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表題作深紅のフェロモン

穂高大河,いきなり受様に迫る芸大の音楽学部臨時教師
三浦郷衣,19歳,芸大の音楽学部生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

芸大の音楽学部に通う郷衣が、憧れのマドンナとのデートにうきうきと急いでいると、街中で見知らぬ男に呼びとめられる。
「なぁ、喉が渇かないか?水では癒されない渇きだ」「覚醒していないのか?」意味不明なことを熱く語る男の迫力と、端正な容貌にボーゼンとしているうちに、突然キスをされてしまう。
それは、郷衣が初めて知る、腰もくだけそうな甘~く濃厚なキスで。

作品情報

作品名
深紅のフェロモン
著者
真崎ひかる 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
ISBN
9784775506479
1.7

(4)

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萌々

(0)

(0)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
3
評価数
4
平均
1.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

吸血鬼モノです

久しぶりに吸血鬼モノを読みました。
やっぱ吸血鬼モノというのは、BLの人気ジャンルのひとつなんですねー。
設定は作家さんによって微妙に変えてますが、吸血シーンのエロさはどの作品にも共通してますね。

で、この作品ですが、最初は面白かったんですが、盛り上がるはずの後半になるにつれて「アレ?」みたいな。
血の交換をしなきゃ相手が死んじゃうっていう大事なときに、へんなことで迷ってグズグズしてる主人公に萎えて。さらに勘違いで逃げ出そうとする主人公に萎えて。
血を吸われてパートナーになることを迷って相手を拒否ってた主人公が、後半でイケイケになるのをワクテカしながら待ってたので、最後まで自発的な行動をしない主人公にガッカリしました。

1

桜城さんのイラで表紙買い

吸血鬼って神秘的でいいですよね。
また作家さん独自の設定の違いを楽しむ題材としても面白く、ある程度はずれ少なくて楽しく読めます。
しかしその分あらゆる吸血鬼モノが出てて一定以上のレベル越えが難しいファンタジーではないかと思います。

突然現れた怪しいけどカッコイイ男に、言い寄られ~パターンでした。
そのうちキスが原因で主人公の身体に少しずつ異変が出てきて・・・?
わりとよくある展開だけどそれが楽しかったりして結構素直にドキドキして読めました。

この手の話、主人公が誘惑というか快楽に弱いのが必須なのか、やっぱりそんな感じで流されちゃってます。

ちょっと後半物足りなく。
主人公の悩みどころがもう少しインパクトある事件か何かにしてほしかったかな~。意外とあっさりでした。

けど教会のエピソードとかちょっとゴシックを連想させる場面とかはらしさがあって良かったです。


0

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