辛党のオメガ

karatou no omega

辛党のオメガ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
10
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
キザキケイ 

作家さんの新作発表
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イラスト
hagi 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
ルビー文庫:D
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

オメガである唐沢は、通常甘い香りであるはずのフェロモンが辛い匂いをしている。そのおかげで周囲にオメガであることを悟られず、ベータのふりをして友人の奄美、木嶋とのんびりした高校生活を楽しんでいた。だが、ある日の帰り道、アルファである奄美が「運命の番」に片思いをしていることを知る。しかも番相手はそのことに気がついておらず、じっくりと親交を深めている最中なのだという。唐沢は奄美の片思い相手を想像し、なぜか胸がざわつき…?

表題作辛党のオメガ

奄美廉、優秀な親友で高校生 アルファ
唐沢深也、フェロモンが辛い匂いのオメガで高校生

その他の収録作品

  • 大学生のオメガ
  • 番のオメガ
  • あとがき

レビュー投稿数1

可もなく不可もなし

電子専門作品で、オメガバース+男子高校生の等身大の青春って感じのお話になります。

普通は甘い匂いのはずが、何故かフェロモンが辛い匂いであるオメガの高校生・唐沢が主人公。
彼は、その特殊体質を利用してベータのふりをし、平穏な高校生活を送っているんですね。
周囲を完全に騙した状態で。

で、そんな彼の親友で、優秀なアルファである奄美。
彼の好きな相手はオメガでありながら、自分達が「運命の番」だと気づいていない。
そこで、自分を好きになってもらうべく、まずは友人としてそばでじっくり親交を深めー・・・と言ったものになります。

オメガバース好きなんですけど、こんな感じのちょっと変わった設定に興味をひかれて購入しました。

攻めである奄美ですけど、実はかなりの執着系だし策士な部分もあるんですよね。
唐沢を確実に手に入れるべく、親友としてじっくり距離を縮める。
また、唐沢に寄ってくる虫を追い払いと、周囲への牽制も抜かりない。
あと、彼が最初に唐沢に気づいたのは「運命の番」だからなんですけど、そこから運命とかは関係なく、唐沢自身に惹かれて行ったみたいな部分も素敵で。
策士でありつつ、意外と純情で一途な所なんかも可愛いのです。

そして、特殊体質であるオメガの主人公。
彼は彼で、勉強でも運動でも努力を欠かさずと、すごく前向きなのが好印象です。
いや、自身のフェロモンを誤魔化す為に、常にマスタード等を持ち歩いて辛党のふりをして・・・と言った具合で。
ついでに、親友ポジションで二人と常につるむベータの木嶋。
実は彼が一番正確に事実を把握してるんですけど、すごくいいヤツなのです。
おせっかいを焼いたりはせずに、そっと見守る。
で、時々軌道修正しつつ、いざと言う時はすごく頼りになる。

まぁそんな感じで、男子高校生の日常と言うか学校生活の中で、二人の恋愛が丁寧に進む感じでしょうか。
特に痛い部分も無く、ほのぼのだったりコミカルだったり、終始あたたかい雰囲気なんですよね。
オメガバースなんですけど、等身大の爽やかな高校生ものって感じで。
こう、友情あり、恋愛あり、青春ありの読みやすい作品だと思うんですけど。

ただこう、その反面、なんと言うかパンチが足りない。
可もなく不可もなくって所で、特に不快な部分だったり引っ掛かる部分は無いんですけど、逆に強く心に残る部分もない。
良く言えば読みやすいんですけど、悪く言えば平々凡々と言うか。
申し訳ないんですけど、読んだ端から忘れて印象に残らない作品と言うか。
もう少し特殊体質設定を上手く生かしたり、スレ違い部分をしっかり掘り下げて書いてくれたら、もっと緩急がついて面白かった気もするんですけど。

ただ、すごく優しいお話だし嫌味と言うのが無いので、オメガバースが苦手な人でも問題なく読めるのでは無いでしょうか。

1

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