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表題作ちぎれる首輪

ハチ,充に飼われている従順な青年
犬山 充,特殊犬訓練所,犬を発情させるフェロモン持ち

その他の収録作品

  • epilogue

あらすじ

オス犬を発情させるフェロモンを持つ充と、
彼に「飼育」される青年・ハチ。

特殊犬訓練所の跡継ぎである充の元に、
口輪を嵌めた男――ハチが突然連れてこられた。
彼は完全に「人」の見た目をしているが、
なぜか「軍用犬」としての訓練を受けているという。

幼い頃から体質のために犬に襲われ続けてきた充だが、
犬のように主人に従順でありながら
「人」であるハチには容易く心を許していく。

しかし、ハチが「犬」として
躾られてきたのには理由があって――。

――飼い犬が望むのは、獣としての"交尾"か、愛のある"セックス"か。

作品情報

作品名
ちぎれる首輪
著者
TOTIKO 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
ISBN
9784799744857
2.9

(44)

(11)

萌々

(6)

(6)

中立

(11)

趣味じゃない

(10)

レビュー数
8
得点
108
評価数
44
平均
2.9 / 5
神率
25%

レビュー投稿数8

苦しかった

犬を引き付けてしまうというその体質のせいで
幼い頃から犬とはいい思い出がないばかりか恐怖を感じる体験もしてきているので
ハチに対しても甘さを見せることなく、犬の躾そのものの厳しさで接する充。
恐らく軍用犬として訓練されたハチの扱いはそれが正しいんでしょうが、見た目が全く人間にしか見えない相手にそこまで出来るだろうか、という疑問と
犬に対してだってそんな躾の仕方はして欲しくないなという描写があって、途中からモヤモヤしてきました。
凍死しちゃえ、とか立ったまま死んで、とか…
そういう負のフレーズが多すぎて読んでいるのが苦しかった。
そしてなぜハチが軍用犬として扱われていたのか、本当の理由が知りたかったです。
性器の形のせいだけではないでしょうに。

特殊設定なお話だと割り切って読めばこの独特な世界観も受け入れられるのかなとも思いましたがなかなか理解するのが難しかったです。

1

シリアスとエロの掛け合わせ

少しシリアスめで、どことなく少しくらい雰囲気的で
お話が進んでいきます。
オス犬を発情させるフェロモンをだす充と
何故か人なのに「軍用犬」として訓練を受けるハチ。

従順で絶対服従なハチと雄犬にトラウマを持つ充の
強烈な温度差が、凄くスリリングで良かったです。
ハチの身体の屈強さと充の貧弱さの対比も、
好みな感じで良かったです。

1つ疑問に残るのは
ハチが何故軍用犬として育てられたのかが
イマイチ分かりませんでした。
その辺は明確には書かれておらず想像におまかせ
と言った感じなのでしょうか。?
ハチの犬としての部分は理解出来ても
それだけの理由で。?と疑問に残りますし
作られた人間にしては人すぎると言うか、、笑
難しいですがこうやって想像する楽しさもありますね

獣姦の要素があるので苦手な人はお気をつけて。
ケモ耳とかの可愛い獣姦ではありませんゆえ。!

とにかくこの特殊な設定も、独特な暗さも
このお話を盛り上げるエッセンスとして成り立っていてすごくよかったです。

0

ブラッシュアップ必要だったかな〜

表紙のインパクトが抜群だし
評価が分かれてるのも気になって読んでみました。
確かに、読み手を選ぶ作品。

受けの境遇は丁寧に描かれてた。
特殊犬訓練所の跡継ぎの充
オスを発情させるフェロモンを放出する体質で何度も犬に襲われて犯された経験を持つ充。
1回目の恐怖から犬から離れたかったのに
職業柄、息子がそんな体質だなんて恥ずかしい、
克服せよとばかりに仔犬から育ててみよと与える父。
仔犬から育てれば主従関係を教え込ませて
襲われる事も無いだろって考えからなんだけど
7匹も失敗してるってもう諦めろよw

失敗したら(襲ってきたら)殺処分を7度繰り返して
ウンザリな充の元に、今度は見た目人間なのに
コイツは犬だお前の好きにしろって連れてこられた
青年と対面。

犬っぽい従順さがあり、寡黙。会話は出来る。
でも、特殊な生育環境だったんかな?って
思わされるハチくん。

ビッチな充は、ハチくんを誘惑してSEXしようとしたら性器が人間のモノではなくオス犬のソレにそっくりだったことから一気に拒絶。
突然の事すぎてどうして拒否されたかもわからないハチくん可哀想すぎます。

それからはハチくんの前で男とイチャついたり、SEXしたり見せつけて反応楽しむ充。
辛そうで可哀想なハチくん。

罰と称して雨の降る寒空の下、
何日も立たせたりします。
いや、無理やろ。死ぬやんって思いが強すぎて
話に違和感しか感じられなかった。

で、自分を見つめ直してハチくんの純粋な気持ちを受け入れられるようになってラブラブハッピーエンド。
んー、途中ハチくん不憫すぎるやん。

[犬に襲われる体質、犬的な人間がある日現れる]の設定は、面白いけど、どう犬的な人間なのかの説明が圧倒的に足らなくてモヤモヤしました。
なんで、そんな身体と性質なのか、充の元に来るまで一体どんな風に育てられてきたのか。
もう少しわかりやすさが欲しかったかな。

あと、最初に性器を見て拒絶してたけど
それも分かりずらいかな。
どう人と違うかったのか、白抜きで見えないから伝わらない。犬の勃起した性器みんな知ってるとは限らない。想像出来ないものは、セリフかモノローグで足して欲しい。(グロいから規制したのかもしれないけど、獣姦取り扱ってる時点で……)

描きようによっては、もっと面白い作品になりそうなのに勿体無いなって感想でした。

1

設定は好き

設定は好き。受けと攻めの関係性も、周り(ケンちゃんはじめ)の立ち位置も良い。獣姦も、あまり大きな声では言えないけれど正直好き。絵柄も嫌いではない。

しかしながら、漫画としてとっっても読みにくい。構成が非常に分かりづらい。コマ割りも起承転結も、誰がどう思ってそう動いてるかも分かりにくいんです。意図して難解に描かれているようにも読めなかった。限定おまけ漫画1枚だけでも文脈が分かりづらいので、これは完全に先生と自分が相性が悪いと思われます。
番外編の入ってる位置もあまりよろしくないな〜

獣姦要素がある商業BL漫画はなかなかないので、それが好きな人向けかもしれないけれど、逆に特殊な作品は特殊な作品で、そういった層向けの界隈があって、商業BL向けに作られたこちらをわざわざ選択する必要があるかっていうと微妙なところです。

※電子書籍 シーモア白抜き(形わからないです)
限定おまけ漫画1枚
シーモア限定おまけ漫画1枚

中立〜萌

1

個人的に性癖ブッ刺さりました。

犬の形状のアレが読みたくて読みたくて

ケモナーなところとかもうろうろしましたが、

おや、と思って購入してみたら
大当たりでした。

大好きです

1

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