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表題作ナイト・ウォーク

司,ルポライター
敦史,耳の奥でサイレンが鳴ると何かが起こる!?

あらすじ

耳の奥でサイレンが鳴ると、何かが起こる…!あ?
ルポライターの司と同棲中の敦史には
フシギな癖があった。
司が事件のネタを追って事件に巻き込まれそうになると
その予兆を耳鳴りで感じるのだ。
そんなある日、司の友人でヤクザの若頭・唯が
ネタを持ち込んできた!
とたんに敦史は、かつてない耳鳴りを感じて…!?

作品情報

作品名
ナイト・ウォーク
著者
宮本佳野 
作画
宮本佳野 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199603334
2.8

(6)

(0)

萌々

(1)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
16
評価数
6
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

怖い夜は抱き合って眠ろう

宮本佳野先生らしく、どこか寂しく、どこか悩みを抱え、それでもある種の逞しさを持つ男たちを繊細に描く作品。
そして、ちょっとオカルトの風味もあります。
主人公はアングラ系ライターの司と、司の元に転がり込んでいるフリーター(未成年)の敦史。
敦史は妙な能力?があって、なにか危険や危機があると耳鳴りが起きるのです。
司はそれを「サイレン」と呼んでいますが…

「Act:1 踊る猫たちの夜」
幽霊が出る家の取材が入った司。
耳鳴りに襲われた敦史は、その取材についていく。
なんの変哲もない家だったが、夜中に猫たちが何匹も何匹も部屋に入ってきて…
猫が教えてくれた幽霊の真相は…?
…と、つかみの1編はリアルオカルト。

「Act:2 エイリアン・リポート」
司の高校時代からの友人で、現役ヤクザの若頭・唯(ゆい)が登場。
その唯が、家出少年が居ついてしまったので何とかしてくれ、と司に依頼してくるのだが、その少年・六郎は、自分は宇宙人に誘拐されて体に何か埋め込まれた、と言うのです。
そんな不思議な1編なんだけど、「唯」という複雑で魅力的な存在感が印象に残ります。

「Act:3 サイレン」
「Act:4 サイレン2」
唯の依頼した仕事で司が家を空けることが多くなり、寂しい敦史。唯の方に懐くが…
実は唯の依頼した仕事は、唯の異母兄で冷酷な組長・剛(ごう)が率いる能倉組をツブす種を拾うこと。
唯の心の中には何があるのか、司と敦史の関係は?

後半にいくに従ってオカルト色は薄まっていくので、怖い話が苦手な人でも大丈夫。
私的には、割り切れない人間関係を描く何とも微妙な「宮本節」が好みなので、読みようによっては中途半端なんだけど私は好きです。

「番外編 【十三夜の訪問者】」
耳鳴りはなくなったけど、幽霊が見えてしまう敦史。家に連れてきちゃった…?コワイ!

1

一人超常現象

ちょっとホラー?

ルポライター・司の所にいつの間にか、いついてしまった、野良猫のような敦史、
敦史には危険を予知する能力があって、司に何かありそうだと、「耳鳴りのようなサイレン」が聞こえる。

1話「踊る猫たちの夜」
幽霊屋敷のルポのために、ある空き家に二人して泊まり込んだら、、、

2話「エイリアン・レポート」
家出少年は、エイリアンに攫われて来たと言い張って、、
唯さん登場編

3、4話「サイレン」
唯さんと、その兄・剛
唯は自分の組を潰そうとしていて

この話は2話続きだし、一番サスペンス

おまけ「十三夜の訪問者」
敦史は予知だけでなく、幽霊も見えるようになったようで、、、
同居者が増えてるよ、、、

敦史は、なんだかんだしているうちに、何となく、無理矢理入り込んだ野良猫から、恋人に昇格できた、のかな?

1

不思議系?

耳鳴り=サイレンが鳴ると変事が起こる!?敦史と
ルポライター司のお話。
不思議系のストーリーで、そっち系の話が好きな私は
ストーリーに入り込んでしまい、
ん?これってBLだよね?って感じでした。
Hシーンや、すれ違いなどもあるものの、
BLテイストはあっさり目かな、と感じました。
夜に読んだら、ちょっとぞわぞわする話とかもありました。
萌え…ではないけど、ストーリーは面白かったので萌評価で。

ちょっとネタバレ?
登場人物
オバケ?や宇宙人と交流した家出少年、司の昔の同級生がヤクザの若頭
など…結構バラエティに富んでる。

0

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