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なきむし悪魔のマリアくん

nakimushi akuma no maria kun

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表題作なきむし悪魔のマリアくん

椎山覚,大学生
マリア,悪魔

同時収録作品毬谷くんと死神さん

毬谷潤,大学生
中田恭慈,死神

あらすじ

ずっと片想いしていた毬谷(まりや)くんを事故で失ってしまった大学生の椎山覚(しいやま・さとる)は、悲しみに打ちひしがれる中、ちょっとした手違いから、なんと悪魔を召喚してしまった。

好きな人を亡くした喪失感に嘆く覚に、悪魔はこんな取引を持ち掛ける。

「お前の寿命を俺にくれたら、その代わりに願いをひとつだけ叶えてやる。」

生きる望みをなくしかけていた覚が、寿命と引き換えに悪魔に望んだ願いは、「死んだ毬谷くんそっくりの姿で、俺の傍にいてほしい」というもの。覚の純粋な想いを健気に思った悪魔は願いを叶えてあげるが、毬谷と瓜ふたつになった姿を前に覚は理性を失い、「俺の童貞、毬谷くんに捧げます!」と大暴走。エッチしまくってしまう。

そのうえ、「毬谷くんにそっくりだから、お前は今日から『マリア』だ」「寿命がなくなるまで抱きまくってやるからな」と、覚はとんでもないワガママ男に。そんな覚を始末しようと考えたマリアは、魔法で死神を召喚する。だがその死神がマリアに一目惚れしてしまい、種族を超えた大騒動に発展して…?

クズ男な覚×健気でなきむしなマリアとその仲間たちが織りなす、ハートフルでスペクタクルな異種間ラブ!

表題作に加えて、悪魔のマリアに失恋した死神さんと、美男子・毬谷くんのその後の恋模様を描いたスピンオフ『毬谷くんと死神さん』も同時収録!

作品情報

作品名
なきむし悪魔のマリアくん
著者
佐野由岐彦 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
ボーイズDUOセレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784396700362
3.6

(9)

(3)

萌々

(3)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
31
評価数
9
平均
3.6 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数1

クズではなく最低な攻

二度目の作者様です。
絵柄は少し独特なタッチですので好みが別れると思います。
個人的には好きでした。
表題とは別に黒髪攻の毬谷の話が同時収録されています。


表題はワガママクズ童貞攻×健気で純情な悪魔(not淫魔)受というカプです。


お話しは片想いの相手の毬谷を事故で失い悲しみに暮れていた椎山覚(攻)
ひょんなことから人間の寿命を食べる悪魔マリアを召喚してしまい取引に応じてしまい……という感じで始まります。


すみません。
以下激辛口です。

もう最初から最後まで攻が生理的に無理でした。
話の展開上、最初はマリアを自分の好きな毬谷の代わりにするのは分かりますが結局覚がマリアを好きになったという描写は匂わせ的な感じでしかないですし最後に好意を口にして気持ちを確かめ合うんですが今までの覚の言動が最低すぎて全然トキめかないしマリア良かったね!とか一切思えなかった。
もっと覚ザマァ!!!展開が合った上で結ばれるならまだ応援しようと思いました。
個人的に一番無理だったのがマリアが覚に無自覚に惹かれ始めている展開なのに覚は結局毬谷のことが好きであわよくば毬谷と付き合って上手くいくかもーと浮かれるエピでめちゃくちゃイライラしましたが良くある展開この後、マリアが気持ちをぶつけるなり傷付いた表情で応援するなりして覚が罪悪感を感じるなりマリアに対する気持ちに多少なりとも変化が生じているのに気が付く展開になる筈!と気を落ち着かせながら読み進めたのですが覚は「俺の存在価値は」と聞いたマリアに対して「え?んーない、かな?」と。
もう、はぁぁぁ?!しかなかった。
クズ攻というよりも自己中なクソ童貞野郎。
「最後も好きになってとかワガママ言わないから優しくして」って告げるマリアに対して覚がにやにやしながら聞いてるのも人として最低過ぎじゃない?とドン引き。
そこはどれだけ自分がマリアを傷付けていたかを自覚して反省しするところでしょと心底呆れてしまいました。
もうこの話は読み返すことはないです。

3

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