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コミック
巻頭のカラーイラストは「エイリアン通り」「日出処の天子」「南京路に花吹雪」が当時のLaLa世代だったので嬉しかったです。シャールくんとセレムをずいぶん久しぶりに見れて眼福。中の読み物では魔夜峰央さんの父娘対談が爆笑。「パパは美少年受けが好きだけど私は美少年攻めが好きなのよね」「ん?」のくだりは魔夜さんの漫画みたいなノリです。BLを父娘で語れるなんて超レアケースだろうな。BL英才教育とか(笑)
あとJUNEという雑誌について詳しく書いてあったのが興味深かったです。BL界隈で良く聞く名前なので。私は当時はLaLaや少年漫画で充分満足してたので、JUNEを読んでたような人はインテリで大人っぽくて自分でも創作活動するような人だったのかと思います。純文学よりで性表現もかなり規制されていたとか。BLが流行り出して編集者側は共存できるかと思ったけど「BLは好きだけどJUNEではやらないで!」などという意見もあってダメだったみたいです。ファンの思い入れが強かった分伝説にもなったのだと思います。JUNE出身のBL小説家は本当に実力者が多いので小説道場?には感謝しています。出版分野のサブカルチャーに勢いがあった時代が懐かしい。
あとは「薔薇はシュラバで生まれる」でファンになった笹生那実さんのコラム漫画が面白かったです。育児を終えた年代でまた漫画を描き始めてブレイクできるなんて素敵だと思います。