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表題作ニューヨークはバラ色に

加瀬建吾,受様の身売り主に恨みを持つらしい謎の男
羽鳥空,両親の借金の為に身売りを決意する二年目社員

その他の収録作品

  • ハネムーンはバラ色に
  • あとがき

あらすじ

借金を抱えた両親のため、顔も知らない加勢グループ会長への身売りを決意した羽鳥空。ところが愛人生活に入る前最後の休暇に、アンティークのネックレスを手に入れるために訪れたNYで、建吾と名乗る男に誘拐されてしまう。建吾は加瀬への恨みゆえ、空を人質として誘拐したのだ。加勢への操立てのため、抱かれるわけにいかない空が手を出すなら自殺する、と言うと「俺に惚れさせてみせる。自分から抱かれたくなるようにしてやる」と建吾は宣言した。その次の日からは紳士的な態度で、空を美術館やオペラ、ドレスコードのある高級レストランやミュージカルに連日連れて行ってくれた。そして、デートの待ち合わせにバラの花50本を贈るカップルを羨ましそうに眺める空に、建吾は100本のバラを贈ってくれる。さらには、オークションで値のつりあがった目的のネックレスまで落札してくれた。とうとう加勢への受け渡しが明日に迫った夕方、セントラルパークを二人で散歩しているところを加勢の秘書に見つかってしまい…

作品情報

作品名
ニューヨークはバラ色に
著者
あすま理彩 
イラスト
西村しゅうこ 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592874645
2.2

(5)

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萌々

(0)

(1)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
7
評価数
5
平均
2.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

終始甘々

評価は萌か中立で悩んだのですが、少し厳し目に中立にしました。
甘々でラブラブなのは好物なのですが、この作品は2人のイチャイチャがメインで、ストーリー的には深さや目新しさが感じられなかったのが少し残念な所です。
主人公達は日本人なのですが、タイトルからも分かる通り舞台はアメリカがメイン。
ある映画を彷彿とさせますが、本編でもそれについての言及があって、作者さんはあの作品やこの作品を思い浮かべながらこの作品を書かれたんだろうな~という事が伺えます。
映画が好きな方は読んでいてニンマリするかも。
とにかく夢のように豪華な世界の連続です。
攻め様と受け様の住んでいる世界が違い過ぎて、読者も受け様の様に「なんでこんな受け様が?」と思ってしまうと思うのですが、そこは余り深くツッコまない方が楽しめると思います。
プリンセス気分を味わいたい時にはいいかと思います。

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とびっきりのシンデレラストーリー。

内容より、あとがきの方が楽しかったとか言ったら怒られそうですが、あすま理彩さま、インテリでいらしたんですね…!なんでも日本とNYをお仕事で頻繁に行き来なさってたのだとか。花丸天国というインフォメーションペーパーのインタビューも良かったです。「ロスでレバ刺し食べて急性胃腸炎になり、死にかけました。NYでは、テ○られて、死にかけました(ということは世界貿易センタービルかそこらにいらしたってこと?)。ラスベガスでは、カジノですっからかんになり、帰れなくなりました」結構ソーゼツ。。お話の方ですが、とびっきりのシンデレラストーリー。まさにそうでした。煌びやかで華やかで、読んでいてわくわくしました。イラストが私の趣味じゃなかったのだけが残念だったんですが…;
「頑張っていれば、きっと誰かがどこかで見ていてくれる」というあすま理彩さまと空の信じる言葉は、きっと本当だと思います。

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