエルヴァが斬られた時の衝撃!!めちゃくちゃ心解れてたのに...斬るの。まじか。まじで感情ジェットコースター。萌えさせて感動させて堕として(ありがとうございます)。その後エルヴァがまさかの...ミカを手にかける...あぁ最悪で最高のシナリオ...もうね、つらい(嬉)。やりきったんだね...偉い、とは思うけど、つらいもんはつらい(大歓喜)。

ミカをこれ以上穢さないために、黒海(身体はミカ)を斬ったエルヴァ。うあああ、でも死ぬ間際には本物のミカが身体に戻ってくる。エルヴァ的は黒海を斬りたかったのに、死ぬ間際になって本物のミカが出てきて、心はもうズタズタだったと思う。もういいだろ!って思うけど、さらにエルヴァに追い討ち。黒海ミカは、エルヴァに斬られた時に、「アルトは黒海の子供だ」と告げる...

さて、エルヴァの気持ちを考えたらもう、やばいよ。まずミカが黒海ってことで、前巻で凄いショックそうだったし、覡の昔から受けてきた虐げを知って、でも心を保ち続ける。で、やっと!ミカと心を通わせられた...!!からの、救ったらおとすんだね〜笑笑ユノイチカ先生、ありがとうございます。ミカのことを斬る。ここだけでもうボロボロのはずなのに、大好きなアルトが敵陣営かもしれない、ずっと騙してたかもしれないと告げられる。で、本物ミカとのお別れ。ひと息、というかミカの件に対してある意味安心して悲しみたいのにアルトが信頼できないかもしれない、と思う......いや、救いが無さすぎる!!!!笑。エルヴァ、ノイローゼなるよ?普通。ま、とっっても美味しかったけど!!!

ミカの件が落ち着いてやっと日常に戻ってきた後。エルヴァ様がアルトに対して色仕掛け?抱かれることに対して少し触れる所、そこでの拒絶が効くよね〜...まじで信じられる人いないじゃん。親友は斬ってもういないし、あのアルトに対して疑念がある時に拒絶だよ。エルヴァからしたら、もう今まで騙してた説が濃厚になってきて、どんどん疑いたくなってくると思う...。つらい〜(喜)。それで、エルヴァ様はもう言っちゃうんだね。「お前が...黒海の子どもだから?」
う゛ぁ〜〜〜!!!言った!!!
はいここでアルトサイドに行ってみましょう。この人さ、ミカの件でちゃんと攻め、男、感を出してはいるけど思い出せ?前巻、前々巻で自分は黒海の子供って知らされて、めっちゃショック受けてたよ...?あのときのアルトの苦しみようから考えて、エルヴァ様からこんなこといわれたら、もうやばいよ。兎に角、攻め受け2人とも精神崖っぷちでお互いが救いあうのほんと良...!!!2人がこういう核心的なことに対して本音を曝け出すのがほんとにいいよね...エルヴァ様の、「逃げるな!」が本当に刺さりました。ありがとうございます。先生。いつもより口調が荒いのは、本音で話してる証拠ってこと...最高。しかも、あの口下手なエルヴァ様がねえ...!!萌えた

で、まあエルヴァ様...アンタ健気すぎない??エルヴァ様の精神考えたらもう...ってかんじなのに、アルトをここで「救いたい」って思う...アンタが大好きだ。いい子すぎる。そしてその方法が大好き。
皆さん!!来ました、ついに念願のアルエル初エチです!!!!めちゃめちゃ嬉しい。「このシリアスから流石に初エチは来ないやろ...また今巻もお預けか〜」って考えてたのに!いや、...エルヴァ様、ちょっとは怖いはずだし精神状態も加味すると、本当に神としか言いようがない。アルトからしても、読者からしても、神。そしてまさかの誘い強気受け!!!!!えぇ゛!!!?いやまじで叫んじゃった。あんな、キス1つでおよおよしてたあの純情っ子が...!!!?「俺を抱きたいと言った気持ちに変わりはないか?」とか...は...まって、まって、良い。初エチが弱り攻め×誘い強気受け、ありがとう。

そして相変わらずえちシーン描かないねえ笑。いや、いや、私はいいんです。あんま露骨に描いてあると引き気味になっちゃう人なんで、空気感守ってくれてすごくありがたかった...(ユノイチカ先生、もし別で同人誌(アルエルえち集)出すなら買いますんで是非!!!!)でも、濃かったね...えち中の、エルヴァ様のアルト焦らしが良かった。心から、ありがとうございます。そして、「こんなときでもお前は俺の『まて』に逆らわない...」......え?ちょっとSじゃない?楽しんでない?いや、そんなエルヴァ様も好きだ...。初エチがまさかのエルヴァ様強気で良かったです...。お預けのあとの、「いいぞ」がずっきゅんだった。あの顔といいなんかもう...すごくえぉかったです。満足。

...と。こんな感じであげて落としてあげて...最後はちょっと不穏で終わって...神巻でした。

2

ミカ かわいそう…

好きな作品でずっと読んできたけど内容がだんだんしんどくなってきた。

アルバ様綺麗でカッコよくて好きだし、アルトワンコも可愛いケド 内容が辛いしなかなか話が進まないし巻数が多くなってきたので読み疲れてきた。

アルトのお父さんの事が分かったり新事実があったりしたけどまだ先が辛い感じがするので、ちょっと脱落しそう…

覡様 みんな辛い思いして孤独に戦って若くして亡くなって全然報われなくて悲しすぎる。

エルバ様には幸せになって欲しいよ

4

今まで一番、話が進んだようで進まなかった6巻

今まで一番、話が進んだようで進まなかったようであり、隠されてきたいろいろなこと、明かされて来なかったいろいろなことが、伝わった巻でもありました。

ミカイルの言葉のひとつひとつが重たくて、苦しくて、とても切ないです。

そして、ずっと歴代の覡に守られ続けてきた人々の、同じ立場なのに感覚の違うところ、違和感が明確に表に出されていて、考えさせられもしました。

創作でファンタジーでBLなのだけれど、舞台もエピソードも現代社会のものではないけれど、現代の私たちが抱える社会の問題にも共通することがたくさんあるようにも感じて、二重の意味でしんどく感じました。

アルトとエルヴァの恋が前進したのはよかったです。
温かい交わりなのだけど、切なさもたくさんあって...

巻末の番外編で、6巻の切なさ、苦しさから救ってもらい温かくしてもらえた気がします。
特にエルヴァのお手紙、一行一行の言葉遣い、伝える内容、全てが優しくて素敵で切なくて、とてもじんわりきました。

7巻はさらに新しい展開、世界が見えてくるのだろうと思います。
早く読みたいです。

2

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