私は一人の男としてルカを想っているーー

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作私の可愛いヴァレット

サミュエル,伯爵
ルカ,従者

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

伯爵・サミュエルは従者であるルカに想いを寄せている。しかし毎日愛の言葉をささやくが全く相手にされず、その上ルカからお見合い相手を選出されてしまう始末。どうしたらこの想いは届くのか…。そのことばかり頭を悩ませていたある日、執事からの助言のもと、ある行動に出てみたが――

作品情報

作品名
私の可愛いヴァレット
著者
鳥丸太郎 
媒体
漫画(コミック)
出版社
道玄坂書房
レーベル
MIKE+comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784846210229
4.2

(49)

(20)

萌々

(22)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
207
評価数
49
平均
4.2 / 5
神率
40.8%

レビュー投稿数3

キャラみんな好み

烏丸先生の美人受け、好きです。
そして、表紙が美…。
青い薔薇、色気たっぷりな笑みを浮かべるサミュエルに抱かれて恥じらうルカ。
身分差、主従関係、溺愛、体格差、黒髪ツンデレ…、と個人的萌え属性の盛り合わせ。

サミュエルのルカへの想いはもう言わずもがななんですけど、ルカのサミュエルへの気持ちがね…、サミュエルの地位のことなどいろいろな柵があること、ルカなりに考えて接しているのですが…、もうもどかしい。
そんなルカがまさかのお誘いをして…、んぐうってなりました。

従者として清廉とした態度のルカもいいんですが、言葉がくだけてちょっとやんちゃな素が出ている方が好きです。何よりツンのデレの可愛さ〜…、よき。
サミュエルの溺愛っぷりが微笑ましいし、髪型変化も素敵で、表紙の伯爵モードも髪を下ろしているところもかっこよかったです。

エッチシーンも裸体が美しい。
煽り上手で激しくして欲しがるルカがエロ可愛かったです。

レオン、リアンの仲良し従者コンビもいい存在感で、関係が気になってしまいました。
サミュエルにルカにレオン、リアン…、主要キャラがみんな好みで目が楽しかったです。

3

もうひたすら萌えるー!

溺愛系主人とツンデレ美人従者による、ジレジレの主従ものになります。
架空の国みたいですが、個人的にはイギリスっぽい印象を受けました。

伯爵であるサミュエル。
従者のルカに想いを寄せていますが、彼からはいつも冷たくあしらわれていてー・・・って感じのお話でしょうか。

こちらですね、実はストーリーとしては超王道でして、展開としても先の先まで読めちゃうんですよ。
あと、時代もので身分差がキモになるんですけど、そのあたりの掘り下げがやや弱いと言うんですかね?
オチなんかでも、都合の良さが目立つと言うか。
上手く行き過ぎ感があると言うか。
そんなワケで、このへんが気になる方にはオススメしかねるのです。
しかねるのですが、個人的にはめちゃくちゃ好きなお話でして!

や、これな、とにかく攻めの受けに対する溺愛っぷりが半端ないんですよね。
受けは基本的にクールな態度なんですけど、それにめげずにひたすら甘いセリフを吐きまくりって感じで。
また、受けのツンデレっぷりが最高に可愛くてですね。
こう、サミュエルの愛情表現ですが、非常にストレートなんですよ。
そんな彼からの言動に、普段はクールなルカが思わず真っ赤になったり素の表情を見せちゃったりしてと。

もともと主従ものは大好きなんですけど、この二人のやりとりや関係性がとにかくツボなんですよね。
もうひたすら萌える~!と。
また、サミュエルは貴族としては結構な変わり者になるんだろうけど、ルカの為なら身分も何もかも惜しくない!みたいな情熱的な所にもうっとりしちゃって。
領主としての責任だの何だのはとりあえず置いといて、受けを全力で守る攻めって素敵すぎ!みたいな。
普段はおっとり浮世離れって感じなのに、ここぞと言う時は男らしいのも格好いいよ!と。
ちなみに、お約束ではあるのですが、ツンデレ受けが実はめちゃくちゃ健気って言うのもツボでして。
彼は(暴走した)サミュエルから襲われれば蹴り飛ばしと、予想外の言動を見せてくれるのも面白いよなぁ。

身分差から二人は引き離されそうにみたいな、少し切ない部分はあるのです。
でも基本的には、主従二人のひたすら甘くてキュンなやりとりを楽しむ作品と言うんですかね。
王道も王道なんですけど、個人的にはめちゃくちゃツボ作品で楽しく読めました。

ところで、作者さんのお話で読んだのは3作目になるんですけど、イラストがかなり変わってますよね。
前作あたりから。
初期の頃とは全然雰囲気が違うけど、今の硬質な色気を感じさせるイラストの方がより好みです。
特に、受けの美人っぷりにうっとりしてる。
エロが濃厚なのにもニヤニヤしてる。
修正だけ、何とかならんのかなぁ。
シーモアで購入しましたが、キレイに白抜きでしたよ。

6

可愛いんだなあ

両片想いじれじれだけれど、攻めの愛が大きいお話でした。
主従ものによくある、身分差を軸にお話は進んでいきます。

攻めは単純明快な人なので、受けへの愛を隠すことなく伝えますし、行動に移していきます。
受けが小さい頃から一緒にいるので、なんで好きになったのだろう?と感情の部分ではやや疑問が残りますが...
受けしか見えていない様子には、潔さがあります。

それに対して受けのツンデレ具合といったら!
個人的に度がすぎるツンデレは苦手なんですが、この受けは可愛い。
攻めと関わると、普段の無表情が崩れて表情豊かになるところは萌えました。

そしてこの受けの最大の萌えポイントが、青い薔薇。
表紙にも描かれているこの薔薇が、受けの攻めに対する感情を物語っています。
冒頭で出てきたときは、そうかな?と思い、最後のエピソードでやっぱり!となります。

2人を取り巻く環境が改善されているわけではないので、これからも問題は起こりそうですが...
攻めがどうにかしてしまうんだろうな、と思える楽しい結末でした。

3

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP