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表題作 恋するあさはか

代々木恋 → 江口拓也

義川明光 → 白井悠介

あらすじ

勉強しか取り柄のない平凡な高校生・明光。
いつも通りの帰り道、遭遇した謎のイケメンに犯されてしまう。
なんと男は淫魔だった!
真面目で凡庸だった明光、刺激的な日々の幕開け。

作品情報

作品名
恋するあさはか
著者
森世 
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷幸
音楽
デルファイサウンド
脚本
森世(脚本監修)
オリジナル媒体
コミック
メーカー
BABY COMICS CD
収録時間
77 分
枚数
1 枚
発売日
4.7

(4)

(3)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
19
評価数
4
平均
4.7 / 5
神率
75%

レビュー投稿数1

元気いっぱいの江口さん

元気いっぱいの江口さん×ほだされ健気な白井さんのカップルです。

江口さんというと、最近では「俺達は新婚さんかもしれない」で甘く色っぽい低音を響かせておられましたが、こちらの作品では天真爛漫なわんこ淫魔で全く印象が違います。
難しいことは考えない直情型の、素直で正直な愛情溢れる恋のイメージ通りに仕上がっています。

お相手の白井さんは、真面目な堅物ながら、反面脆さを抱え、あっという間に恋(「れん」でもあり、「こい」でもあり)に溺れていくみっちゃんのこちらもイメージぴったりです。
白井さんのまろやかな声質が、紆余曲折を経て、最終的には幼子のような恋を受け入れてあげるキャラクター性にばっちり。

中盤以降、恋がみっちゃんのためを思い、敢えて冷酷に振る舞うところは原作ではとてもつらかったのですが、人の声で表現することで感情が熱を持つので、恋がみっちゃんを拒絶するシーンは苦しそうなのがわかるし、つらいんだけど愛情が伝わってくるとても好きなシーンにもなりました。

終盤の「みっちゃんのおしり…」のシーンは原作で読んだ想像以上に面白い声色で、フリートークで「コメディのところがすごく楽しかった」と仰っているのがよくわかる部分でした。
この前後の恋の手が崩れて驚いたり、お尻を吸われるみっちゃんの絶叫もとても愉快で、コメディとシリアスの切り替わりを存分に楽しめる作品になっています。

カットもなく原作に忠実にできていますが、原作の描き下ろし部分でもある最後のトラック「おまけ」では、原作にはないシーンが追加されて、エッチの本番まであります!ラッキーです。
また、原作の時もかっこいいなぁと思っていた四谷の声も包容力を感じさせる大人低音がとてもよく合っていて、やっぱり四谷メインで何か読みたい!とますます思ったのでした。

3

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