• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作不実とエディプス

辰巳涼,俳優,有名監督の息子
月島楓,涼の父の愛人

同時収録作品不実とエディプス

辰巳柾,43歳,映画監督,俳優
月島楓,愛人

その他の収録作品

  • エディプスの恋わずらい(描き下ろし)
  • カバー下:漫画

あらすじ

有名監督を親に持つ二世俳優の涼にとって
「母」らしい存在は父親の囲う「男」だった。

幼い頃に父親に抱かれる楓を見てしまってから
初恋を拗らせていた涼は、父に構われなくなった楓に誘惑され、
長年の家族以上の感情と父親への対抗心から関係を持ってしまう。
そこから深みへ転がり落ちるように背徳的な関係が始まっていく。
疑似家族の一線を越えて幾度も体を重ねる日々に、
ついに楓を手に入れたと思っていたが――?

ひねくれ者二世俳優×母性と魔性の育ての親
擬似家族の思惑が交錯する
満ちてほころぶ、はつこい譚

作品情報

作品名
不実とエディプス
著者
碧本さり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784801969193
2.5

(36)

(4)

萌々

(6)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(15)

レビュー数
5
得点
73
評価数
36
平均
2.5 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数5

わぁーー…すごぉーぃ…ヮ(゚д゚)ォ!

最近積み本を崩して読んだお話しが良かった碧本先生の他作品を読んでみたくてこちらを購入
決め手はもぉあらすじの内容が尋常じゃない感じに興味津々で…‼
ただ評価自体がバラバラだったのは気になるなぁ~…とココも逆に気になって………結果興味には勝てず!
そして。。。読んでみた感想は予想以上に尋常じゃない世界のお話しに出会いました、衝撃Σ(゚Д゚)

これは評価も好みも分かれるのが納得しちゃいます、ワカルゥ~
私の場合は正直キャラ萌えはしにくかったです。。。
主要なキャラは3人
先ず攻めの涼くん、彼は2世俳優さん
で涼くんのお父さんが柾さん、柾さんは俳優さんであり監督もしちゃう大御所さん
そして受けが楓さん、なんと楓さんは総受けになるんですけど…元は柾さんの愛人で小さな頃から涼のママ代わり
つまり親子を相手にする訳ですね~…

この関係性に至るまでのプロセスに淫靡さがすごい漂っています
ゾクッとする淫靡さと同時にそこへ導く柾の心情も、受け入れた上に誘い堕ちていく楓の不安定さには理解が追い付かないところも…
この辺がきっと「意味分からん…」と思う人も居そう

実際私も理解には苦しむ…とは思いはしました
思ったのですが。。。淫靡な狂った世界の雰囲気が見たい…‼というスケベ心wが勝った私はそのまま読み進める事に(*´ェ`*)

作品タイトルにある「エディプス」これはエディプスコンプレックスからとっていて早い話息子視点から見た捻じ曲がった近親相姦願望(←曲解)から始まるお話しです
でも、その願望は涼が自ら望んだものなのか?それともそう仕組まれたものなのか?という混沌とした感情をこれまたカオスな芸能の世界のお話しとミックスして展開していくのでカオスの二乗で昼ドラもビックリなもはや地獄絵図www

詳細は省きましたがまぁ決して純愛ではないカナ?と思います
でも最終的には各々が望んだカタチになっていくので所謂共依存エンドかなぁ~と思うので私的にはウェルカム案件でした~♪
…本来の意図的にはきっと一途な愛と初めての無償の愛系な純愛路線だと思うのですが。。。個人の解釈と好みっていう事で。。。

なかなかお会い出来る類ではない攻めまくった感じのお話しなのでほんとに「わぁーー…すごぉ~」と素直に思う作品でした
萌え~♡って感じではないですがインパクトは十分!
再度言いますが読み手は選びます
インパクトが嫌悪感にも薄い…というネガ感情にもなり得るタイプのお話しです
なのでもし今から検討される方は十分吟味をおススメします

地雷になりそうな女性との絡みシーンもありますのでお気を付けて~

1

好き嫌い分かれそう

凄かった……
暴風雨に巻き込まれた後のような気分。
実の親子と父の愛人の三角関係を描いた作品です。
父の愛人に恋した息子ーー
それはエディプスコンプレックスなのか?
それとも?


父・柾と父の愛人・楓と擬似家族のように暮らしてきた涼。
涼は、父親と愛人のセックスをみて劣情を抱き、いつしか自も楓と関係を持つようになります。
抱けば心も手に入ると思っていたのに、いつまで経っても楓は父・柾のものでーー…

〝満ちてほころぶ、はつこい譚〟というあらすじ。
はーーー?ですよ!
そんな可愛いもんじゃない‼︎
不実、憐憫、背徳……いろんな思いが複雑に絡み合ってる。

特に、父親の柾には心底ムカついた。
涼に楓との関係を見せつけるようにセックスし、楓を性処理のモノのように扱う。
父親としても恋人としても最低なクズですよ!
才能ある役者で監督の柾と、二世俳優の涼。
そして、親子であり恋敵でもある。
ふたりの関係が歪みきってる。

その親子の間に挟まれたのが、愛人の楓。
楓もまた食えない男で、世間一般的には「二股」といわれる関係にも、楓は〝二倍幸せ〜!〟って感じで掴みどころのないキャラ。
でも、実はトラウマもちの寂しい子なんです。
好きか嫌いかで言ったら、私は嫌いですけど。

柾監督作で、父親の愛人に恋する男を演じることになった涼。
父親に及ばない演技力で、叱咤される日々を送ります。
ここで柾が取る手段は、楓を利用すること。
実体験を演技に活かせるよう、涼の前で楓を寝取り、自分と楓をスクープさせ、楓に傾倒する涼から楓を隠します。
 
もう、ここまでする?ってくらい徹底的に涼を追い込んでくる。
みていて、本当に辛かった……
特にキツかったのは、やっぱりNTRですね。
好きな人を実の父に取られるなんて、悔しくて私が泣いた。
涼は心から楓が好きだから、父親に抱かれる楓に好きだって言ってポロポロ泣くんです。
もぉー、ここは本当に切なかったよ。
それを、見苦しいの一言で一蹴する柾に殺意(私が)!
でも、伝わるよ。この一途な思い。
必死な表情を見れば本気だってわかる。
とにかく、このNTRはキツかったなぁ。
苦手な方は要注意ですよ!

実は、楓自身も二世なんです。
子役から脱皮できず、挫折したところを拾ったのが柾。
実際、楓に役割を与えたのは柾だったけど、家族として18年一緒に過ごしたのは涼です。
いつしか、楓も涼の事ばかり考えるようになっていきます。

この思いがエディプスコンプレックスならば、母親・楓を捨て、父親を踏み台に一皮剥けろよ!という気持ちで読んでいました。
たぶん、そこに子どもの自立が待っているのだろうし、
それが一人の男として楓を愛することに繋がると思うから。

でも結局、柾の掌の上で転がされていたのかなって気もします。
作品のためと言いながら、全ては涼のためなんだもんね。
楓を拾ったのは楓への憐憫だと思ってたけど、もしかして涼のためだったのかな?
ほんと、親バカ……
楓の存在も価値もを認めず切り捨てるどこぞの有名俳優より、よっぽど親らしかったのかも。
やり方としては全然好きじゃなかったけど。

どこに落ち着くんだろうと思う作品でしたが、収まるところに収まったという感じ。
楓も涼にぞっこんじゃん。
キャラ変わったかな?こっちが素?
涼は溺愛系Sですね。
嫌いじゃない。いや、むしろ好き♡

髪の毛かきむしりたくなるくらい心乱されたけど、とっても読み応えありました。
大変えっちくて、面白うございました。

4

芸能界モノ

ここまでしゅみじゃない評価比率が高いと逆に読んでみたくなる。たしかになんとも言い難い作品でした。登場人物に共感して楽しむ方や、受けの一途さが好きな方、攻めの執着が好きな方、のきなみヒットしない気がする。
需要がある層はどこかな…父親の愛人と親子3Pって要素は嫌いではないけど、それ以外のツッコミどころが多い。

碧本さり先生の作品も絵柄も決して嫌いじゃないのですが(特に「彼の焦燥〜」シリーズはとても好きです)、このお話には絵が合ってないと言わざるを得ない。シリアスシーンでの体勢が不自然で、滑稽に見えてしまって。

誰も彼も不誠実極まりなくて、真っ当な人が全然出てきません。みんなもっとナベさん(マネージャー)に優しくして!彼はきちんとした人な気がする。涼をハンドリングできてないけど。
この展開なら必然、涼の母親に言及しないとモヤモヤが残る気がしますが、そこは説明なし。深くしたいのか浅くていいのかイマイチ謎です。

持ち歩き楓さんが面白い。ポータブル〜
電子おまけは濃いエッチシーン4ページ
中立〜萌

0

読んでて

終盤まで胸糞悪くなってしょうがない作品でした。

攻めの涼は父親の柾の掌の上で踊らされていて、頭の良さが感じられなかったです。父親の柾はクズ過ぎて最後にザマァ展開を期待していただけに、何も無しに腹立ちさえ覚えました。

そして受けの楓が柾から与えられる役割に従ってるのが気持ち悪かったです。柾に抱かれている様子を見た涼が泣きながら告白した時に、初めて反応を見せてからの変化が急過ぎました。

行方の掴めない楓が父親と寄りを戻したと思った涼が、女の子を楓が暮らしてた家に連れ込んだのを見てプンプン怒ってたけど、あんたが怒るのかと思ってしまいました。

2人が上手くいってから急に楓がフワンフワンして笑ってて、前半との落差に付いて行けませんでした。

6

エディプスは父を知らない。

うーん。BLで親子丼とは、まぁまぁあるんだけれど。何だろう。このモヤモヤ感は。
映画監督で有名人気俳優である柾は、新進の二世俳優である我が子・涼を俳優として、また自分が監督を務める作品をより良いものにする為に。
涼の嫉妬や剥き出しの愛執、湿った色気を引き出す為に。長く愛人として付き合っている楓を使う。
楓は父の愛人であり、涼の母親代わりでもあった。
父と楓の激しい睦み合いを子供の頃から覗き見ていた涼は、そもそも楓に恋をしている。
父の策略とは知らずに、父を超えたいと願い楓を奪おうとする涼。

これを読む前に有名なエディプス・コンプレックスについて。ギリシャ神話のそれについて。
ザックリと調べ直してみたんだが。
赤子の頃に捨てられたエディプスは父と知らずに殺し、スフィンクスを倒し王座に就き。その妻、イオカステーを実母と知らずに娶り、交わり、子を成す。
後に真実を知り、絶望したエディプスは自らの眼を抉り取る。
という…なかなか壮絶な悲劇なのだ。
これを元に、息子というものは少なからず父を超えたいとコンプレックスを持つものだという。非常に有名な話だ。

本作は楓のゆるーい貞操感とそのキャラで、涼のギラギラは相殺され、悲壮感は無い。
楓も性欲処理器と言われても仕方ないくらい淫乱で、父・柾に見られようと涼の目の前であろうと、
求められれば抱かれ、欲しがり、乱れまくる。
後半には楓も道半ばで目指すべき路を失った子役の端くれだった事も分かる。
そんな自分を調教と言いつつ居場所と役割りをくれた柾に感謝こそすれ、その息子である涼に恋しているのだ。
エディプス・コンプレックスの様でもあり、謎でもある。
涼は楓を愛しているし、楓も涼を愛していて。そこに禁断感や罪悪感はあまり感じられ無い。
柾は楓に執着している様でいて。息子に厳しくしている様で。その実、息子の役者としての成長を誰よりも願っていたりする。映画監督という特殊な芸術家として、狂っているというならばそれまでだが。
彼が愛していたのは楓だったかもしれなくて。
彼の方の愛憎劇の方が多分萌える。ちゃんと描いて欲しかった。
彼は本気で楓を愛しているからこそ、楓に一番相応しい幸せを用意したのだと。
まー、相当下品な遣り方だと思うけどね。

途中楓の実の父が有名大御所俳優だけど胸クソ野郎だったり。スキャンダル出たり。芸能界あるあるなエピソードもモリモリ盛り込まれていて、エッチもモリモリで。撮影中の映画の内容とか。とにかく情報量が多くて読み疲れました。
一応なめでたしに甘あま後日談付いてるけども、そんなわけで色々モヤる。
例えば、母親代わりというのなら、涼を産んだ実の母親はどうなってるの?とか。
柾が不実だと言うのなら、別に家庭があるのだと思ってましたよ?とか。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP