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新月を見上げて~オカルト男子の愛し方~

shingetsu wo miagete ~occult danshi no aishikata~

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表題作新月を見上げて~オカルト男子の愛し方~

佐竹士郎,32歳,霊感ゼロのオカルトライター
宮野晁,26歳,霊が見える助手

その他の収録作品

  • 俺を救ってくれた木の精の正体とは(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

霊感ゼロのオカルトライター士郎と、 怖がりで霊感が強い助手の晁。
士郎は取材先の心霊スポットで怯える晁の姿に興奮し、H な事をしかけてくる。
晁は強引だが優しい士郎に心惹かれていく。
ある日、自分が見えているものを士郎が信じていない事にショックを受け、士郎との関係を断ち切ろうとする晃。
だが、 取材先で士郎に異変が起こり……?

作品情報

作品名
新月を見上げて~オカルト男子の愛し方~
著者
吉野ルカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
道玄坂書房
レーベル
MIKE+comics
発売日
ISBN
9784866252087
3.6

(6)

(1)

萌々

(2)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
22
評価数
6
平均
3.6 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数2

オカルトもあるけどっ ♡♡ 可愛ぃ~~~♡♡

いやぁもう本当に可愛いですっ♡♡
オカルトなので、怖ぁーいのいっぱい出て来ます。
でもでも『攻め』も『受け』も(特に受けが)可愛くて可愛いくて、怖いものギライな私もドキドキしながらも読めちゃいます。

この『表紙』そのままの世界観で、『攻め』は『受け』が大好きで、『受け』はピュアで素直で、でも人一倍悩み深き人生ですが、優しい花に囲まれているのですね。

『攻め』は一見クールビューティなのですが、エッチでスケベで(受けにね!)、そして受けへの愛に溢れています。
『受け』もなし崩しに攻めとの関係が出来てしまい、(つまり良くお互いを分かり合う前に関係が出来ちゃったから)、本当に攻めが好きなのか、単に怖くて人肌が恋しいだけなのか、とても悩んでしまう。

そんなこんな二人が、怖い怖い心霊現象と共に描かれて行きます。
何しろ『攻め』はオカルトライターだから、どうしてもそーゆー心霊スポットに行かなきゃしょーがないんだよね。
そして見えちゃう『受け』はその後一人では寝られない、
ウフ+.(≧∀≦)゚+.゚。

なのでなかなかにエロいです。
そしてその絡みがこれまた美しいのです。
絵がお上手だからなのでしょうね。
本当に全編通して美しいのです+..。*゚+。

1話毎の区切りもキッチリ付けてあり、ボーナストラック的なページで区切ってあるのも良いですね。
編集さんのセンスが伺えます。

一冊を通して(しかも分厚い!)二人の心が描かれて行くので、読む方も受け(受け目線なので)の心のあれこれを体験して行けます。
割合早い段階で『受け』は『攻め』の色んな心を疑い出し、(これを書く為だけに確認したら・・・つまりそれ程ストーリーに入り込んでました)、グイグイ惹き込まれての大きなクライマックスがドーン!!
あー、もうホント(分かってるけど!!)ドキドキしたわーーー。
書き下ろしがこれまたほのぼののハートウォーミーでね、あぁ吉野先生ってば、とっても心の温かい方なのね、なのでこんな素敵なオカルトが描けちゃうんだと、納得しました。

『攻め』も『受け』ももう100点満点!!
願わくば、これこの後もシリーズ化して欲しい!!!

オカルトでこんなに心が♡♡ポカポカ♡♡
本当に本当に素敵な一冊を手に入れる事が出来ました。
吉野先生、ありがとうございます♡♡

1

ブツ切れ感がどうしても気になる

かなりあっさりとした読み心地でした。
ただ絵は綺麗で、行為描写はえっちです。

話としては、どうしても各話のぶつ切れ感がひどかったです。
2人の始まりは幽霊を介した面白い展開なのに、そこが回想でしか語られないので物足りなさを感じてしまいました。

1話の中でも、ぶちぶちとシーンが切れている感覚があり...ストーリーとして流れを感じ取りにくかったです。

霊感があり視える受けと、視えないゆえに憧れを持つ攻め。
この2人の、感情の違いはすれ違いとしては説得力がありました。

視えない人には、視える人の苦悩は本当の意味ではわからない。
視える人には、視えない人が抱いている憧れを理解することができない。
物語としては、これが主軸なのかなと思いました。

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