てんてん
本品は『ご主人さまと謎解きを』のアマゾン限定特典ペーパーです。
本編後、加賀が政宗にランチに誘われるお話です。
警察庁に勤める加賀は実業家として多忙な日々を送る
大学時代の友人から珍しくランチの誘いを受けます。
今までも仕事の合間をぬって月1で飲みに行っていましたが
4月末に父である竜徳寺財閥の当主が病没し、
5月の頭には跡継ぎだった兄が殺され、
事故処理をして政宗が党首の座についたのが1カ月前です。
まだのんびり飲みに行く余裕がないのかもしれないと
政宗の都合に合わせると返した加賀でしたが・・・
A4サイズ片面にて
加賀視点にて正宗の変化が語られるお話です。
政宗がチョイスしたのは
加賀の勤め先からほど近いホテルのスカイラウンジでした。
加賀は政宗がやつれていていると思っていましたが
開口一番「元気そうじゃないか」でるほど
いい意味で裏切られます。
隙の無い装いは変りませんが、肌のつやがよくなり、
顔つきが以前とは違って見えます。
軽いジャブを繰り出そうとしていると政宗の方から
「日常の幸せの積み重ねが人生の豊かさになる」と
主語もなくある人物について語りだしたのです。
しかも加賀がやや呆然としていると
「まだ恋人をつくっていなかった」なら
「実感するのはむずかしいだろう」と謝るのですよ(笑)
デザートが終わるまで恋人との生活の幸せを聞かされ
なぜ夜ののみではなく昼に誘われたのかが判明する
・・・というコミカルなお話でした♪
本編の歩夢視点での政宗は
とってもカッコイイ大人な男ですが
気を許した友人の前では恋人に夢中なただの男です。
政宗の惚気を延々と聞かさた加賀は気の毒ですが
読者的にはたいへん美味しい小話でした (^O^)/
※他店舗特典(レビュー済)
フェア店特典は2人が旅行に行くお話、
コミコミ特典は歩の同窓会のお話になります。