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いとこのお兄さんと、ぼく

itoko no oniisan to boku

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表題作いとこのお兄さんと、ぼく

コーイチくん
ヒロ

あらすじ

夏休み、両親と一緒にのどかな田舎に帰省してきた尋。
そこで再会したのは昔から憧れていた従兄弟のお兄さん晃一だった。
昔よりさらにカッコ良くなった晃一にドキドキしながら一緒の部屋で寝ることになった夜、
ちょっとした悪ふざけでお互いのヒミツを教えあう暴露大会に!
実は都会でホストをやっているという晃一にからかわれて真っ赤になってしまう尋には、
誰にも相談できないでいる悩みがあった…。
蝉の声ひびく夏の夜、ふたりが共有したヒミツとは…!?
怖いけどでも知りたい、いけない初恋!

作品情報

作品名
いとこのお兄さんと、ぼく
著者
中井 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーウォーク
レーベル
ムーグコミックス BFシリーズ
発売日
ISBN
9784867170397
4

(19)

(8)

萌々

(5)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
74
評価数
19
平均
4 / 5
神率
42.1%

レビュー投稿数2

カラダも心も育つお話

純粋にコーイチくんにドキドキするヒロと、恋愛的な感情よりも性的な意味での興奮や支配欲が勝って手を出してしまうコーイチくん。未経験未成熟未開発なヒロのカラダが暴かれていく様子が生々しくて良かったです笑(#^.^#)でもエロ描写以上に私はヒロやコーイチくんの感情の変化に凄く引き込まれました。カラダは凄いことしてるのに、心がそれに追いついていなくて、焦って緊張して怖くて…震えて涙が出て…でも好きで…"拒みたい"と"拒めない"の間でもがくヒロにドキドキが止まりませんでした。ヒロを精神的肉体的に追い詰めつつ、同時に湧き上がる恋愛的な感情を自覚したコーイチくんの心の葛藤も凄く読んでいて面白かったです。

印象的だったのが、昔コーイチくんのDTを奪った家庭教師が、ヒロとコーイチくんがただならぬ関係なんじゃないかと勘付いた時に2人に色々言ってくるんですけど、これがなかなか鋭いというか…コーイチくんがヒロにしてることや男性同士でのこと、極め付けは、ヒロはコーイチくんの"オモチャ"だと…。まだこの時は両思いじゃないというか恋愛感情で2人が結ばれていない時だったので、残酷だけどあながち間違ってないかもなとヒヤヒヤしました。
ヒロは"オモチャ"がずっと引っかかっていて、それを爆発させるシーンが後にあるのですが、私も感情が高ぶって泣いてしまいました。"僕をオモチャにしないで…!!"って作中ヒロが1番怒るシーンです。なぜ泣いて怒るのか。好きだから悔しくて、好きだから悲しくて、でも何をされても好きなんだなぁと、簡単に白黒つかない感じが、たまらなく胸に刺さりました。好きだからムキになって怒るんだなと、ヒロの真っ直ぐな涙が印象的でした。

コーイチくんがヒロに告白し、2人は無事に両思いを互いが自覚し合って、結ばれます(^○^)告白シーンが可愛いんですよ、コーイチくんの!!コーイチくんも初恋なんじゃないかってくらいに初々しいというか照れるというか…可愛いんですよ(2回目笑)。

まだ多くを知らない純粋なヒロが、ちょっとエッチで意地悪だけど恋愛については素人みたいな年上のお兄さんコーイチくんにカラダを開発され、"共に"愛を学んで心が成熟していく…私は"共に"って言う雰囲気を感じて凄く良かったです^^ "特別"になれて、よかったね、ヒロ(*^▽^*)

あっ、すごく大事な事を忘れてました(゚o゚;;
そもそもコーイチくんとヒロが体の関係を持つようになったきっかけは、片思いをしているコーイチくんに対してヒロが"いつ精通したか"を聞いて、それが引き金となりコーイチくんがヒロを開発していくのですが、最後両思いになってエッチした時に、無事にヒロは射精するので、安心してください笑!あれ、でもそう考えると、ヒロって誘い受けになるんでしょうか笑。

3

ネタバレありです!性癖に刺さればアリ

これは読者側の性癖に刺さればかなりアリかと思います。作画はキレイだし、エロも多く攻め様はイケメンでした!
夏の田舎で背徳感ある中のセッは題材としていいのですが、ただ私には受け様が幼かった。攻め様もまだまだ子供だった。。orz

成長過程の男の子ってことなのですが、もう少し中性的な容姿だったら違う感想をもてたかもしれないです。髪が少し長めとか。

それに攻め様は、昔から受け様を好きだった訳ではないから、悪戯のようにも感じてしまいました。(シチュ好きな方、申し訳ございません)

ただ、受け様を開発していく過程にはドキドキしたし、攻め様が受け様によって素直になり、きちんと気持ちを確認しあい身体を重ねるラストの展開は、子供ながらの初々しさも相まってとても良かったです。


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