電子限定かきおろし漫画付
「そんなに好きなら、諦めるか奪い取れば」「ソレだ!じゃねーよ!!!!!」
2カプ収録で、先に入ってる同時収録のスピンオフという形で後ろに表題作が入ってます。
同時収録「きみと図書室で」
は、3年の二村が天然タラシで中学時代にも色々あったので、高校では長い前髪を下ろし眼鏡をかけ地味に過ごしてきたのに、1年の染谷に惚れられてグイグイ来られちゃうお話。
表題作「センパイ、空気よんでください」
は、上記のカプが図書室でイチャコラしてるところを偶然目撃してしまった染谷の友人・田尾と、同じくイチャコラ現場を目撃した二村と同じ図書委員の藤江のお話。
その場で話しかけられたので当人たちにバレないよう急いでその場から藤江を連れ出した田尾。
二人が付き合ってることを察した田尾に対して、今この瞬間に自分が二村が好きだと自覚した藤江。
翌日からグイグイ二村に話しかけていく藤江に空気を読むよう促すも、自分の気持ちは気付いたからには伝えないと気が済まないという藤江に結局付き合って藤江が二村に告白するチャンスを作ってあげようとする。
しかし、鈍感なりにも自分に正直で考えは真っすぐな藤江に惹かれる田尾!
同時収録はむちゃんこ好みでした♡
顔はかっこいいのにちょっと鈍感で真っすぐな藤江が超ドストライク!そして弓道男子!!たまんねぇ♡
藤江のペースに巻き込まれ頑張ってる田尾もむちゃくちゃ可愛かったです!!
後半の藤江はカッコよさがガクンと上がりました♡
この二人をもっといっぱい読みたかった!!
「君と図書室で」という話があり、そのあとに「センパイ、空気よんでください」という話がありました。
普通、「君と図書室で」が本のタイトルになるんじゃないの?スピンオフの方がメインみたいにタイトルになってるって珍しいですよね。
静と動みたいな感じで、印象の違うストーリーで楽しめました。同じ世界の話だから、他の角度から「君と図書室で」の2人を見れて楽しかった。
二村くんが中学の時に噂になってたのかな?それって、二村くんは全然悪くないよね?イタイケナ少年を傷つける噂って許せない。大体そういう時って先生が責められるべきだし、なんだかその先生許せないですね。作中に爽やかに登場したけど。
染谷くんの存在がなんだか爽やかでキラキラしてたな。イケメンって事もあるのかもしれないけど。
一目惚れで告白される気持ち。
染谷くんがその事に気づくことが出来て良かった。相手のことをよく知らないのに告白されても、返事に困る。
染谷くんは1度断られたけど、そのあとに友達から?付き合い初めて、自分を知ってもらった結果恋人になれたんですもんね。諦めなくて良かったね。
ラブラブな2人は卒業したらどうなるのかな?
二村くんは実家暮らしだろうな。
染谷くんがパン屋でバイトしてほぼ毎日顔を合わせてたらいいな。
良いですね。男子高校生の恋は!
こちら2CP登場してました。表題作の前に、元々の先行CPがいるではないですか。でも、どちらも揃って成立するお話です。
【きみと図書室で】
眼鏡外したら、イケメンだったり可愛かったり。図書委員の二村は、天然人たらし。
何てことない話から、2個下の染谷に見初められてしまいます。
年下攻めなんですが、なかなか序盤からぐいぐいと距離詰めていて素敵です。
二村が、過去の出来事からあらぬ噂をたてられていても染谷が、ちゃんと守ってくれたりとなかなかに男前でした。
染谷の真剣さで二村が腹を括るように、男同士の恋愛に向き合ってからは、早かった~!
二村がえっちぃし、染谷がなかなかの攻めで嬉しくなっちゃいましたよ~
【センパイ、空気よんでください】
偶然に二村と染谷のキスシーンを目撃した田尾と、二村の事が好きだった藤江。
田尾は染谷の同級生、藤江は二村の同級生です。
藤江が二村に気持ちを告白するために、何故か相談に乗ったり、気持ちを後押しする羽目になった田尾。
田尾って、流されちゃうタイプだなぁと思っていたら!やっぱり、藤江を意識し始めて。
藤江が、いーんです!
しれっとしていて、あれこれよく見てる。だけど、表面はクール。
だけど、なかなかスペック高いのです。
頭が良くて成績はトップ。
弓道していて、意外にしっかり取り組んでいたり。
弓道場に招かれた田尾が袴姿の藤江の真剣さと、突然の距離感にどきっとしたり。
うんうん、田尾はギャップに惹かれちゃったね~と、思わず同意してしまいます❗️
まあ、高校生のもだもだして、でも素直に相手が好きなんだと言う気持ちを読むのは、個人的に最高に心のデトックス作用があると思ってます!
そして!藤江と田尾が案外と展開早かった~
藤江が、しれっとしてる普段と違って田尾を可愛いとか、愛しいとか、全部好きなどと、囁くんですけどね!
も~藤江のギャップにやられました!
田尾も、素直に可愛くなっていて。
恋の力は偉大だなぁと思った次第です❤️
表題作の前に、キッカケになる
もう一組のカプの話がプロローグのような
構成になっていて、一連のお話として読めます。
1組目も良かったけど、割とサラッと読んじゃいました。(それで星4)
表題作のセンパイがいい味出していて
センパイのボケ(てはいないんだけど本人的には)
に受がツッコんで、夫婦カプみたいになってる2人が面白かったです。
それで、オモロって笑っちゃってたんだけど
いつのまにか、すっごくいい話になってて
空気よめない先輩は、
ブレないかっこいい男前に見えてきて
まんまと萌えを奪われちゃいました。
加奈先生…まだ他の作品読んでなかったかな
チェックしたいと思います♪
お初の作者さんでした。
キャラの顔が好みすぎる。
2つのお話が収録されており、表題作は2つ目でした。
1つ目は「君と図書室で」
確かにこのタイトルのコミックだとちょっとインパクトに欠けますかね。
図書委員の3年生、二村と1年生の染谷が図書室で出会い、染谷が一目惚れするというストーリーでした。
二村は美形で天然たらしという設定で、男女問わず好かれてしまう。
中学時代には先生とも色々あり、好かれる一方で敵意を持たれることも多いというキャラです。
染谷はイケメンで率直な良い年下ワンコ。
好みの作画で、DK、年下ワンコとくればもう萌えるしかない状況なのですが、何故かあまり萌えられなかった…。
二村の中学校の先生ですが、高校に二村を迎えに行ったと言うが何をしに?と言う点がまず不明でモヤっと。
染谷の告白の後のキス…ちょっと早すぎんか?まぁキスは百歩譲るとする。
紆余曲折あり思いが通じ合って直後のHが性急過ぎる気がして、萌えられませんでした。
別にDKのエロが嫌という訳じゃ無くて(むしろ好きな方ですが)、この二人にこのテンポで進むのが合ってない気がしたんですよね。
表題作はこの二村と染谷が図書室でキスをしているのを見てしまった、染谷の友人・田尾と二村と同じ図書委員の藤江の物語でした。
無表情でKYの藤江のキャラが好きです。
スピンオフ的つながりのある流れも、藤江が二村の事を好きで告白の指南を田尾がするという展開も面白かったのですが、こちらも告白の後すぐにベッド⁉︎って感じが残念でした。
描き下ろしで初Hで良かったかなぁ、私は。