惚れさせてやるから覚悟しろ

溺愛彼氏と恋わずらいの小鳥

dekiai kareshi to koiwazurai no kotori

溺愛彼氏と恋わずらいの小鳥
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
21
評価数
6
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
若月京子 

作家さんの新作発表
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イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784866573670

あらすじ

過去の出来事から対人恐怖症になり、家に籠もりがちな光流。
音楽が好きで、いつしか感情を曲にして歌うことが趣味になっていた。
18歳になり「自立したい」と悩み始めた矢先、兄の友人で大企業の御曹司である明仁と再会。
光流の歌に惚れ込んだという彼に、CDデビューを持ち掛けられる!
憧れていた明仁が隣にいてくれるなら、と勇気を出すが、優しくて頼れる彼にドキドキしっぱなしで!?

表題作溺愛彼氏と恋わずらいの小鳥

南雲明仁,29歳,御曹司で光流の兄の友人
観月光流,18歳,引きこもりな資産家末っ子

その他の収録作品

  • 天使、のち堕天使

レビュー投稿数1

天使から堕天使へ

ある事件がきっかけでで中学から引きこもりになってしまった受けが家族からの応援と兄の友人からの助けで外に出ようとする話

表題作とSS「天使、のち堕天使」の2編になります。どちらも受け視点。


中学2年の時友人たちから受けた暴行未遂事件以降、外に出られなくなった観月光流(受け)。
実家が裕福で年の離れた末っ子である光流は家族に溺愛されているため、無理に外に出なくても大丈夫と言われています。
18歳になり、高卒認定資格も取ったけど結局大学には行けずこのままではいけないと思う日々を過ごしています。
ある日、光流が自身の経験を曲にして歌っていると聞いた兄の友人・明仁(攻め)が訪ねてきてCDを出さないかと打診してきます。
幼い時から世話になっている憧れの明仁に言われたこともあり、自分を変えたいと思っていた光流はその話に乗ることに。
CDの話が進むのと同時に明仁から告白され、自分の気持ちを自覚するまでのもだもだしたり、返事をするための勇気をためるのに頑張ったりと今までにないばたばたした日々を送ることになるのです。


仲の良かった友人から騙されて暴行されそうになり対人恐怖症になってしまった光流は本当に気の毒でした。
カウンセリングを受けても、信頼している家族と明仁以外(女性と子供は除く)とはろくに話もできないという重症でしたが、裕福で働かなくてもなんとかなる状況が前に進むのを阻んでいたのかもしれません。

顔だしNGでいいということ、家族以外で唯一心を許している大好きな明仁がこれから毎日側にいてくれるという魅力的な条件にやる気になった光流は大手プロダクションの大株主である明仁の祖父からも最大限のバックアップを受け前に進むことができるようになります。
お金に困ってないので何が何でも売れなければならないとういわけでもないのでのんびりしたものです。


途中、盗撮カメラマンにすっぱ抜かれたり、勇気をだして返事しようと思ったら知恵熱を出したり、変質者が現れたりとちょっとした事件は起こりますが、基本明仁におんぶにだっこ状態で守られているので、全体的には正体不明の歌手としての成功話だったと思います。
変質者が現れたショック療法で勢いを得て告白も無事終わり二人が恋人同士となりめでたしめでたし。


ただ、襲われたことで心に大きな傷を作ったとはいえ、とても恵まれた環境にいる光流なので読んでいてちょっと微妙な気持ちにはなりました。
そして、光流は中2から引きこもっていたうえ、家族全員に溺愛されていたためか精神年齢が中2で止まっている感じです。
家族も「天使天使」と子供に対するような扱いだし、読んでいても18歳とはとても思えず、どうにも光流が小学生くらいにみえてしまって、ちょっと萌えきれなかったようにかんじました。



後半のSSはプロモーションビデオ制作を担当してくれたカメラマンに懇願されてCMの天使役をやった後の話。

映像が出来上がり(当然後ろ姿のみ公開)、見せてもらいに行ったら、さすが天才カメラマン。明仁と恋人になった光流の変化を敏感に感じ取り「天使が堕天使になった!」と大騒ぎ。
堕天使も撮りたいと騒ぎ始め、光流天使が気に入った明仁に押される形で受けることになります。
明仁は喜んで天使の映像も公開用と非公開用の顔出しの分や未編集の分まで持ち帰り、光流の家族と一緒に大鑑賞会に。
恥ずかしすぎて自室に逃げる光流の話でした。

相変わらずの家族の溺愛具合で、未編集映像を何時間も見続ける彼らには驚きです。
嬉々として進める堕天使の企画はどういうものになるのかちょっと楽しみになりました。
せっかくなら、天使姿のイラストが見たかったです。


この作者様の話は基本悪人は結構な報復を受けるので留飲がさがります。
悪人があまり酷い目にあわないとどうにももやもやするのでそういう意味ではスカッとしました。
ただ、光流を襲った同級生3人がどうなったのかわからなかったので、彼らが反省するくらいは酷い目にあっているといいな

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