甘すぎる溺愛で臆病な心をほどいて

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表題作アスク・アフェクション

大狼一冴,AV男優
菊間博人,サラリーマン

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

長所のはずの顔の良さが災いし「顔か体目当ての男」しか寄り付かないことを嘆くゲイ・菊間博人は例に漏れず身体目当てだった元カレを振ったものの、
裏切られたショックから行きつけのゲイバーで浴びるほど酒を飲んで潰れてしまう。
恋愛なんてこりごりだと嘆いて道端に転がっていた博人を拾って介抱したのは、偶然にも話題のAV男優・一狼こと、かつての同級生・大狼一冴だった。
博人が申し訳無さを感じつつもどうして自分なんかを助けたのかと問いかけると、大狼は博人の綺麗な外見からは考えられない姿に興味が湧いたと言い
「綺麗なお前をもっと汚してみたくなった」と迫ってきてーー…!?

作品情報

作品名
アスク・アフェクション
著者
与一マキナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784866693613
3.4

(50)

(6)

萌々

(21)

(13)

中立

(9)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
162
評価数
50
平均
3.4 / 5
神率
12%

レビュー投稿数6

甘酸っぱい恋

この作品に追いついてから、作者は雰囲気作りがとても上手だと感じています。
二人がどんな問題を抱えているのか、どんな心境なのか、それをどうやって解決していくのか、仲良くしていくのか、心を開いていくのか、それらがすべて描かれています。 細かい関係性を見ることができてよかったです!
私はこのような感情や雰囲気に焦点を当てた、多少のエロティシズムを含んだ漫画がとても好きです。
以上、同じ翻訳ツールを使ってみての感想です。

4

表情がいい!

まず、個人的に絵が好みです(﹡´◡`﹡ )
あとエロ描写が荒々しくてゴリゴリした感じが好き。
雄の肉体と肉体がぶつかり合うっていうのかな。
良い意味で柔らかみがないとこが良き。

攻めがAV男優で女性とのエッチシーンも含まれますのでご注意下さい。

ストーリーの感想が難しい…(。_。;)
初読は絵とエロが好みってだけで読めた感じかな…。
心理面や場面転換など、少々分かりづらかったです。
2周目してようやく、あ~そういうこと…?と少し理解が深まりました。

評価は、
・何も考えずに読んだ時→萌え
・頭使って読み返して→萌え×2寄り
ど真ん中評価の☆3であげます。


美人顔で男にモテるが、顔目当てのヤツしか寄ってこない男運の悪さに嘆く受け。
酔っ払って自暴自棄になりゴミ捨て場で寝ていたところを、攻めに拾われ介抱されます。
攻めは人気AV男優で、高校時代の同級生でした。

自暴自棄になっている理由を言い当てられて、
売り言葉に買い言葉のようなカタチでセックスへとなだれ込みーーーー。

セックスが終わった後、
攻め:「俺に愛されてみる気はないか」
と言い出します。

今まで恋愛で傷ついてばかりいた受けは、
割り切った関係なら傷つかずにいられると考えて…と展開します。


受けは恋愛で沢山傷ついてきた。
大体の男は身体目当てで心が伴う行為ではなかった。
という状況から察するに愛に飢えていた受けなのかな…?

ゆえに少し臆病になりすぎている面もあって。
攻めとの甘やかな時間を心地よく感じつつも
溺れたくない…みたいな意地っ張りな面もみられます。

けれど意地を張る反面、
今まで縁がなかった普通の恋人同士みたいなやりとりに
嬉しさをおさえるような部分にキュンときました(´///`)

で。受けに愛を与える宣言をした攻め様ですよ。
家に上がり込んで甘~いスキンシップ♡はもちろん、食事の世話やお弁当まで。
宣言通りたっぷり甘やかして愛情表現に励むのですね。

しかも2回目のセックスでは「愛してる」と情熱タップリ。
表情にも感情がこもっててグッとくるのです…!!!

再会後の始まりが突然で、
しかも早々に「愛してる」をかますし、
こりゃー過去になにかあったっしょ!(大興奮)

……って思ったんですけどねーーーー;
攻めの行動原理が明らかになるとなんとも言えずモヤモヤ。

無自覚で恋愛感情は芽生えてたみたいだけどさ…。
自覚はないまま「愛してる」を言うような男なんだなぁと。
場合によっちゃ張り手案件デスヨ( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン

「愛してる」の表情は思わずポロリにも見える。
しかし"鍛え上げられた演技力の持ち主"エピが放り込まれて
え?どういうこと???ってなるんですよね(^^;)
どうとでも読み取れちゃうから少々混乱。

この辺りが少々わかりにくかったな、と思いました。
(私が捻くれた解釈してるだけかもしれませんが…)
(演技云々ではなかったとは思うんだけど…)

そんなわけで私にとっては言葉の重みがない攻めだな~という印象は拭えませんでした。
そもそも好きでもない相手に「俺に愛されてみる気はないか」って言える攻めなんですよね;
表情は感情が出ていて好きだったんですが。。。

受けはほだされそうになったり、意地張ったり、の繰り返しが可愛かったです♪
あとエロの熱量もあって良き良き(﹡´◡`﹡ )
紙本の修正は白い斜線が入っているタイプで、中々フフフな◎でした!

7

顔の良さ?

作中で散々顔が綺麗、綺麗な奴と博人が言われてるんですが、不安で憂鬱な表情ばかりしているので、全然そうは見えなくて困りました。

大変申し訳ないですが、美形、美しい、綺麗な設定ならそれなりの絵で無くてはダメだと思うのです。

顔の表情も角度によってバランスも悪かったりと、進化途中の作者さまだと思いました。

肝心のお話ですが、大狼が最初に博人を拾って甘い言葉を掛けた理由がちょっと酷いです。
博人にバレる前に本気になって良かったというか…。

あれよあれよと大狼が真面目になってて、ちょっと読者が置いてけぼりを食った感じでした。

6

「愛してる王子」が降って湧いてくる話

作者様インタビューを読んで購入。「ラブ・エロ・あま」がテーマという事で大変期待して読みました。
読んでみると…
受けの美形ゲイ・博人は今まで愛された事のない空虚な心を抱えていて、会社ではキモいセクハラを受けている。
そんな設定なので意外と暗いんです。
元カレにビッチのように思われていた事で本気だった博人は失恋し、泥酔して道端のゴミ捨て場でひっくり返っていた所を拾われ…
出た!拾い展開。
拾ったのは「偶然」新進AV男優の一狼。
そしてその一狼は「偶然」高校の同級生の大狼一冴だった。
偶然多すぎ〜。
また、暗い博人を「慰める」の言葉ですぐ抱いておいて「俺に愛されてみる気はないか」って言うのも唐突な気が。
と、ちょこちょこ突っ込みどころはあるわけですが。
大狼の愛情は本物で、傷ついていた博人の頑なさが大狼のラブとエロで甘く融かされていく、そういうお話でした。
ハッピーエンドなので読後感は良いです。
絵柄は思ったより筋肉系、ちゃんと攻めの愛を伴うエロ描写、適度な喘ぎ、また受けの揺れる心理描写なども良かったと思います。
ただ、傷ついた受けに突然「愛してる」なんて言ってくる王子様が降って湧いてくるような話なので、攻めの心理の流れなどあれば唐突感は減るのかな?

5

絵が好きです

クセの強い絵が好みです。
体格差のないがっちりめの男二人で
エロシーンもすっごく良い!
お話は合いませんでした。

受けは愛されたいのに愛されない…
冒頭で投げやりになる様子から理由が分かっちゃいますね…。
本人が変わらなきゃ…。
攻めはとにかく仕草とセリフがくっさい!
ふっと笑ってぽそっとポエムは恥ずかしい!
一人で感傷に浸られてもちょっと…。

絵が綺麗なので最後まで読めましたが
すべてがとても安っぽく薄いと感じました。

1

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