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てんてん
特典
頑張れ!!
本品は『獣人王の側近が元サヤ婚を願いまして』の
コミコミ特典スタジオペーパーです。
本編幕間、求婚中のガスタのお話です。
ガスタはラインが王国に滞在中に結婚の承諾を取ろうと
花束を抱えて日参しています。
今日はゼクシリアに呆れた視線を向けられます。
「仕事が山積みじゃないのか?」とも言いますが
それはゼクシリアだとて同じはずです。
しかも結婚式までに了承されなかったら将軍職を譲って
シャウゼまで追いかける気満々なガスタの様子に
苦虫を噛み潰したような顔までされるのです。
しかしロイが「王妃なんて無理だ」と言った途端に
王位を投げ出そうとした彼には言われたくないし
順番を前後したけれど父が譲れば問題がないはずです。
真面目で頑固な父は国王命令は無視ではないだろうし
国王のお目付け役にも向いていると言うと･･･
B5サイズ４つ折り両面にて
ガスタが求婚を日課にしていた頃のお話になります。
ガスタの父なら、
少しくらいサボるべきと思っているガスタとは違い、
国王を執務室に戻すのもお手のものだろうと思われます。
それはゼクシリアにも想像できたようで
「ロイからも説得させる」と援護射撃を申し出てくれ、
軍部にも将軍を失うかどうかの危機だからと
ガスタの自由時間を増すよう持ちかけると言ってくれます。
しかし当のラインは求婚の言葉すら告げさせてくれず
「手折られる花が気の毒だ」とまで言われてしまうのです。
それならと「次は指輪を」と口にしたガスタは、
十数年前に結婚の約束をした時に指輪を断られたものの
シンプルな結婚指輪を注文した事を思い出します。
ラインとの幸せを疑わなかった頃の想いをこめた指輪と
愛を捧げようと指輪を探し奔走する
･･･という求婚中のガスタのドタバタを描いた一幕です。
1度はくじけたガスタが未来を信じて頑張るお話でした。
本編での拗れ具合を知っていて読むと
ジレジレすら楽しいですね (^-^)
※他店舗特典(レビュー済)
フェア店舗特典は本編後日談になります。
あの指輪か〜(*^^*)
本編ラスト、ラインにプロポーズするガスタの姿が当たり前になっていた頃のお話。
今日もピンクの花束を抱えてラインと所へ行こうとしていたガスタ。
ゼクシリアからあきれたような目で見られても、ラインがここにいるのは結婚式までだから悠長なことはしてられない。
結婚式までに了承してもらえなかったら追っかけていくまで、と即答。
将軍職は真面目で頑固な父親に譲るから、と言われると、そのような事態はなんとしても避けたい新婚のゼクシリアとしては、全力でサポートする、と申し出ちゃう。
かわいい甥であるロイからもフォローさせるし、軍にも働きかけて自由時間を増やせるようかけあおう、とか言われて、2人拳をつき合わせてニヤリ。
デルバイア王国が総力をあげてラインからのOKをもらおうとガスタをアシスト。
みんな必死やね〜(￣∇￣*)ゞ
ラインと言えば、ガスタの顔を見ただけで「断る」って未だ一刀両断ぶり状態。
でも、ラインの顔を見ていたら昔の自分の気持ちもよみがえってきて。
あれ、オレは昔、いらないって言われたけど、ラインへ贈る指輪を、注文したぞ‥。
ラインとの幸せを信じていたあの頃の、自分の純粋な想いがつまった指輪。
あの指輪を今度こそ贈ろう。
屋敷中ひっくり返してでも見つけてやる。
ラインに花束を渡すと、待っててくれ、と言いおいて飛び出すガスタでした。
そんな気持ちがこもっていた指輪だったんですね〜。
本編ラストにちょっと描写があった指輪にそんな想いや愛がつまっていたとは。
ラインの為に必死なガスタの姿が見られて微笑ましいペーパーでした。
