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原作付き！？という驚き
うーーーむ…。
元恋人との再会ものなんですけど…。
そもそも単話で扱い切れる内容じゃないのかなという気がしました。
リーマンの貴臣には別れて7年経った今も忘れられない恋人がいる。
ある日、「レンタル彼氏」のサイトで、かつての恋人・春が副社長をしているのを見つけて…。
という始まり。
表紙は綺麗だったのですが、本編の方は作画が残念なところが多くて、表情が固まっているように見えたり、棒立ちに見えたり、綺麗なコマもあるんだけど、そうじゃないコマが多くて、人形みたいに感じてしまいました。
ストーリーの方も、養父から受けた性的虐待がトラウマになって、恋人と別れ、自暴自棄になって…という王道。
王道から外れることは一切なく、すべてが予定調和なのですが、感情をぶつけるシーンに限って作画が不安定になるので、そこで読者が冷静になってしまうという…。
そもそも出会いの瞬間の2人の年齢が分かりにくいんです。
校庭っぽいところでドッジボールをしている攻めは小学生にしか見えなくて、ベンチで読書をしている受けは大人にしか見えない。
保健室の先生と小学生？年の差CP？と思いながら読み進めてみたものの、結局その辺は分からず。
必要な情報が入りきらないページ数でもないように思うのですが、基本情報の抜けが酷くて、とりあえず話の筋で脳内補完しつつ読み進めました。
雰囲気の良さそうな表紙に期待して読んだのですが、うーむ…。
作画面の問題も大きいけれど、王道のテンプレを辿るだけのストーリーが「原作付き」ということが一番の驚きでした。
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