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和泉桂さんの「この罪深き夜に」がすごく好きなのですが、設定が似ていると思います。
大正浪漫、身分差、執着攻め、主従(従えるほうが攻め)、という設定は同じで、異なるのは下剋上があり、エッチが多めなところです。
中原は梓を思いすぎるあまりにあえて傲慢でそっけない態度をとることが多いですが、その時の中原の表情描写がとても切ないです。
執着愛が隠せてなくてとても萌えます。
個人的に、攻めが受けを好きででもそれが伝えられなくて凌辱強姦するかたちで受けに向き合ってしまうというお話しが大好きなので、この作品は何度も読み返してしまいます。
攻め:元下男の中原
受け:貴族の梓
執着攻め×美人受けって所でしょうか。
下克上の陵辱ものですが、中原が梓に執着していて激しい愛情が見え隠れしています。
好き勝手犯したのに、梓が辛そうな顔をしたり熱倒れると動揺してしまう中原が不器用ですね。
かんざしを持った梓を見て自殺するんじゃないかと勘違いしてしまうシーンが萌えました。
お互いの事を想ってるのに素直に想いを伝えられない2人がもどかしいですが、それがこの話の良さだと思います。
表紙もですが挿絵が素晴らしくて楽しめました。おすすめです。
まず最初に、表紙が素晴らしいですね~
挿絵も綺麗!
下男×お坊ちゃまの下剋上モノです。
攻めの下男中原がすごくいい。自分、不器用ですから、的な硬派な男です。
エロとなれば敬語で冷たい言葉責め。これは萌えます。
受けも表面的にはツンツンながら、優しい心を持った青年で好印象。
ただこの受けが・・温室育ち故の世間知らずさプライド高さというのはわかるんですが、自分で自分のピンチを招いているような。主にエロの面で。
誘い受けなのか?と思いました。
あと色々と攻めだけ頑張ってる感が否めず、命がけ、というのは攻めの命なのねと思いました(^^;)個人的に頑張り屋の受けが好きなのでそのあたりがちょっと。
作者さんのあとがきで、こちらのお話と同じ時代設定で伯爵様が田舎の子を調教という内容の前作があると知りました。う~ん私にはそっちの方が向いてるかも。
攻め→下男、中原(なかはら)
受け→御曹司、梓(あずさ)
読み進めるうちに、攻めの職業や受けの立場が変わっていきます。
中身も大きく三つの章に区切られていて読みやすいです。
大正浪漫もので、着物でのプレイも多く、和テイストで陵辱もの、私の大好きな要素多数でしたよ。
そして副題にもなり、あすま先生もあとがきでもふれていた「命がけの恋」。これが凄く心に刺さりました。梓(あずさ)を思う中原(なかはら)の切なる思い、是非読んで噛み締めてみてください。
あすまさん大好きの私ですが、これはダンゼンNo.1です!!
なんて可愛いんでしょう!!萌えがつまってました///
凌辱、下剋上、時代モノ、どれも私のツボですが、いままで読んだその系統のどの作品より、暖かい作品でした。
なによりも想いの強さが、こちらまで満たさせられるくらい。
欲を言えば、続きが気になるかな~、なんて。
そしてやっぱりここもあすまさん、ふとした出来事が胸を鷲掴みにしてくれます!!もう好きにして!!私はあなたの虜ですわ><
ちょっと泣いて、幸せな気持ちになれる作品です。
私のBL本棚でも取り出しやすい位置に置かれてます^^