恋愛経験ゼロのサラリーマン(部活の後輩)×恋に疲れたクリエイター(先輩)

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表題作あの夏の僕たちへ

優真,サラリーマン
早瀬順也,クリエイター

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

恋愛に奥手な優真には忘れられない人がいた。
高校生の頃、先輩だった順也に憧れに似た特別な思いを寄せていたのだが
「男を好きになるタイプ」だと打ち明けられ、どうしていいのかわからず、卒業後は疎遠になっていた。
そんなある日、彼氏と別れ東京から戻ってきた順也に偶然再会し…

作品情報

作品名
あの夏の僕たちへ
著者
吉野ルカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
道玄坂書房
レーベル
MIKE+comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784866252308
3.1

(11)

(1)

萌々

(2)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
33
評価数
11
平均
3.1 / 5
神率
9.1%

レビュー投稿数4

3人でちょうどいい

順也への想いが無自覚な恋愛初心者 優馬×恋愛疲れがピークになり田舎に逃げてきた 順也

ようやく恋に気付いた優馬と、高校の初恋の純粋さを取り戻せない順也のすれ違いがもどかしくて苦しい!

傷付けるかもしれない怖さや大嫌いな自分から、そして向き合おうとする優馬から逃げようとする順也の心を動かしたのは、戻りたいあの頃を今現在、謳歌している男の娘あっちゃん(優馬のイトコ)。
あっちゃんがとっても良いコなんですよ。まっすぐで。順也が慕われてカッコつけたがるのもわかる。 

この3人の関係性が支え支えられの絶妙さで、優馬は懐の深くて広いイイ男になり、吹っ切れた順也は笑顔がかわいくなりました。もうきっと逃げない。幸せになってくれそうな予感大です。

1

複雑な気持ちと純粋な愛

『誰カ烏ノ〜』が好きなので楽しみにしていました。
複雑な気持ちを抱えたキャラを描くのがお上手な吉野先生ですが、今回はちょっと私には理解が難しかったかな( ´△`)


高校の先輩・順也と地元で再会した優真。
自分から距離を置いだはずなのに、再会した途端当時の気持ちを思い出します。
一方、順也は恋愛に疲れ切っていてーー…

順也はゲイで、初恋が優真です。
恋に疲れて帰省した純也は、優真と再会しても当時の気持ちは思い出せません。
対する優真は、離れていても出会った瞬間当時の気持ちを思い出してしまいます。
この気持ちのスレ違い、過ぎ去ってしまった順也の恋心……
ここが切ないのです( ´Д`)

ずっと自分の気持ちから逃げていた優真と、
好きという気持ちが分からなくなっている順也。
恋に落ちるタイミングがズレてしまったという印象の二人です。
順也がとても難儀で、大好きな優真に好かれても純粋な気持ちを思い出せず逃げてしまう……
まるで傷付くのも傷付けるのも恐れているようで、
苦悩する気持ちが伝わってきて苦しかったです(´;ω;`)

そして、本作で忘れてはならないのが男の娘のあっちゃん!
順也を慕っているのですが、最終的には純也の背中を押してくれます。
彼もまた複雑な気持ちを抱えているのですが、
とても前向きで可愛い男の子(娘)でした^^

優真は、順也を追うのをやめます。
順也がまた誰かを好きになれたとき、それが自分じゃなくてもいい……
そんな風に言う優真は、本当に優しくて懐の深い男だと思います。
やっと二人でスタートラインに立ったと思わせるラストは、
とても可愛くて素敵でした。

順也の気持ちが複雑で理解し難かったのですが、
感受性が豊かな方なら、もっと共感できるのかもしれません……

順也と優真は身体の関係はあります。
順也が外でオナニーしている場面はとてもエロかった(///△///)


紙本 修正はトーン(ほとんど見える描写なし)

9

魅力的な3人

とても綺麗な絵でした☆
高校時代からの思いが、再会する事によって奥底に沈めていたはずの思いを蘇らせ確認させていくお互いの気持ちの描き方がサラリとしているようで地味に丁寧で良かったと思います。もう少しだけ長く描けたら、もっと受けの人の繊細な心が読めたのかなぁとは思う。そして何よりも攻めの人の従弟がとても良いスパイスになってる作品だった。
ラストには甘い夏が待っているので安心して読めると思います。
書き下ろしの方は良いスパイスになってる従弟のオチが面白くて可愛かったです。
内容にもよりますが、次回作も買ってみたくなる先生です。

0

ゔーん

ちるちるさんのツイートで知って興味を持って電子で購入しました。

吉野ルカ先生の作品は「たぶん愛だろう」とか「パパの恋人」辺りは読んだ事はあるのですが、最近の作品は久しぶりに読みました。

絵は綺麗なのですが、なんていうかストーリー展開が弱い印象を受けてしまいました。
ハッキリ言ってしまえば順也が唯の面倒くさい奴にしか思えなかったし、彼の気持ちが理解出来ませんでした。それは優真にしても同じで、良い年をして今まで何を考えて生きて来たのだろうと思ってしまいました。

優真の従兄弟のあっちゃんはとても良い子でした。ただ、彼の存在に助けられる面が大きくて、2人の恋愛面がおざなりにされたように思えました。

絵はとても綺麗で順也がテラスでオナニーするシーンは色っぽくて素敵でした。

雰囲気は素敵ですが、雰囲気だけで終わってしまい残念でした。

0

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