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表題作赤い戀

モデル・拓哉
会社員・洋

あらすじ

「俺の恋人にならねぇ?」幼なじみの拓哉が、洋に発した言葉でふたりの関係は「恋人」に変わった。数年後、拓哉はトプモデルに、洋はサラリーマンになっても恋人のままだったが、ライバルの出現や環境が、否応なくふたりの繋がりを変えていく…。描き下ろし16Pを含めボリュームたっぷり208P!洋&拓哉シリーズついに初単行本化!

作品情報

作品名
赤い戀
著者
九条AOI 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
アクションコミックスBLシリーズ
発売日
ISBN
9784575832211
2.8

(5)

(0)

萌々

(0)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
13
評価数
5
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

ごくごく標準的なBLもの

現在モデルという人気商売の攻めと平凡なサラリーマンの受け。
幼馴染み。
高校時代に攻めの拓哉が告白。
受けの洋も拓哉が好きだったことから恋人同士に昇格。
特にハードルもなく数年が過ぎ……
現在は生活がまるで違う二人。
モデルという特殊な環境にいる拓哉は真面目にサラリーマンの生活をきっちり送る洋に対して、生活サイクルの違う自分の要求が我が儘なことを承知しながらも、その我が儘を通さないと二人の時間がないことにジレンマ。
一方、綺麗な顔で芸能人でなくとも目立つしモテる洋。
人気商売の拓哉が男の自分と付き合っていることに後ろめたさ。
ライバル出現とか小さなトラブルはあるものの、安心して読めるBLものです。
派手さはないものの、毎日の小さな幸せに喜びを見つけられるハッピーなお話。

0

赤い戀レビュー。

「幼馴染じゃなくて俺の恋人にならねぇ?」
拓哉(攻)が、洋(受)に発した言葉でふたりの関係は「幼馴染」から「恋人」に変わった。
数年後、拓哉はトプモデルに、洋はサラリーマンになっても恋人のままだったが、ライバルの出現や環境が、否応なくふたりの繋がりを変えていく…。

という、王道的なBLでした。
お母さんが「よそよそしくなって寂しい」と言っているのをドキドキして聴いている洋が可愛かった。だって、ねぇ、幼馴染だけど今は恋人同士だからねぇ。
ご近所、親も仲良し、だけど家族には秘密の関係。
数年後の大人になってからの絡みも切なくて可愛いけど、子供時分のエピソードも微笑ましかったです。

大人編は…人気商売のモデルをやっている拓哉と、ごくごく普通のサラリーマンの洋じゃ会う時間とか人目とかそういうのが気になって関係がギスギス。
好きなのに、なんか苦しい。
そういうスレ違い王道ネタがベタだけど美味しかった。
小さな幸せにほんわかするお話でした。派手ではないけどじんわりきます。

0

古いけど・・・情緒あり。

まるごと一冊ひとつのストーリー。
ただし、短編集のように細かく細かく分かれいて
2・3ページで終わるような物もあります。
それでもやっぱり丸ごと一冊ひとつなので
読み応えは十分あります^^ 

発売が2006年なので、絵の中のファッション等々が古い!
でも、丁寧に書かれていてとてもキレイです。

ストーリーの中で、告白に対してすぐに返事ができず悩んだり、
ライバルが出てきたり、
またお互いの仕事でなかなか会えなかったり・・・
・・・と問題は色々でてくるのですが、
それに対して深く掘り下げるというまで行きません。

でも、だからといって決して薄っぺらい印象でもありませんでした。

なんといえば言いのか・・難しいですが
とても情緒があって、読み終わった時には
美しい物語を読んだあとのような・・・そんな余韻に浸れました。

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甘々なカップルの日常

九条さんの作品としては2番目に読んだ単行本です。
初めて読んだ時にも思ったのですが、物語がスルッと進んでいく感じで(時には唐突)、何か問題が起きてもそれ程深刻になることがないので、気楽に読むにはいいかもしれません。
発売は2006年なんですが、絵柄はもっと古く感じました。実際に作品が書かれた年代が書かれてないのではっきりとは分かりませんが、初めの頃の作品と後の方の作品では絵柄が少し変わっているので、長期にわたって描かれた作品集なのではと思います。
中にはほんの数ページしかない作品が特に後半にたくさん収録されていて、話が細切れに切れているように感じられたのが残念と言えば残念でした。
主人公のカプは基本とても甘々なので、いちゃいちゃしてるカプを見たい時にはいいかなと思います。

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