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あの空へとけゆくバラード

anosora e tokeyuku ballad

  • 電子専門
  • 同人
  • 電子書籍【PR】

表題作あの空へとけゆくバラード

高橋宗太(たかはしそうた),高3
宮代佳樹(みやしろよしき),高2

その他の収録作品

  • 十六夜
  • 光の雫
  • あとがき

あらすじ

『ぼくは11時までのシンデレラ。それを過ぎたら灰かぶりのM嬢に戻る』――。

両親の殺人事件によって叔父・悟の家に引き取られた高校二年の佳樹は、毎晩のように彼から過酷な打擲を受け、激しく犯されていた。悟によって新しく入れられた高校で不良のように過ごしながらも優等生の工藤に密かな恋心を抱く。しかし工藤との間に存在するどうしても越えられない隔たりに悩んでいた。

一方、スレた雰囲気を纏う先輩・タカハシと親密な交流を持つうちに、佳樹はタカハシの穏やかで温和な人柄に惹かれ、彼に想いを寄せるようになる。だがタカハシは日替わりで男子を抱くゲイの遊び人。悟に虐待の理由を聞いた佳樹は絶望のあまり死を考えるが、最期に望んだのはそんなタカハシに抱かれることだった。

作品情報

作品名
あの空へとけゆくバラード
著者
衣夜砥 
イラスト
kawo 
媒体
小説
サークル
BlueTopaz'sNovels<サークル>
ジャンル
オリジナル
発売日
電子発売日
4

(1)

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萌々

(1)

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中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

これは読む人を選ぶと思います。地雷注意。

amazonkindleで読了。
虐待場面が続く前半だったけど、結末が明るい方向へ向かうので救われた。
そうでなければ、読後感 最悪。
これは読む人を選ぶと思います。地雷注意。
物語のほとんどが、佳樹視点で、内言が主。

高校二年の佳樹
浮気が原因の夫婦喧嘩で、母が父を刺して、収監されてしまう、
一人っ子の佳樹は、父の義弟、悟に引き取られる。
叔父は、少年を毎晩虐待を繰り返す。
生きても地獄、でも自殺はできない、死ねない苦しみ。
狂気に満ちた環境で生きているのに、正気を保ち続ける少年の自虐自責思考。

少年は、全国模試で常に上位の頭脳明晰な生徒だった
叔父に引き取られ転入した学校では、授業を抜け出し裏庭で喫煙
ふけている最中に出会ったのが、元生徒会長の高橋。

高橋との出会いで、環境が変わりだす。
暴力と依存。善意と偽善、嘘と真実の物語でした。

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